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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041093801
作品紹介・あらすじ
バックパックを背負って詩人が飛び込んだ
世界の国々――10年を辿るエッセイ!
ゾウの頭の上でその可愛さと揺れにメロメロ、
失恋を引きずるダメンズと友人になったタイ王国、
サハラ砂漠から日本のラジオに生中継。
パリ、路上の賭け事で大勝利のはずが…。
下北沢で自由を愛する人々に憧れる。
タイ、カンボジア、ベトナム、台湾、フランス、
北欧、スペイン、モロッコ、
奄美大島、東北、長野、東京……
旅に出たくて仕方ないすべての読者に贈る15編!
●目次
〈海外編〉
灼熱のタイ旅行記
カンボジアの青年たち
バックパッカー姉妹
台湾の温泉
フィンランドの大学生
フランス危機一髪
カタルーニャのキッチン
砂漠と迷宮のモロッコ紀行
私って、アジア人なんですね
母とジャスミンティー
〈国内編〉
一人旅のススメ
奄美大島の神さま
旅が栖になった上田
銀河鉄道の旅
私の下北沢
みんなの感想まとめ
多様な文化や価値観を体験しながら、旅の魅力を存分に味わうエッセイが描かれています。著者は、異国の地での出会いやトラブルを楽しみながら、心温まるエピソードを綴り、読者に旅の楽しさを伝えています。時には笑...
感想・レビュー・書評
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商品には値段がついていて、買い物をするとお釣りをもらう。
お釣りは1円単位で、絶対にくれるし、足りない、ごめんなさい、なんてことはまずない。ましてやお釣りをごまかすとか、あわよくば吹っ掛けてやろう、なんて疑うことは、そう。日本にいたらまずお目にかかることはない。
でも、外に出ると、値段がついていないことが普通だし、お釣りが(空港であっても)飴玉ででてきたり、ごまかされたり。
それでも、旅先で仲良くなったら。気心が知れたら、そんなことはないのね。
そこまで溶け込むことができるか。そこまで楽しむことができるか。
トラブルを糧に、敢えてトラブルWelcome、と言って楽しんでいることがわかります。
若いうちは、やっぱり外の空気を吸って、かいで。いろいろな価値観を吸収するのはいいことだとおもいます。
「ガンジス河でバタフライ」はもっともっと飛んでいるような気がします(名作ですね)。
もう、直感でいい人かどうかがわかる、と言い切っています。それは流石です。
「結局目的は私のお金だったのね、、、」というシーンが出てきます。
人種差別にもお怒りでした。ちょっとしたことでその国のイメージがマイナスになってしまいます。同感です。
被災地の旅が最後のほうにあります。
数百年にいちど、と言われる災害に備えるための工事。はたしてその建築物は数百年の耐用年数はあるのか、その災害が自然災害によるものでないとしたら。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いい音がする文章 を読んで他の本も読んでみたいとなり、こちらを読了。
益田ミリさんの本はスーツケースを持って行く、自分に一番近い旅の雰囲気で、高野秀行さんは冒険家とすると、高橋さんは間というか、バックパッカー。
自分からすると、少し勇気のいる所に足を踏み込んだ旅をされている感じ。
いい音がする文章の時も思ったけれど読み易い文章で、寝る前に少しづつ読むのに良かった。 -
世界は広く、人はさまざま。
あの地、あの国、あの場所で、何を見るのか
感じるのか。
イキイキと活気ある描写に、時に笑いながら、
旅ならではの恐怖にドキドキしながら
読み進む。
そして、どこにいても、誰にあったとしても
作者のような、おおらかで、フラットで、
世界を俯瞰する眼差しを持っていたら
受け入れられるのだ、と改めて思う。
旅の描写の中で、生きること、人生についての
大切なことがさらりと書かれていて、
それがとてもスパイシーに胸に響く。
遠くに行く日も、近くを散歩する日も
こんな視点、考えを持って歩きたいなぁ
と思わされた。 -
本屋の棚で、目立っていた。コロナの流行でで自由な海外旅行にも行けなくなり、2020年3月、台湾旅行をキャンセルした。旅を栖とす。いいな、羨ましいな、とずっと気になっていた本だった。
タイ、カンボジア、台湾、フィンランド、フランス、スペイン、モロッコ、ベトナム、熊本、奄美大島、長野、宮城、下北沢。いろんなところに行って、色んなものを食べ、いろんな人と出会う。ああ、旅っていいよなぁ!
