- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041095478
作品紹介・あらすじ
湖に転落した大学生の隼斗は異世界にトリップし、青い花を慈しむ黒龍王・琳堂と引き寄せられるように出会う。隼斗は幼少期に神隠しに遭い、その間の記憶を失っていたが、その花には見覚えがあった。不思議に思いつつも、元の世界に戻すと約束する琳堂に信頼を寄せる隼斗だったが、琳堂と敵対する狼栄から隼斗の中に龍の力の源である龍玉があると告げられ、命を狙われるように。「もうそなたを失いたくない」と切なげに告げ、隼斗を守ることを誓う琳堂に、胸がざわめくが…?
感想・レビュー・書評
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突然異世界にトリップし、囚人として捕まってしまった隼斗。絶体絶命の状況から救ってくれて、しかも元の世界に戻すと言ってくれた琳堂を慕うのは当然かも。優しさにどんどん惹かれていくのも。隼斗のこと手放したくないけれど、隼斗のために元の世界に戻そうとする琳堂と、琳堂と離れがたくてどうすればいいか分からなくなる隼斗。お互いのことを思うからこそのすれ違いはもどかしかった。
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