アルファ皇子の宮中秘恋 (角川ルビー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041095508

作品紹介・あらすじ

幼い頃に尊顔を拝して以来帝に憧れ続け、お役に立ちたいと猛勉強して、唯一のベータとして上級官吏に登用された瑞春。そんな彼にある日、帝からお召しがかかる。その用件とは、帝と顔は似ているが、放蕩者と噂の弟皇子・淑英の創設する研究機関の秘書役に抜擢するというものだった。始めは反感ばかりだったが、噂とは違い、淑英が有能で優しい人物で、帝を影で支えていたと知り、次第に心を開く瑞春。そんな折、ベータと思っていた自分の体がオメガの発情を始めてしまい…!?

感想・レビュー・書評

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  • 同じ作者の中華系オメガバースなら前作のがよかったけど本作もまあまあ
    宮中の設定が地に足がついていてよい。何かふわっと有能な主人公とするのではなくて、ちゃんと仕事ができる描き方は交換。仕事ができて食事も沢山食べるという主人公のオメガっぽい女々しさがない男前の気質がよかった。2人がくっつくのはまあよかったねーくらい
    何か宮中の問題、完全に解決せずに終わったのでこの治世が長くは続かないのでは…となる

  • 良かった!とても好みのお話でした!
    序盤は攻が誰だか分からない感じで進んでいって、そこがワクワクしたし、キャラも可愛くて良かった。攻受も兄も妃もモブもみんな可愛いかった。
    小中先生の作品はとにかく展開が面白い。設定もなんも面白い!
    素晴らしい!

  • とってもよかったです。ふたりが小憎らしいやりとりをしつつも、お互いに惹かれあってる様子がとてもよかったです。瑞春が賢いのにどこか素直で抜けてるのがよいです。御手印のところは笑ってしまう。初めての本格的な発情のところもぐっと我慢して宥めるだけなのが、淑英の誠実さや優しさが感じられて、ぐっときます。でも基本ちょっと意地悪なとこも好き。お仕事での関係性があってその上でっていうのもとてもよいです。

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著者プロフィール

小中大豆(こなかだいず)・作家・白泉社「指先がすれ違う」にてデビュー・現在、BL各レーベルで執筆中

「2022年 『王さまのがっこう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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