語らいサンドイッチ (2)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041093115

作品紹介・あらすじ

大阪の小さなサンドイッチ店『ピクニック・バスケット』を営む仲の良い姉妹・笹子と蕗子。
彼女たちの店には、今日も悩みを抱えた人々が、心を癒す絶品サンドイッチを求めてやってくる。
人気シリーズ第2弾!

感想・レビュー・書評

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  • めぐり逢いサンドイッチの続編。
    食べ物には、人を幸せにする力がある改めて感じました。笹ちゃんと蕗ちゃん姉妹もホッコリするし、まわりの人たちが温かい。
    サンドイッチが食べたくなった。

  • 大阪の靱公園の近くで、サンドイッチ屋さんを営む、清水笹子、蕗子姉妹のシリーズ第二弾。

    今回は、キューカンバーサンドイッチに、クラブサンドイッチ。笹子さんの後輩の結婚式に登場したサンドイッチケーキなど。本の表紙に、登場するサンドイッチのイラストが描かれているので、イメージしやすいです。今は無くなってしまったお店のサンドイッチや、食べ物を、思い出話を聞いて笹子さんが作る。味は完全に同じではないけれど、食べると、味覚が当時の忘れていた記憶を運んでくる。笹子さんは、お客さんの要望にこたえるため、一生懸命に、試行錯誤しながらサンドイッチを作ります。その姿勢がとてもいいです。本当に、お客さんに寄り添ったサンドイッチ屋さんです。こんな素敵なお店、近くにあったらいいなぁ。

  • それぞれの思い入れのサンドイッチがあって、悩みや問題に寄り添ってくれている感じが素敵です。

  • 笹ちゃん、蕗ちゃん姉妹のサンドイッチシリーズ第2弾‼️表紙をみてワクワクしていたらお話も美味しそうなお料理が目白押し。キューカンバサンドイッチはパンの種類も変えていて歯ごたえもあるなんて。無性に食べたくなってしまった。恋愛パートも盛りだくさんでドキドキの展開もあったり、パンへの果てなき探究心がお客様の心を温める優しいストーリーに今回もほっこりできました。

  • おもしろかったけど、なんとも無難にまとめてきたかな、という、、、
    最近、こういう食べ物系の話がとても多くなっているので、そのなかで突出した存在感を出すのが難しくなってきてますね。

  • とても優しい本でした。そっと人に寄り添い、そばにいる。笹ちゃんの人となりがとても温かくて安心できるし、蕗ちゃんのまっすぐさも好感が持てました。
    こちらの本が2作品目だと知らずに読んだので、1作品目もぜひ読みたいです。

  • シリーズ2作目。
    サンドイッチ専門店「ピクニック・バスケット」の優しい雰囲気は今回も同じで、とても癒された。
    そこに笹子と蕗子のそれぞれの恋愛が加わり、お楽しみが一つ増えた。
    こういうピュアな恋愛の方が、可愛くてなんだか恥ずかしくなってしまう。
    読みながらニヤニヤしていたかも。

  • みんなで協力しあい幸せのサンドイッチを作り上げていくとても心温まるお話だった。

  • シリーズ2作目。
    美味しいものは人を幸せにすると実感できる小説。
    柔らかくて優しいお話。読んでるだけで癒される。
    そしてもちろんサンドイッチ食べたくなる。
    スウェーデンのお祝いのサンドイッチケーキ『スモーガストルタ』実際に見てみたいし、食べてみたい。

  • 緑いっぱいの公園に面した、白いドアに赤い屋根が目印の『ピクニック・バスケット』は、姉の笹子と妹の蕗子の清水姉妹が営む小さな手作りサンドイッチの店。

    悩みを抱えた人たちが、とびきりのサンドイッチで心をふんわりとほぐされ、笑顔を取り戻してゆく。


    谷瑞穂さん、初読。
    装丁のイラストの色合いに惹かれて手に取り、読了してブクログに登録しようとして、はじめて気づいた。むむ、シリーズ二作目だったとは、迂闊であった。
    でも、まったく問題なし。
    清水姉妹は血の繋がりがないのかな、そんな話あったっけ…という気配はあったけれど。

    主に元気で明るい蕗子の視点から語られる物語は、パン職人の川端さんへの恋も含めて、どこまでも柔らかく優しい味わい。
    のんびりした休日の明るい昼間に読むのにはぴったり。なんといってもサンドイッチだしね。

    一作目も読もう。

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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