准教授・高槻彰良の推察5 生者は語り死者は踊る (角川文庫)
- KADOKAWA (2020年11月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041092651
作品紹介・あらすじ
幼い頃、青い提灯が揺れる「死者の祭」に迷い込んだ尚哉は、以来嘘が歪んで聞こえるように。そんな過去に決着をつけるべく、高槻と尚哉は長野へ。しかし、かつて祭が行われていた村は廃村になっていて……。
感想・レビュー・書評
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『百物語の夜』での百物語の雰囲気がいい。灯りが一つづつ消されていき、闇が深くなる感じが目に浮かぶよう。そして、高槻先生が語る、死者との距離感、向き合い方がなんだか優しくて救われる気がする。
『死者の祭り』では深町君が昔に迷い込んだ死者の祭りへ。祭りの謎には迫れたが、高槻先生の謎は深まるばかり。助けてくれた紗絵さんの謎も。
次巻も楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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地球っこさん♪こんにちは♪
あぁ、的確丁寧、そして素晴らしい推察をありがとうございます!
異界とは…になるほどです。ちょっと怖さよりも浪...地球っこさん♪こんにちは♪
あぁ、的確丁寧、そして素晴らしい推察をありがとうございます!
異界とは…になるほどです。ちょっと怖さよりも浪漫が拡がる感じですね¨̮♡
あ、私、変かな。
それにしてもあの祭りは怖かった…
じじばばでも容赦なく迫ってきましたもんね。
健ちゃんのシーン、もっとじっくり読めば良かったなー。
キーパーソンかもしれないですね!
私、ますますアキラ先生に心持っていかれました♡
天使です…( ⸝⸝⸝¯ ¯⸝⸝⸝ )2021/01/13 -
くるたんさん、こんばんはー!
異界は浪漫、いいですね♡
異界のなかでも、恒川さんの「夜市」もだけど、異界と祭りの組み合わせが、余計に...くるたんさん、こんばんはー!
異界は浪漫、いいですね♡
異界のなかでも、恒川さんの「夜市」もだけど、異界と祭りの組み合わせが、余計に恐怖とセンチメンタルな浪漫を醸し出しているのかもしれません……なんちゃって。
それにしても、じじばば怖かったですよね((( ;゚Д゚)))
想像してしまいましたよ、恐ろしや~
ここまで、話が進むと思ってなかったのでびっくりしたけど、最後は3歩進んで2歩下がるって感じでしたね 笑
くるたんさんにアキラ先生は譲るといたしまして(おいおい、何様!)、わたしはもう健ちゃんの「借りを作りたくねえ奴」を心待ちにしております(≧▽≦)
理想は、エリートでクールな細身のイケメン20代!
チャラい感じはNO THANK YOU 笑
女性だったら、ジェラシー感じて「ガーンガーン」ヽ(;´Д`)ノ
早く登場しないかな、楽しみです♡2021/01/13
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ついに…の一冊。
ついにあの祭りの真実を探るために長野へ向かった尚哉たち。
真実を知りたい気もあればまだ知りたくない気に読み手もさせられる展開は緊張感溢れるスタート。
想像以上の祭りの本気度、想像以上の恐怖。
あの坂はかなり怖かったな。
沙絵の助言がなかったら…至る所で感じた。
で、どうなるの⁈またまた最高に盛り上げてサッとさよならだなんて!
そして今回の番外編も実に良かった。
まさに"天使"、そう、その言葉がしっくり来るし、何があってもいつでも絶対に帰ってきて欲しい、その気持ちに激しく同意。
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くるたんさん、こんばんは!
ついにあのお祭りに辿り着いたのですか!?
沙絵さんも再登場!?
なにより想像以上の恐怖だなんてΣ(゚ロ...くるたんさん、こんばんは!
ついにあのお祭りに辿り着いたのですか!?
沙絵さんも再登場!?
なにより想像以上の恐怖だなんてΣ(゚ロ゚ノ)ノ
あー気になるー!