旅日記が好きだ。旅の間って、新しいものに出会って興奮している傍ら、自分と向き合う時間が多くなる気がする。ひとり旅だからだろうか?決めることが多いひとり旅は、自分の価値観と向き合わざるを得ない。友達と行った旅行でも、小遣い帳がわりの日記をよくつけていた。行った先でノートを買い、つらつらと行ったところ、何買った、何食べた、いくらだったと。なぜか夜書いて、一緒に行った友達が読んでた。あの日記たち、捨てちゃったな。今読んだらおもしろかったのにな。
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旅の楽しさって非現実的でハプニングがあって思いもかけないことがあるそういうところ
初めて目にする景色や音や匂いといった、いつもと違う空気にじわじわとしだいに包まれていく。ゆっくりとやってくるその感覚が最近はたまらなく心地良い
深夜特急の女の子バージョンみたいに思った
映画『プール』観てみます
内を見るための外
旅は人生という生まれた時から始まる長い旅の中の休憩 -
自分も旅がすきで、本の装丁がとても可愛くて惹かれた。
もっと高齢の方が書いてると想像していたが、読んでいる途中で高橋さんのことを調べてチャットモンチーだったのにびっくりした。
行ったことあるところについては自分の体験を思い出し、まだのところにはほうほう行ってみたいと思った。
カンボジアのエピソードでの乞食のような人々にお金を渡すシーン、『彼らは国の犠牲者で、もしかしたら自分がそうなっていたかもしれない』については日本だってそういうことがあるよなと思った。 -
通勤電車で読んでて、妹について書いてるところでなぜか涙腺が緩む。妹いないのになんでだろ。
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筆者のこれまで行った国々の旅路を、コロナ禍において立ち止まってしまった今振り返っていくエッセイ。
旅に出た時の楽しい感じだけではない違和感や、もやもや。
残念な思い出なども描かれている。
国によって異なる文化は思想、親切の度合いや反対の気持ちなど。
日本人という、自分というフィルターを通して感じることをありのまま表現されてて、
あー、旅ってそーゆーことよね
と思い出す一冊。
だから本当に旅した気になるし、旅とは何ぞや?と立ち止まることのできる作品。
海外旅行も解禁になってきた今のタイミングで読めて良かったな。 -
海外旅行に行けないので、本の中だけでも行った気になりたい...!と思って購入。
最後まで読んだ時、私も旅を終えたような気持ちになりました。 -
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コロナ禍で旅に出かけられない今だからこそ
読んで良かったです。
高橋さんの肩肘張らない素直な感性で捉えた旅の記録が
オムニバス形式で綴られているので
いつやめても、いつ読み始めても読みやすく
長い間の読書が楽しめました。
私も高橋さん同様
小さい頃に自転車で走り回ってそこら辺を冒険していた時に
感じたあのわくわく感を
旅の間中、味わっていたなあと思い起こしました。
知ること、感じること、考えること、成長することが
旅とセットでした。 -
「旅」に妙に心惹かれる時期であったこと。チャットモンチーのファンであったこと。その2つによって本書を手に取った。
本当に徒然なるままに旅のあれこれを記したエッセイで、何かを結論づけたいとか、素敵なことを言いたいとか、そういうちょっとわざとらしい所が微塵もなくて、着の身着のまま感じたことを言葉に落とし込んでいる1冊だった。どの章でも、著者の感性の豊かさが伝わってくる。同じものを見ても、感じることは人それぞれ全く違うのだろうなと、当たり前の素敵なことを思い知らされた。
直近で読んだ別の旅エッセイでも、旅は距離ではなく、気持ちだと書かれていた。旅をたくさんした人ほどそう感じるのかもしれない。
旅になかなか行きづらい今、日々起こる小さな出来事を見逃さずに、どんな毎日も旅のように心豊かに過ごしていきたいと思った。
そして旅に行ける日が来たら、まず、東北へ行きたい。 -
旅に出られない! 旅行したい! という気持ちで旅エッセイを読む。
この本が面白いのは、私が好きな、旅先での起きたことだけを描くのではなくて、自分の心うちに起きたことについても描かれていること。だからこそ面白い。
