凶血 公安調査官 霧坂美紅 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 73
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041094204

作品紹介・あらすじ

日本中を震撼させていた連続老女強殺事件の犯人が逮捕された。しかし犯人の持ち物から、被害者の夫が旧日本軍で研究していた恐ろしい細菌についての遺書が発見され、公安調査官・霧坂美紅が調査に乗り出す。

感想・レビュー・書評

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  • 吉田恭教『凶血 公安調査官 霧坂美紅』角川ホラー文庫。

    角川文庫の今月新刊4冊連続読みのラストを飾る作品。『ラストの大どんでん返しに、瞠目せよ!』と帯にあるので、じゃあ読んでやろうじゃないかと。著者とはTwitterで喧嘩したことがあるので良い印象は無いし、これまで文庫化された作品も読んでみたが大して面白くはなく、全体的に評価は低いのだが……

    と、また前置きが長くなってしまった。

    旧日本軍が開発したウイルス兵器を巡るサスペンス・ホラー小説。

    悔しいが、まあまあ楽しめた。しかし、前半と後半のストーリー展開のバランスが悪く、所々直ぐには理解が難しい記述があったりと、諸手を挙げて絶賛出来る作品ではなかった。もう少し全体のバランスや文章の隅々まで練り上げれば、もっと読み易く面白い作品になったと思う。非常に勿体無い。

    いきなり2021年春に主人公の元自衛官の公安調査庁調査官、霧坂美紅が10年間に及ぶ眠りから目覚める場面から始まり、10年前の2010年夏のブロローグへと突入し、そのまま本編へと雪崩れ込む。

    何故、霧坂は10年間もの長い間、眠っていたのか……霧坂が調査する連続老女殺害事件に関連する旧日本軍の情報とカルト教団……女性刑事の中野千明が捜査する女子大生変死事件……

    恐らくシリーズの第1弾という位置付けで、異形の最強ヒロイン誕生の巻といったところなのだろう。

    本体価格720円
    ★★★★

  • 最初に 公安調査官なるものが、わからないけど、主人公が、女性で、霧坂美紅という名で、登場と、思って、読み出した。
    裏表紙を見ると、疾風怒濤のサスペンス・ミステリーと、書かれている。

    そして、衝撃的な最初のベッドから目覚めた、主人公 美紅が、10年も眠り続けていたと・・・
    それからプロローグが、始まるだ。

    公安調査庁、警視庁、シャンバラ、Ⅴ BLUTの4つwardが、この小説の中に出て来る。

    最初は、連続老女殺害事件から始まるのだけど、それは、戦時中旧日本軍の開発したウイルス兵器の開発に手を染めた夫たちの情報が、欲しがっている犯人の仕業であることが、段々わかって来るのだが、・・・・

    女性刑事の中島千明は、異常な変死体を見せられる。
    今まで、見たことも無い死体である。

    それが、ウイルス兵器とその変死体とが、段々と、結びついて来る。
    強靭的身体能力、再生できる身体なのに、太陽の光を浴びたら、強度の火傷以上が、身体に起こる。

    そんな身体を持ちたいと、願う者が、居る。

    知性的、透き通った瞳を持ち整った顔立ち。
    学歴も東大でありながら、朗らかで、エリートまっしぐらと、何もかも、整った坂東。

    最後の犯人が、わかった時は、なるほど!と、思いながらも、美紅も坂東のウイルスに勝つ、リッサウイルスに、自ら、切り札になるために感染していた事に、衝撃であった。

    身体が、傷ついても再生できる身体能力。
    不死身の身体であっても、精神的負担というものが、加味されていないような・・・・

    最後を読んで、最初の話が結びつくようになっている。

    少しカルト集団が、登場して来たりして、読むのに、時間がかかってしまった。

    そうそう、ミステリーとして読んでいたけど、角川ホラー文庫になっていたのに、最後、初版の発行の月日をみて、ホラーものだったことに気付いた。
    気付くのが遅かったけど、今のコロナ禍に、核兵器並みのウイルス兵器の話 少し、怖いな~と、読み終えた次第である。

  • 04月-11。3.0点。
    連続老女殺人事件の犯人が逮捕される。被害者にはある共通点が。
    旧日本軍での細菌研究に端を発し捜査を進めると、恐るべき事実が。。

    スピード感あり。ラストはそう来たか。
    シリーズ化。。うーーん。。

  • おお!面白かったぞ!!キャラも良かったし!
    でもみんな、命張り過ぎじゃん?www

  • 2020/05/30読了

  • 2010年夏、日本中を震撼させた連続老女殺害事件の犯人が逮捕された。
    しかし犯人が、戦時中死亡した被害者の夫の遺書を持っていたことで事態は急転。
    そこには旧日本軍が開発した恐るべきウイルス兵器の情報が。
    そして公安調査庁調査官、霧坂美紅が現場に駆り出される。

    一方、女性刑事の中島千明は、異様な変死体に戸惑っていた。
    ウイルス兵器と変死体、2つがつながったとき、事態は驚くべき方向へ

  • 子供が学校の朝読書に選んだ本を読んでみた。バイオレンスホラーは中学生にはどうなの?とも思うが、自分で選んて完読したのだからしょうがない。
    おっさんの感想ほ、うーむ、設定自体ちと単純で、正直イマイチでした。
    子供は一冊完読して、達成感をかんじているようなので、何よりそれは良かった。
    いま、東野圭吾の本を読んでる。

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著者プロフィール

佐賀県生まれ。島根県在住。2011年『変若水(をちみづ)』(光文社)島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作に選ばれデビュー。主な著作に『凶血公安調査官 霧坂美紅』(KADOKAWA)『凶眼の魔女』(実業之日本社)『化身の哭く森』(講談社)『背律』(原書房)『堕天使の秤』(光文社)『四面の阿修羅』(南雲堂)

「2023年 『龍のはらわた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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