今は今年読み終わった本の感想は、今年中に書いてしまおうと、お正月休みに読みたい本を横目でチラチラしながら頑張ってるところです 笑
もちろん、准教授もスタンバってますよ。2020/12/28 -
地球っこさん♪こんばんは♪
そうなんです!マジ、あのお祭りの村へ…。沙絵さんはこれからのキーパーソンだと思われます‼︎
地球っこさんもゆっ...地球っこさん♪こんばんは♪
そうなんです!マジ、あのお祭りの村へ…。沙絵さんはこれからのキーパーソンだと思われます‼︎
地球っこさんもゆっくり楽しんでくださいね♬
私、ますますアキラ先生のファンになりました…(≧︎ω≦︎*)
あ、今年もお世話になりました¨̮♡
また来年もトークできるとうれしいです。
よろしくお願いします¨̮♡
2020/12/28 -
くるたんさーん
こちらこそお世話になりました(*>∀<*)
今年はいっぱいお話できて楽しかったです。
来年もお互い、たくさんの面白...くるたんさーん
こちらこそお世話になりました(*>∀<*)
今年はいっぱいお話できて楽しかったです。
来年もお互い、たくさんの面白い本にであえますように。。。
どうぞよろしくお願いします。
2020/12/28
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記念すべきブクログ登録100冊目は高槻先生です!
大学に入ってから100冊読んだと思うと感慨深いです( ´˘` )
第1章は「百物語」のお話でした。結構有名な怪談みたいですが、私は初めて聞きました。昔から怖い話が苦手なので、疎かったのかもしれません。
第2章では、ついに尚哉が参加した夜の盆踊りの調査に長野へ!
色々な人が忠告する中訪れたので、何が起こるのかわからずドキドキでした。
人魚の出来事の後ちょくちょく沙絵さんが出てきて、そろそろキャラクター紹介覧で出てこないかなーと思っています。ビジュアルが気になりますし...。今回も何やら意味深な助言を残して言って、ますます彼女の正体が気になるお話でした。
尚哉もチラッと言っていましたが、嘘が歪んで聞こえて不快になることも多い能力ですが、今更無くなっても、逆に誰を信用していいかわからず、疑心暗鬼の毎日になりそうで、今後上手く能力と付き合っていって欲しいです。
そろそろ高槻先生の過去にも深く触れていきそうな流れだなと思いました。暗い過去ではあると思いますが、やっぱり気になりますね。 -
大学2年生の夏。尚哉は自らの耳と「死者の祭」の真実を探るべく、高槻、佐々倉と長野の旧小山村へと向かう。
高槻彰良の考察シリーズの5巻目。
ついに尚哉が嘘を聞き分ける能力を得ることになった「死者の祭」の調査へ赴きます。生者の世界とは表裏一体の、死者の世界・神の世界。近いようで遠い世界に踏み込んでしまった彼らが知る真実は……。真実に近づいたはずなのに、全く謎は解けず、むしろ越えてはいけない一線を越えてしまったように不安な気分になり、続きが気になりますね……。
メインはこの「死者の祭」の話なのですが、その前話にあたる「百物語の夜」で語られる、死者と生者の関わり方の話にとても共感しました。身内に幼い子供を亡くした方がおり、今は落ち着いているようですが、その方もお盆などの度に「夢であの子が会いに来てくれた」などよく語っていました。幽霊話の根源にあるのは、死者への思慕。忌避する人も多いですが、宗教や怪談などが生者への慰撫になる場合もあるというのは、忘れず心に留めておきたい。
また、「【extra】マシュマロココアの王子様」で語られる瑠衣子の心中もとても良かったです。いつもとは少し違う可愛らしい語り口の話。言葉では形容の難しい”好き”。いてくれれば満足という気持ち。優しい人には、優しさに囲まれていてほしい。それこそ「胸の中に温かい明りが灯るような」一話でした。 -
ついに直哉の行った“死者の祭“へと。
赤い提灯は生者、青い提灯は死者のための色分けだったんだ。
祭りからは帰って来れたけど高槻教授はもう1人現れて。。また謎は深まるったな。 -
一気に話が進みました。
ついに「死者の祭」に踏み込んだ内容になり、シリーズ急展開です。
沙絵さんも再登場していい味を出しています。
少し盆踊りについて詳しくなれる感じでした。 -
いよいよ、本物の怪異と遭遇。前巻から、現象と人の解釈だけでは説明のつかない本物の怪異らしきエピソードが出始めていたが、今回、主人公の特異能力の原因が本物の怪異によるものだと明らかになる。
本物の怪異の出現により、これまでと明らかに局面が変わった。今後どんな展開になるのか、物語の行方が楽しみである。