煉獄の獅子たち

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 100
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041094112

作品紹介・あらすじ

関東最大の暴力団・東鞘会は大きなターニング・ポイントを迎えていた。会長の氏家必勝が逮捕された上、死期が迫っていたのだ。跡目を継ぐのは誰か? 改革路線で頭角を現した副会長の神津太一か、あるいは実子の氏家勝一か。勝一の子分で、その栄達を信じて疑わない織内鉄は、必勝が下した決断に衝撃を受ける。跡目に選ばれたのはなんと神津だった……。一方警察は、必勝の逮捕を端緒に、組織の壊滅を目論んでいた。ヤクザ者を心底憎む組対四課の我妻邦彦は、違法すれすれの荒業で東鞘会構成員を逮捕、更なる大物を狙っていた。しかし、捜査中に出会ったある女性が我妻の心を狂わせはじめる。
大注目を浴びた『地獄の犬たち』の続篇にして前日譚――。

感想・レビュー・書評

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  • 「ヘルドックス」の前日譚みたいなもの。
    これも前作に劣らないほどハッちゃけたストーリー。
    こういう物語も行くところまで行ったって感じですかね。お腹いっぱい。
    煉獄とは天国でも地獄でもなく、地獄に行く途中で審問の炎にあぶられる身となる。
    地獄にさえ堕ちることが出来ずに炎にあぶられながら血反吐を吐きながら抗争を続ける男たちの物語。
    深町さんの、こういうのはもう良いかな~。ちょっともううんざり。

    Amazonより:::
    関東最大の暴力団・東鞘会は大きなターニング・ポイントを迎えていた。
    会長の氏家必勝が逮捕された上、死期が迫っていたのだ。
    跡目を継ぐのは誰か? 改革路線で頭角を現した副会長の神津太一か、あるいは実子の氏家勝一か。
    勝一の子分で、その栄達を信じて疑わない織内鉄は、必勝が下した決断に衝撃を受ける。
    跡目に選ばれたのはなんと神津だった……。
    一方警察は、必勝の逮捕を端緒に、組織の壊滅を目論んでいた。
    ヤクザ者を心底憎む組対四課の我妻邦彦は、違法すれすれの荒業で東鞘会構成員を逮捕、更なる大物を狙っていた。
    しかし、捜査中に出会ったある女性が我妻の心を狂わせはじめる。
    大注目を浴びた『地獄の犬たち』の続篇にして前日譚――。

  • 同じ仕掛けを使うかと思っていたら『ヘルドッグス』の続編で前日譚だったのね。たださらにその仕掛けを真似た織内が前作に出ていたかは覚えてない。本作に戻ると馳星周の暗黒小説に近い匂いを感じた。切れ者の木羽が土壇場になってヘタッたくだりで作品自体が台無しになりかけたが十朱が説明してくれたのでかろうじて踏みとどまった印象。お陰で最後まで楽しめた。続きはあるのか?

  • 117たくさん人が死ぬのに矜持とか男気とかを感じられ無いなあ。浜田文人読みすぎたかな。

  • 『地獄の犬たち』の前日譚的内容の深町秋生さんの新刊。極道に警察官さらには殺し屋も登場するアウトレイジ+ファブル(+ダブルフェイス)といった感じの作品で、関東最大の暴力団を巡る跡目抗争を巡り刑事とヒットマンが入り乱れて戦うシリアスな内容ながら、登場人物のセリフ回しが面白いので非常に読みやすい(ちょっとグロい場面もある)。『地獄の犬たち』の主要キャラも登場するので、読んだ人にはオススメできる内容。

  • 苦手な世界のお話しだけれど
    流石です。

  • 「地獄の犬たち」を読んでからにすればよかったと後悔していますが、間違いなく深町作品の真骨頂。設定に多少無理はあっても関係ないぐらい力強い文章とストーリテリング、意表をつく裏切りの連続、最後まで息をつかせぬ展開力。今まで読んできた深町作品の中ではベストと言い切れる作品。読み始めると眠れなくなります。

  • 図書館で借りた本。
    裏社会の話。ものすごく人が死にます。お姉さんとその旦那さん、生きてて欲しかった。生きて、みんな幸せになって欲しかった。

  • 関東最大の暴力団での熾烈な跡目抗争が起きていた。
    死期の近い現会長の実子と、台頭著しい会長代理……
    会長代理を暗殺すべく、動き出す
    一方、ヤクザを心底恨む組対四課の彼は、組を壊滅すべく非合法も厭わない捜査で迫っていく……

    外道たちの愛と裏切りに奔走され、いずれ破滅に向かうことに。

  • 面白く読めた

  • 煉獄とは死者が天国に行く前に一時滞留する場でこの話に出てくる輩(警察、やくざ共々)は??、地獄の獅子たちなのだが。。
    内容は身内にも牙を剥く、裏切りの数々に恐怖すら覚える警察の囮捜査を含めた抗争劇でのバイオレンスものでついつい引き込まれる。

    関東最大の暴力団・東鞘会で熾烈な跡目抗争が起きていた。死期の近い現会長・氏家必勝の実子・勝一と、台頭著しい会長代理の神津太一。勝一は袂を分ち和梢連合を立上げ東鞘会に挑み、勝一の子分である織内鉄は、神津の暗殺に動き出す。一方、ヤクザを心底憎む警視庁組対四課の我妻は、東鞘会を壊滅すべく非合法も厭わない捜査で東鞘会に迫る、最後は組織力に勝る東鞘会の新たな会長十朱の前に警察、和梢連合は非情な抗争で敗北する。十朱は警察の囮捜査官だがミイラ取りがミイラになる非常さと警察で養った戦術を持ち合わせ、最後は勝一の裏切りで我妻等は命を落とす。残された織内、警察内の阿内が手を組み次巻を伺わせる内容で終える

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著者プロフィール

1975年山形県生まれ。2004年『果てしなき渇き』で第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。同作は14年『渇き。』として映画化、話題となる。11年『アウトバーン』に始まる「八神瑛子」シリーズが40万部を突破。著書に『卑怯者の流儀』『探偵は女手ひとつ』など多数。

「2020年 『煉獄の獅子たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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