- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041091869
作品紹介・あらすじ
戸川海運会長・戸川孝之助に依頼され、瀬戸内海に点在する塩飽諸島のうちのひとつ、
香川県丸亀市本島に向かった天才発掘師・西原無量。
ギャラは破格で羽振りのよさが窺えるその現場には、無量の他に
犬飼、鳥海、猿渡という3人の発掘師も呼ばれていた。
発掘調査が始まった日、無量の元に鬼を名乗る人物からの嘆願書が届く。
どうかお願いです。
桃太郎が鬼の宝を狙っています。
やつらを退治してください。私たちの宝を守ってください。
あなただけが頼みです。
「桃太郎伝説」の真実とは――。桃太郎とはいったい誰なのか――。
大人気文庫書き下ろし、シリーズ第11弾!
感想・レビュー・書評
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この作品ラノベテイストなんだけど、歴史、考古学ネタはしっかりしているからそれをベースにした仮説ストーリーが面白いのです。図書館で見つけて何気なく手に取ったのが始まりだけど個人的にはあたりなシリーズです。以前に高田崇史さんのQEDシリーズを読んでいたからベースが自分の中にあるのも良かったのかな、と思ってます。
今回は桃太郎伝説。
新しいキャラが活躍。
萌絵と忍、から萌絵はある程度立場を確立し、今度は忍と降旗さんという人間関係にポイントが移ってきた。
2023.9.24
164詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
惜しい!凄い力量を感じる。サスペンスへの絡ませが幼稚過ぎる感。もったいない。重厚な下調べがなよって仕舞った。
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萌絵ちゃんの出番少なくてさみしい。けど存在感はあったよ!あー、早く平和が訪れてほしい
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西原無量シリーズ、11作目。
今回は、瀬戸内海の塩飽諸島にある鬼ヶ島伝説を元にした事件。瀬戸内海の海賊と言えば、村上水軍が有名だけど、塩飽水軍のことは知らなかったな。塩飽水軍の歴史も踏まえ、鬼ヶ島伝説と上手くハマっていて興味深く読めた。
前作から登場した宮内庁の降旗さんもイケメンで意外と良いキャラなんだけど、その分、無量を余計な方面に引きずり込まないで欲しいなと思ったり。 -
鬼から本物を守り抜け。
自分の仕事に誇りを持ち行動している者ほど、こんな遊びの様な現場に居るのは辛かったろうな。
彼が偽装に敏感なのは祖父の影響もあるかもしれないが、ただ単純に不正一つで歴史が簡単に変わってしまうのを知っているからではないだろうか。 -
思ったより良かった。続編読んでみます。
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桃太郎。このシリーズ好き