茨の墓標 警視庁文書捜査官 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 203
感想 : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041093085

作品紹介・あらすじ

都内で土中から見つかった身元不明の男性の変死体。その傍らには不気味な四行詩が残されていた。理沙たち文書解読班は男性の身元と詩の示唆する内容を捜査し始めるが、続々と猟奇遺体と詩が見つかり……。

感想・レビュー・書評

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  • 麻見和史『茨の墓標 警視庁文書捜査官』角川文庫。

    シリーズ第8弾。

    テレビドラマ化されたこともあり、異常な文字マニアの鳴海理沙警部補のイメージが頭の中に浮かび、読み易い。テレビドラマでは矢代は女性だったが……

    今回の謎解きは少しスッキリしないところがあるが、ストーリーは面白い。

    小金井市の廃屋で土に埋められた身元不明の男性の刺殺体が発見される。被害者のポケットに残されていた謎の四行詩。文書解読班の鳴海理沙と矢代、夏目は文書の解読と被害者の身元を調査を行うが、類似の四行詩を残す第2の殺人事件が起きる。そして、第1の殺人事件の物証から浮かび上がる10年前の未解決殺人事件との関係。さらには第3、第4の殺人事件が……

    本体価格680円
    ★★★★

  • シリーズ、エピソード・ゼロを含め8冊め。
    文書解読班の面々も、キャラがしっかり書き分けられ、ますます面白くなりましたね。

    都内の住宅地で、土に埋められた身元不明の刺殺遺体が発見された。

    そこにあったのは、不気味な四行詩。
    文書解読班でも、なかなか解読できないうちに、第二、第三の似たような事件が発生してしまう。

    そして、不可解な謎は、奥多摩のある閉鎖的な集落へと辿り着く。
    果たして、文書解読班の面々は、真実に辿り着けるのか?

  • 警視庁文書捜査官シリーズ
     土に埋められていた死体。そばには4行からなる詩がつけられていた。そして懐中時計。懐中時計は過去に強盗殺人で亡くなった男性のものだった。捜査の途中で住民わずかな辰井集落というところにたどり着く。大地主がいまだに権力を握っていた。さらに続く殺人も集落に関係のある被害者ばかりだった。

     面白-。毎回このシリーズ楽しめる。今回は連続殺人、4行詩、人口が少ない閉鎖的な集落、人物入れ替わりって、どんだけ興味をひく要素が入ってるんだーという感じ。それをぴったりとつなぎ合わせてお話にしている。さらに、メンバーのキャラクターにも磨きがかかり、やっぱり夏目の「意見具申」にはわくわくしたし、BL小説を書いているところも笑ってしまった。
     このシリーズ好きだな。

  • 警視庁文書捜査官シリーズ、8作目。

    遺体のそばから出てきた謎の四行詩。更に第二、第三と同じような見立て殺人が続くうえ、閉鎖的な田舎集落特有の怪しい雰囲気と、面白そうなミステリ要素が散りばめられていて、面白かった。最近、他のシリーズでも事件構造は上手く練られているのだけれど、肝心の捜査過程の描写が妙に雑に感じることが多かった著者の作品だっただけに、今作は久しぶりにそれも含めて最後まで面白く読めた。鳴海の文章分析能力も発揮できていたし、足を使って捜査する矢代と夏目のコンビもだんだんハマってきた感じ。チーム捜査が上手く進んでいると、読んでいて楽しいワ。

  • 4行詩になぞられた殺人事件に文書捜査官が挑む…タイトルと中身が後半まで合いませんが、後半になって驚く展開があります。

  • 警視庁文書捜査官シリーズの第8弾
    テレビドラマになっているから登場人物
    が頭に浮かびサクサク読めてしまう
    犯人もサクサク判るわけではないので
    いささか残念です(*´▽`*)

    最近の小説の設定はキツいのだろうか?

  • 平和に始まり不穏に終わる

  • シリーズ8作目。相変わらず麻見さんの話は、事件がえげつないのが多い。好きじゃないんだけど、ついつい読んでしまってる。謎解きとしては非常に凝ってるよなあ。ただ、今回の4行詩は、面白くなかった。テレビドラマ化されたメンバーと構成が違うのは、あとからこのシリーズ読み始めたけど、完全に慣れたと思うんだけど、理沙が波瑠ちゃんに思えてしまって、自分で違う、違うと突っ込んでる

  • 不気味な四行詩に沿った連続見立て殺人が発生!
    都内の住宅街で土に埋められていた身元不明の刺殺遺体。
    そのポケットから出てきたのは、現場の状況を想起させるような謎の四行詩だった――。
    文書解読班リーダーの理沙(りさ)が詩の解読に取り組み、矢代(やしろ)と夏目(なつめ)は被害者の身元を追うが、新たな詩とその内容に見立てたかのような遺体が出てしまう。
    理沙たちはやがて、奥多摩のとある集落にたどり着き……。
    複雑に絡まる過去の糸。そして詩のからくりが解かれるとき、戦慄の事実が明らかになる!

  • 夏目が生理的に無理。
    矢代はこの女のことを分ぶん殴ってもいい。
    気持ちが悪い同僚である。
    ちょっと耐えられないし笑えない。
    こういう人無理。

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著者プロフィール

1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。『石の繭』から始まる「警視庁殺人分析班」シリーズで人気を集める。その他著書に「警視庁文書捜査官」シリーズ、「特捜7」シリーズ、「重犯罪取材班・早乙女綾香」シリーズ、『深紅の断片 警防課救命チーム』『共犯レクイエム 公安外事五課』『骸の鍵』『擬態の殻 刑事・一條聡士』などがある。

「2023年 『琥珀の闇 警視庁文書捜査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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