アノニム (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 2371
感想 : 151
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041092941

感想・レビュー・書評

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  • 珍しく現代劇。
    アノニムチームの活躍がもっとみたくなる。

  • 少し尻切れとんぼ感はあるが、楽しくあっという間に読めた。余韻はないので、その分星マイナス2。

  • 映像映えしそうな本。原田マハには珍しくエンタメ味の強い内容だった かっくいー!

  • 久々に凄く面白く読めた小説!
    内容や会話の流れが児童書のように子供っぽく感じる部分もあったが、意外とそれを求めていたのかも。台湾が舞台だったり、登場人物が世界を股に掛ける凄腕集団だったりするところが、気分をグローバルにしてくれて楽しかった。

  • 秘密のプロ集団ってそれだけでワクワクしちゃう。ミリちゃんがお気に入り。勝手に声優考えながら読みました。オタクのさが。ジャンポロックの絵は実物を見たことがあったので、テンション上げだった。

  • 2回目。やっぱりアノニムカッコいい…!みんな行動とか発言がスマートで憧れる。失敗しないところも安心して読める。ただ張英才のキャラが極端すぎる所だけがキズかな。ぜひ!続編を!

  • 楽園のカンヴァスを読んで、原田マハのアートに関する小説を他にも読んでみようと思い、手を取った。楽園のカンヴァスと共通するところとしてアートを題材としてミステリーの要素を掛け合わせてるのが原田マハ作品の特徴だと思った。スピード感がある作品で、スラスラと読み進めることができたが、一高校生が描いた作品が贋作だと見抜かれないことなどあり得るのか、なぜ描いた時の記憶がなくなっているのかなど、現実では起こり得ないだろうということも感じだが、気にせずに読み進め、華やかな空気感を楽しむ作品なのだと思う。

  • 謎のアート窃盗団『アノニム』。次のターゲットは、ジャクソン・ポロックの未発表作「ナンバー・ゼロ」!その作品を盗むために選んだのが、難読症の高校生。この少年とアノニムが起こす作戦とは??

    アートとオークションの描写が細かく、でも知らない人でもわかりやすい描写がどんどん引き込まれて面白かった。

  • アートシリーズかと思って手に取ったら、アートはアートでもちょっと視点のちがうお話だった。盗まれたアートを盗み返して持ち主に返す。しかもコンディションチェックも完璧で、時には補修さえもされている。そんな謎の集団アノニムのメンバーのお話だった。おもしろかったなぁ。こういう感じの話すごく好き!わくわくするし、新たな学びもあったりして。今回のターゲットはジャクソン・ポロック。アクションペインティングって初めてちゃんと見たからおもしろかった。こんな画家もいるだな。アノニムのメンバーで別の事件もやってほしいなぁ。

  • 今回はアーティストやアートに焦点を当てた「ノンフィクションにフィクションをおりまぜたアート小説」ではなく、華やかなオークションの世界とアーティストを夢見る若者と「ミッションインポッシブル」的な義賊集団という、かなりエンターテイメントなストーリーでした。
    映画になっても面白そう!

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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