一華後宮料理帖 (第十一品) (角川ビーンズ文庫)

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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041092569

作品紹介・あらすじ

龍家と鳳家――崑国を二分する戦は激しさを増していく。そのとき、追い込まれたショウ飛の前に現れたのは、飛び去ったはずの五龍だった! 天意に導かれるかのごとく終息する戦い。最後に残すは、反乱の首謀者である鳳朱西の処刑のみ。時を同じくして理美は知る。戦いの裏に、彼の優しい“野心”があったことを。「あなたに会えて良かった」居場所を知らなかった和国の少女は、唯一の華――“一華”となる。シリーズ堂々完結!

感想・レビュー・書評

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  • 1巻を読んだ時には想像もできなかった展開で最終巻を迎えました。個人的には皇帝の成長ぶりと人間性が好きだったので、皇帝とハッピーエンドになってもらいたかったのですが…。そうですよね、分かってましたよ…。

  • 最初の方は皇帝と女官(得意なのが料理)と官吏で三角関係してましたが、だんだん政争のほうに話がうつっていきました。
    三角関係のほうは女官と官吏の恋を全然応援できず、読むのが苦痛でした。女官が女官なのに主人公ゆえにご都合でいろんな事件に首をつっこまざるを得ないのが、無理あるなあと思いましたので。。
    ただ、ふんぞりかえっているだけだった皇帝が、人として成長していくストーリーとして見るなら面白かったです。なので、女官とくっつくのは皇帝がよかったな〜と思うしかないのでした。

  • 遂に最終巻!
    少女小説家の作者がここまで戦闘を書き切ったことに驚いた。
    読んでいて息苦しさを覚えるほどだったが、読み終わってみると感じていたよりもページ数は多くなかったのに濃密な時間だった。
    1巻の時点では恋愛ベースののんびりとした話だと思っていたので、随分とハードな展開が意外だ。

    正直、ハッピーエンドで終わると予測していたし、おおよその流れは予想通りだったが、それをきれいに回収してまとめ上げたのがすごい。
    最後の見開きのイラストも良かった。

  • かゆい所へ手が届かない終わり方。ビーンズ文庫でそれはないだろう!カバー絵目当てでここまで読み続けてきたけれど、読み返すか?と聞かれたら微妙。

  • 推しとくっつかなかったことが不満でしかない!

  • 完結。

  • 最終巻。

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著者プロフィール

広島県出身。第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞。『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』にてデビュー。温かく優しい読後感が持ち味で、登場人物の繊細な心理描写も高く評価されている。他著に「封鬼花伝」シリーズ、「箱入り王女の災難」シリーズ、「一華後宮料理帖」シリーズ、『ここは神楽坂西洋館』『仙文閣の稀書目録』などがある。

「2021年 『転生佳人伝 寵姫は二度皇帝と出会う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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