正義の天秤 アイギスの盾 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 41
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041091982

作品紹介・あらすじ

元医師の弁護士・鷹野を筆頭に、元引きこもりのゲームオタク、容姿端麗な元裁判官、名弁護士の娘、元刑事など、異色の経歴を持つ弁護士軍団が型破りな法廷戦術で真実を追究する。最強リーガル・ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • 大門剛明『正義の天秤 アイギスの盾』角川文庫。

    『正義の天秤』の続編。書き下ろしリーガル・ミステリー連作短編。5編を収録。

    前作は今一つという感じがしたが、本作は意外に面白い。

    短編という限られた時間の中に凝縮される冤罪事件をはじめとする様々な事件の弁護が描かれ、展開が早く面白い。しかし、こんなに簡単には冤罪や無実が証明されないというのが今の日本の司法の現実である。

    名門・師団坂法律事務所の刑事事件専門部門であるルーム1に持ち込まれる数々の弁護依頼。様々な経歴を持つルーム1の弁護士たちの活躍が描かれる。

    そんな中でハイライトはやはり最終話だろう。ルーム1の筆頭・鷹野和也が長年抱えていた過去の事件の完結編である。正直に言って、余りにも綺麗にまとめられた無難な結末には少しがっかりした。

    まだシリーズとして続く可能性を残しているものの、これで完結だろうか。

    本体価格760円
    ★★★★

  • 大門剛明の『正義の天秤』の続編。
    5編からなる短編集。

    前作で、名門の師団坂法律事務所の立て直しにやって来た元医師の弁護士・鷹野。

    荒療治で賛否両論があった彼が、なぜ弁護士になったのか?その悲しい過去の経緯が明らかとなります。

    特に、最後の『正義の心臓』は、彼の被告人が、何と彼が弁護士になるきっかけとなった別の事件の容疑者とは...
    果たして、被告人を弁護士として守るのか、それとも、弁護士を捨てて復讐に走るのか?

    最後は、やはり弁護士としての矜持でしょうか。
    今後の活躍を楽しみにしています。

  • 5話収録
    前回から続いているお話もありました
    今回もまたいろんな弁護がありましたが
    単純なものはなく楽しめました
    このシリーズは今後も出てきそうだなぁ

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著者プロフィール

1974年、三重県生まれ。龍谷大学文学部卒業。2009年、第29回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をダブル受賞した『雪冤』でデビュー。『不協和音 京都、刑事と検事の事件手帳』『氷の秒針』『獄の棘』『優しき共犯者』『テミスの求刑』『正義の天秤』『完全無罪』『死刑評決』『両刃の斧』『罪人に手向ける花』など、多数の著作がある。

「2021年 『この歌をあなたへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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