そして、かつて自分が旅した時のことを思い出す。
この先、旅行に行ける状況になるかはわからないが、過去の旅の思い出は失われないんだなという気持ちになれた。面白かった。 -
チャットモンチーの元ドラマーである高橋久美子さんのエッセイ。私はチャットモンチーのファンだが、著者がバンドを辞めてからの作家活動は特に追っていなかった。たまたま SNS で本書が発売されるというのを目にして、その「旅を栖とす」というタイトルの響きと表紙のデザインに惹かれて購入した。いわゆるジャケ買いというやつだ。
バンドを辞めてからの約 10 年で旅の様子が書かれており、本書の 8 割が海外編、残りが国内編となっている。ほとんどが私の行ったことのない土地への旅であるが、読んでいるとそのときの情景や著者の気持ちがよく伝わってきた。バックパッカーとしての旅であり、しかも観光名所を巡るというよりは現地の日常をみることを重視している。現地の人とも積極的に交流していて、その土地独自の人生観や経済状況、政治・宗教による影響が書かれており非常に興味深い。自分の日本での生活について考え直すきっかけになったし、日本人は良くも悪くも細かすぎるのかなと感じた。
日本では考えられないような出来事でドキドキする場面もあったが、全体を通して読んで心が満たされた。読むきっかけとなったタイトルや表紙デザインも含めてお気に入りの一冊となった。 -
妹に借りて読みましたが、自分の手元に置いておきたいと思える1冊でした。
旅行先で、風景を見て、音を聞いて、匂いを嗅いで、もっともっとその地を感じたい!そんな旅がしたい!と強く思いました。
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旅エッセイ。自由で冒険心いっぱいの、くみこんが旅先で感じた気持ちが大切に書いてあり、楽しく読み終えた。お金の在り方、使い方などは興味深かく、考えさせられた。日本でも観光地は観光地価格で高いもんな。
一緒に旅をする妹さんとの関係も素敵だった。自由人のくみこんに妹さんが「帰ったらお母さんに言いつけてやるけんな」って言うとこにクスリと笑えた。「何歳じゃ!」とくみこん。仲の良さが羨ましい。
海外も日本国内のエピソードも読んでいて楽しく、時にハラハラして、一緒に旅した気持ちにもさせてもらえた。自分も旅に出るとしたら?と妄想が膨らんだ一冊。勇気を出して一歩を踏み出してみたくなった。
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「旅に出たい旅をしたい旅人になりたい」の帯にそうだそうだ!とジャケ買い。読み始めるまでチャットモンチーの人と気づかなかった。多才。
面白いものへの嗅覚とオープンさが、作者の旅を面白くしているのがよくわかる。
行きたいところの志向が自分と似ていて嬉しい。
行ったことがある町の名がでてくると、自分の旅の記憶もよみがえる。トゥクトゥクの交渉ひとつにドキドキし、話しかけてくる人はすべて疑い、思わぬ親切に泣きそうになった日々。
いまは滞在型の旅行が好きだけれど、行き当たりばったりのヒリヒリする旅行もまたしてみたいかもと思った。 -
元チャットモンチーのドラムス・高橋久美子さんの旅エッセイ。素直に感じたことが書かれていて、そして旅の様子がイメージしやすく書いてある。行ったことがない所も、イメージしやすく書かれていて、本の中に書かれていたように、まさに一緒に旅をしている気分になるような本だった。
一カ国目がタイ、二カ国目がカンボジアとなっていて、自分の旅遍歴(まだ二カ国しか行ったことない)と一緒だ!と思った。ここ行ったことあるなーとか、より面白く読めたと思う。他の国に行った時も、日本に帰ってきてから旅行エッセイで出てきたところを読み直してみたいと思った。 -
不確実性を旅の中に積極的に取り込んで、楽しみ尽くしてしまおうという衝動と言うかエネルギーが凄い!
やっぱり、表現をしたい・実際に楽器を使って表現出来る人の性質?気質?、自分には振り絞っても出て来ないなぁと感心する。表現が自然で率直なので、心にストレートに響く気がする、 -
はー旅に出たい
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
高橋久美子の作品
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