- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041094129
作品紹介・あらすじ
心霊探偵八雲シリーズ、16年間分の魅力をぎゅっと凝縮。ここでしか読むことができない短編や、未公開のイラストギャラリーまで掲載。ファン待望の一冊がここに!!
感想・レビュー・書評
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心霊探偵八雲・本編完結記念の、ファンブックのような1冊。
対談がメインと言えるが、作品とつながりのある方々からのメッセージ、単行本・文庫本のイラスト担当の加藤アカツキさん、鈴木康士さんが自薦した推しイラストページ、全巻あらすじ・主な登場人物紹介・著者コメントページ、読者からのメッセージ、そして本編12巻後をえがいたショートショートページが収録されている。
本編12巻を読み終えた直後だったので、ショートショートページは特にうれしかったが、すぐ読み終わってしまったので、「もっと物語の続きを読みたい!!」とおもってしまった。
あんなに大変な目に合い続けた八雲と晴香なので、もっとしあわせな姿をみたいのだ…!!
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また、レアページとしては心霊探偵八雲の原点である自費出版本「赤い隻眼」のなかの、「開かずの間に巣食うもの」だろう。
このお話に手が加えられ、心霊探偵八雲の第1話となったわけだが、お話の流れとしてはほぼ同じなため、久しぶりに読む第1話みたいな感じで、懐かしくもあり、そしてやっぱりおもしろかった。
更にこのお話を読んですぐに書評が続き、原型の「開かずの間に巣食うもの」と第1話との細かな違い…アップデートした点について解説が読めたのもとてもよかった。
この書評のあとに、全巻あらすじ紹介が続くので、他の巻を読み返したくなってしまうところも、ニクイ演出と言えよう。
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ちなみに外伝的既刊「魂の素数」は、晴香に出会う前の八雲のお話で、こちらは大学生の八雲と、准教授の御子柴が登場している。
御子柴が登場したのは「魂の素数」がはじめてと思い込んでいたが、全巻紹介を読み、本編9巻にも御子柴が登場していたことを知った。
9巻、たしかに読んだはずなのだが、御子柴の存在がさっぱり記憶から抜け落ちている…
これは、本編読み直しがいがありそうである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
完結、そしてその後にこの本を読むと、先生やスタッフの苦労がよくわかる。
まだ絞り出せば話が続くんじゃないのか?
そう名残惜しく思うファンの一人です。 -
これまでの八雲に関する事。
それぞれの短編が記載されている。
遂に完結を迎えた、この作品への愛が詰まっている一冊である。 -
石井さん達の会の店員が感情があるのかないのかって感じで、石井さん達との対比が面白かった。
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既刊のあらすじが載っているのでおさらいによい
イラスト多目もうれしい -
これぞシリーズ集大成。対談ありインタビューありイラストあり、そしてなんといっても12巻の後日談が収録されているのが見逃せません。大団円に次ぐ大団円。ほっこりさせられること請け合い。個人的には石井と真琴のコンビにほっとさせられました。八雲と晴香のコンビより心配でしたよこの二人(笑)。
そしてシリーズの原型となったデビュー作「赤い隻眼」の第一話が収録されている点にも注目。「心霊探偵八雲1」のとストーリーとしてはほぼ同じだけれど。読み心地にはいろいろ違う点があって、読み比べてみるのも一興です。 -
みんなのその後が。とにかく良かった。
奈緒ちゃんが笑顔で嬉しいよ。そして一心さんも喜んでるね。一心さんは出てないけど(笑)
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