狼は恋を知らねど (Ruby collection)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 37
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041093900

作品紹介・あらすじ

手負いの子狼の命を救った流浪の草木薬師のセイジの前に、一匹の黒い狼が現れる。彼は幻といわれる人狼で、セイジは御礼として人狼族の居城へ招待されることに。しかし、そこで次期首領の病を知ったセイジは、その治療のための薬草探しに巻き込まれてしまう。その旅の過程で、首領の血族である黒い狼・ツバルから熱い求愛を受けることになるセイジ。初恋同士の恋愛は、前途多難で…?

感想・レビュー・書評

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  • 序盤はとにかく、本当にしんどかった。
    説明調がなのか、その内容そのものなのか、鉛を飲み込むかの如く、ちっとも読み進められず、途中一回断念しようと思ったんだけど、、、
    何がって、ただただこのページ数を考えて、再読は尚しんどいなーと思い直し、どうにか読了。
    結果星3つけるくらい、内容としては面白く読了を迎えられました。
    ただし、これはどうなのかな、、、BLというよりは、この種族とか展開とかそういうところが面白くは合ったけれども、これがBLである必要が感じられなかったのと、こんだけ長いのに、途中途中の起伏が大したことなくて「早くページをめくりたい!」と思えるようになったのは、だいぶ終盤になってからだった。
    作家さんとしては、とても素敵な先生だと思えましたが、あとはこれは、場数的なことなのかな。。。次の作品を期待したい。

  • 恋愛がピュアピュアかつボリューム特大で児童書ファンタジーを読んだような感じ

  • ★3.6

  • 己の出生を知らず人狼の血を引きながらも、流浪の薬師として生きてきたセイジ
    白狼の血筋の中次黒毛を持つ次期受領の弟、ツバル

    ツバルの弟、ヨルを助けた事から人狼の世界と繋がり、恋をしり出生の秘密を知り家族を持つ
    初めての恋を不器用に真面目に温める二人が良かったです。
    薬師ではありながら、草木薬師の力があり、土を浄化させるセイジの仕事や、ヨルの無邪気さが可愛いかったですわ。
    森の匂い、風の香り、土の感触を感じる静かな文章に、不器用でピュアな二人が合っていました。

  • 人狼(マイペースな天然)×草木薬師
    人狼の子供を助けたことによって色々巻き込まれてゆくストーリー。頼りになるけど恋愛には疎くアドバイスを実践しまくるド天然な兄貴と流されやすい草木薬師(こっちも恋愛初心者)な二人の関係が良い。最初に察することが出来る部分があり、アレなんだろうな〜と思いつつ正解。最後の展開は緩くてちょっと釈然としない部分もありw
    旅の途中助けた人達の出番とかあったら良かったけど、ストーリーとしては旅をしたり小さい世界ではなかったので面白かったです。

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