黒いピラミッド 聖東大学シークレット・ファイル (角川ホラー文庫)
- KADOKAWA (2021年2月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041091821
作品紹介・あらすじ
犬マスクの男が、古代エジプト研究室の教授を撲殺。大学の屋上から投身自殺した!
「黒いピラミッドが見える……あのアンクは呪われているんだ」
男の最期の言葉を聞いた若手講師・日下美羽はエジプトから持ち込まれた遺物“呪いのアンク”の謎を追う。
次々に起きる異常な事件。そして、禁断の遺跡にたどり着いた美羽を待ち受けるのは、想像を絶する恐怖と触れてはいけない秘密だった。
第25回日本ホラー小説大賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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世界観が良いと思いました。なんかコスモ
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日本ホラー小説大賞受賞したエジプシャン・ホラー。前半はサスペンス、舞台がエジプトに移る後半はハリウッド風の冒険エンターテインメントと言った感じ。正直少しも怖くないし、あちゃーな事件の真相と言い、アラは目立つ。ただハリウッド映画風のあっけらかんとした空気感は、あんまり日本のエンタメ界では見れない感じで、そういう意味では貴重かな。
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エジプトの地下の墓で発見された遺物のアンク。許可を得ず日本に持ち込まれる中、それを手にした者が次々と変死することから、このアンクを元々の場所に返そうとする主人公。終盤は幻の遺跡で、アヌビス神やアメミットなどの古代エジプトの神々も登場。エジプトや砂漠やだね、ピラミッドの雰囲気が臨場感があり、よく伝わってきて、スラスラと楽しく読めました。まだ続編もありそうな展開なので楽しみです。
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ピラミッドの呪いと聞いてウハウハで手に取る。
思いっきりB級ホラーを想像していたので(いい意味で)
ちょっとだけ期待していたものとは違った。
これは映像で見たらより楽しめそう。 -
呪いの描写が割とあっさりなのであんまり怖くない。どうして案内人なのか?など謎が残ったまま。