オー・ヘンリー傑作集2 最後のひと葉 (角川文庫)

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本棚登録 : 131
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041092408

作品紹介・あらすじ

ニューヨークの下町で、夢を追いながら共同生活を送る若い画家のスーとジョンジー。だが、秋の終わり、ジョンジーが重い感染症にかかり、窓の外のツタを見つめながら「あの最後の葉が落ちるとき、わたしも死ぬ」と言いだす。それを聞いた初老の貧乏画家は……(「最後のひと葉」)。
このほか、「二十年後」「犠牲打」「運命の衝撃」など、ニューヨークの片隅で懸命に生きる人々の姿を描いた作品や、「救われた改心」「水車のある教会」「都市通信」など、アメリカ南部の情緒と風情を盛り込んだ作品など、味わいあふれる名作12話を収録。
既刊の『オー・ヘンリー傑作集1 賢者の贈り物』の16編とあわせて、文庫では最多のオー・ヘンリー短編28作を収録し、ファン必携の決定版となっている。
カバー絵は、オー・ヘンリーと同じく、晩年の10年足らずで数多くの傑作を残し壮絶な人生を駆け抜けた、ゴッホの名作「ひまわり」。

感想・レビュー・書評

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  • オーヘンリーの装丁に、ゴッホの向日葵とは。
    組み合わせが天才すぎる。
    新装版で中学生も手に取りやすくなりました。

  • 傑作選1に続き、こちらも珠玉の選定であった。

    表題の「最後のひと葉」はやはり素晴らしく、たった10頁足らずでここまで世界を広げ、意表をつき、感涙させるのは妙技である。

    そのほか「二十年後」、「魔女のパン」などのユーモアの効いたオチは最高。

    中でも「救われた改心」は、ヘンリー作品の中で随一と思っている。
    逆シンデレラストーリーのような話自体は、そこまで真新しいものではないが、最後数行の終い方、粋なセリフに痺れた。

    どこかでオチを知ってしまう前に先に読んだ方が良い。
    若い人にも読んでほしい作品。

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著者プロフィール

オー・ヘンリー/1862年、アメリカ・ノースカロライナ州出身。銀行勤務時代に横領罪で有罪判決を受け、服役中から短編小説を書きはじめる。ショートストーリーの名手と呼ばれ、庶民の哀歓を描く作品は時代や国境を越え多くの人々に愛され続けていて、生涯272編の短編作品を残し、これまで映画化された作品も多い。

「2023年 『魔女のパン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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