- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041092828
作品紹介・あらすじ
柳沢吉保と、葉月家に恨みのある五色四郎は、定光の正体が村上虎丸であるという事実に迫りつつあった。虎丸の故郷近く、尾道にも怪しい影が。さらに月姫にも、身代わりを知られてしまい……。
感想・レビュー・書評
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再興への道 ー 身代わり若殿 葉月定光シリーズの7作目《完》
2021.03発行。字の大きさは…中。
旗本・葉月家の若殿・定光の替え玉となり、葉月家を御家断絶の危機から救うべく奮闘する村上虎丸の物語です。
執拗に葉月家を潰そうとする大老格・柳沢吉保は、広島へ派遣した隠密が、葉月定光が村上虎丸である証人を連れて江戸に帰って来る。虎丸は、柳沢家の下屋敷の座敷牢に入れられ監禁されるが、5代将軍徳川綱吉の救いの手が差し伸べられる。
それでも柳沢は、謀をもって虎丸を殺そうとする。そこに紀州徳川吉宗が……。
【読後】
妻・月姫との仲がなかなか進まず、いらいらしたが、やっとお互いの想いが通じたと思ったら、今度は、涙ながらに別れる事となる。最後は、傷ついた虎丸を月姫が看病する結びとなり完結する。
読み終って、正直やっと終わったかという思いです。本当になかなか進展しない物語に、イライラしていました。
2021.05.04読了
消えた姫君 ー 身代わり若殿 葉月定光シリーズの6作目 2020.12.06読了
https://booklog.jp/users/kw19/archives/1/4041092817#
疑う眼差し ー 身代わり若殿 葉月定光シリーズの5作目 2020.06.07読了
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しつこい男 ― 身代わり若殿 葉月定光シリーズの4作目 2019.10.14読了
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寝所の刃光 ― 身代わり若殿 葉月定光シリーズの3作目 2019.05.14読了
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身代わり若殿 葉月定光シリーズの2作目以前は、ブクロク登録前に読みました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最終話の発売を前に、過去の分まで読み終えて臨んだ。酷い悪役としての叔父の五色は最後まで悪のままかと思ったが、同じ悪役の柳沢に貶めらて、やっと気がついたのかも知れない。人情に厚い主人公が、最後は色々な人々に助けられハッピーエンドで終えることができて良かった。
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チョッとバタついた終わりかただけど‼️
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こういう結末になったのですね。
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第七弾で最終話
全てが明らかにされ、藩は取り潰し、これまでの苦労は?
吉宗の案で偽装死、吉宗に仕え、月姫とも
非常に安易な終わり方、虎丸の個人的な良さは残るが -
L 身代わり若殿7 完結
だらだら続くのかと思いきや最終巻。手詰まりだったのかなぁ。物語半ばで虎丸は身動きできない状態に。仕方ないっちゃ仕方ないけど、シリーズ全体で身動きとれない時間長くないか?
そして私の予想とは違った方向で完結。
なんていうか、めでたしめでたしじゃなくてこの終わり方だと完全に不幸になった家来いるだろ!的な。最初から身代わりなければ断絶だったから結果は同じなのか…?
今回に限らず突然悪役パートが挿入されて、なんだ?と思っているうちに悪役が大暴れして無理矢理虎丸が活躍する形はどうなのかね。実写の時代劇ならアリかもしれんが文だとぶっとんでる感半端ないぞ。結末、ご都合にも程がある。
最初はあんなに絶賛してたんだけどなぁ。