- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041092491
作品紹介・あらすじ
【全世界1億2千万部! カーネギー賞受賞シリーズ第2弾】
児童文学の金字塔! 新訳&挿絵付
装画・挿絵:ソノムラ
※本書は、既刊の角川つばさ文庫版の表記や表現を大人向けに【【大幅に】】加筆修正し、全ての漢字にふられていたルビをへらしたものです。
●あらすじ
夏休みが終わり、ルーシーたち4人兄妹は寄宿学校へ帰るため、駅で列車を待っていた。すると、不思議な力が働いて、あっというまに別世界へ。「ここはナルニア?」でも、何かがちがう。そこは、残忍なミラーズ王によって魔法が失われた、1千年後のナルニアだった。4人は、王の甥カスピアン王子と共に、ナルニアに魔法をよみがえらせようとするが、やがてアスランの存在さえ疑うようになり…。児童文学の金字塔を新訳で!
●新訳のここがポイント
翻訳にあたって、原文にあるリズムを生かすように工夫されています。たとえばトランプキンが使う言葉遊びですが、
「なにをぬかすか、こしぬかす」
「そいつはどうかな、かなぶんぶん」
「なんてこった、パンナコッタ!」
「なんてこったい、こいつはいったい」
などとなっています。また原文の格調高さをくずさぬよう、配慮されて訳されています。「英米の子どもたちが原文を読んで味わうとおりの「楽しさ」――知らない世界に出会うときのわくわく感や(略)好奇心もふくめて――を大切にしました」「とくに原文の解釈には最新の注意をはらいました」と、この本の底本となった角川つばさ文庫版の1巻の訳者あとがきに記されています。
感想・レビュー・書評
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ナルニア国物語シリーズ、
2冊目は新訳で読んでみた。
つばさ文庫版の新訳ともすこし違うらしい。
わたしは瀬田さんの訳が大好きだけれど、
新訳の河合さんもよかったです。
きちんと原作の雰囲気を残してくれているし、
解説からも愛が伝わる。
いまの子供たちは新訳と挿絵のほうが手に取りやすいだろうなあ。面白い作品なのでおすすめしていきたい。
個人的にはゲド戦記よりは読みやすさがあるシリーズだと思う。あちら自分との戦いだしな、、。
2冊目は「カスピアン王子」
4兄妹の世界では1年しかたっていないのに
ナルニアでは100年以上経過していた、という。
前作で出てきたあの角笛で
ナルニアに再び呼び戻される。
伏線(と言っていいのか)がまたお見事すぎて感服。
100年後のナルニアと
新しい王子をご堪能あれ。
この調子でシリーズ全部読んでしまいそうだな、、詳細をみるコメント0件をすべて表示
著者プロフィール
C・S・ルイスの作品





