新・入り婿侍商い帖 遠島の罠(一) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 46
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041094174

作品紹介・あらすじ

羽前屋に旗本吉根家の用人から、米を仕入れてほしいと依頼があった。同じ頃、角次郎は藩米の仲介仲間の寄り合いで、仙波屋に声をかけられ、吉根家を紹介される。どうやら取引には裏がありそうで……。

感想・レビュー・書評

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  • 入り婿侍商い帖シリーズの20作目
    「遠島の罠㈠ ー 新・入り婿侍商い帖」シリーズ(第二期)の4作目
    2020.05発行。字の大きさは…小。

    【怒り】
    しばらくは、話が見えなくて・・・途中から3部作の1作目だから大元はどこだ、今回捕まるのはどこだ、と考えて読むようにしていました。そして後半に入ったら、大元の川越藩15万石の年寄・大槻と大店の米問屋・仙波屋を残して、末端の旗本・吉根家と米問屋・倉田屋が捕まって今回は落着と考えていたのに、とうとう予想が外れて、焦りました。

    米問屋・大黒屋角次郎が、遠島になってしまったのです。
    角次郎は、何も悪いことしていないのに罠にはめられて遠島になったのです。こんな理不尽なことが有りますか・・・、読んでいて焦りながら、怒りが湧いてきます。
    著者・千野隆司さんは、なにを考えている・・・。

    【物語】
    この物語は、旗本の次男・五月女角次郎が、小さな搗米屋・大黒屋に婿入りし、角次郎一代で大黒屋を中心として1万俵を扱うまでの大店の米問屋にした物語です。
    これからは、長男・羽前屋善太郎が・・・と思って、いたのですが・・・。

    此度は、川越藩松平家の継嗣問題に絡んで松平家の年寄・大槻と米問屋・仙波屋を中心として謀をもって大黒屋、羽前屋を潰し、仙波屋が手に入れ、その資金を継嗣問題につぎ込もうとした大槻の謀に、強引にはまったという強引な話です。
    2020.07.01読了

  • 2020年5月角川文庫刊。書き下ろし。新たな火の粉のせいで角次郎が遠島にまで追い込まれるのは、シリーズ中初の展開。次作では、これを跳ね返す大黒屋を取り巻く人々の活躍が楽しみ。

  • まさかまさかの遠島!

  • 千野隆司 著「遠島の罠」、新・入り婿侍商い帖シリーズ№4、2020.5発行。角次郎・お万季の時代から善太郎・お稲の時代に変わったシリーズ。今回は大黒屋を陥れようとする企みによって、冤罪で角次郎が島流しに。

  • 珍しく裏の裏を描いたといったところ。ということで続編が待たれる。秋か…

  • 2022.12.28

  • 57

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著者プロフィール

1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年、『夜の道行』で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から“第二の藤沢周平”と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。「入り婿侍」シリーズは、評論家の縄田一男氏から「著者の新たな頂点」と絶賛を受けた近年の代表作。他の主なシリーズに「おれは一万石」「出世侍」など。

「2023年 『新・入り婿侍商い帖 お波津の婿(三)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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