狼は眠らない (2) (角川コミックス・エース)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041092316

作品紹介・あらすじ

本格的に旅立ち冒険者として生きていくことにしたレカン。とある商人の依頼で護衛任務に就くことになったが、同行者は自称すご腕の女冒険者・エダ…魔物や盗賊の襲撃を、ポンコツなエダと共に乗り切れるのか!?

感想・レビュー・書評

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  •  冒険者レカンの異世界→異世界型転移物語の二巻は、近隣の大きな街ヴォーカを目指して護衛依頼を受ける前半と、レカンですら怯むほどの魔力を持った魔女シーラに(薬師として)弟子入りを目指す後半が収録されている。
     元の小説にある内容を巧みに省略し、一部コミカライズ用に話をアレンジしながらテンポよく描かれている印象の二巻だった。

     各々の内容を見ると味わい深いストーリーなのだが、テンポよく進んだことでサクサク進み過ぎている印象も少しあった二巻だった。
     前半の護衛依頼でアクセントになる女冒険者エダの存在は、露出の多さと比べて流れ過ぎてしまった感はあったし、後半の奉仕依頼もまたややイージーに進んだ印象もある。
     よくぞこれだけまとめたなと、原作を知っている分には感心させられる構成の巧みさなのだが、逆にまとまり過ぎた感触も否めなかった。

     そうした印象と、加えて物語的に大きな展開が欠けていた(派手な戦闘が少なかった)部分も含めて星四つ半相当と評価している。
     面白い仕上がりであり、前巻に引き続き緻密な描写の物語だが、それを踏まえた上での星評価である。

     なお、後追いで読んで思ったが、原作のストーリー上仕方ないにせよ、魅力的な姫君と別れてあまり魅力的に(この時点では)見えない少女が同行者となる展開は、結構痛かったかもしれない。

  • コーヒーブレイク本。

    ハイクオリティな画力で描かれている冒険者レカンの英雄譚、第2巻(2020/02/04発行、682E)。

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