ドキュメント

著者 :
  • KADOKAWA
3.05
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  • (22)
本棚登録 : 1978
感想 : 171
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041095577

作品紹介・あらすじ

人と人。対面でのコミュニケーションがむずかしくなった今だからこそ、
「”伝える”って何だ?」ということを、青海学院放送部のみんなと、真剣に考えてみました。  ――湊かなえ

中学時代に陸上で全国大会を目指していた町田圭祐は、交通事故に遭い高校では放送部に入ることに。圭祐を誘った正也、久米さんたちと放送コンテストのラジオドラマ部門で全国大会準決勝まで進むも、惜しくも決勝には行けなかった。三年生引退後、圭祐らは新たにテレビドキュメント部門の題材としてドローンを駆使して陸上部を撮影していく。やがて映像の中に、煙草を持って陸上部の部室から出てくる同級生の良太の姿が発見された。圭祐が真実を探っていくと、計画を企てた意外な人物が明らかになって……。

感想・レビュー・書評

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  • ブロードキャストと、ドキュメントは
    繋がっているらしい。
    と知り、ブロードキャストの内容を
    良く覚えていない為、再読した。
    読んでおいてよかった。
    しっかり、ドキュメントと繋がっていた。もしブロードキャストを再読していなかったら、チンプンカンプンだった
    かと思う。

    湊かなえ推しのこの私が、ブクログに入って初めて★二つなどという評価をつけた。(o_ _)o心苦しい・・・・

    ・・・・正直なところ、スローな展開、
    高校生の部活という、私にとっては苦手な分野のお話だったと思う。
    部活動に熱を入れる、という経験がない。

    お話の初めに、ハーフマラソン大会が
    ある。定員300人、参加費3000円かかる。このマラソン大会には、くじ引きがあり、ゴールした順に引く。
    ノートパソコン、お米、ドライヤー、炊飯器・・・・かと思うと、箱ティッシュ、
    トイレットペーパー、タオル、サラダ油
    など、ピンキリだ。
    そこで放送部員の一人が、ドローンを
    当てた。放送部にとって活動上、いい機材だと思う。きっといい撮影ができるのではないだろうか?
    ・・・・くじ運、もっていたんでしょうね。

    2021、7、11 読了

    • ポプラ並木さん
      ゆうママさん、風邪のお加減はいかがでしょうか?別のお気に入りさんから「白」湊だと聞かされドロドロ好きの自分としてはちょっと寂しくなっています...
      ゆうママさん、風邪のお加減はいかがでしょうか?別のお気に入りさんから「白」湊だと聞かされドロドロ好きの自分としてはちょっと寂しくなっています。ブロードキャスト=放送??ゆうママさんの感想から放送部というのが関係しそうですね。ゆうママさんの感想から読んでみたいと思いましたよ。放送部のドローン??
      2021/07/14
    • アールグレイさん
      今日は測ってないけどだるくて、熱を測るのがイマイチ(*´д`*)
      雷、降ってきたし。
      海苔巻き二つ食べられた。
      ドキュメント、わたしは面白く...
      今日は測ってないけどだるくて、熱を測るのがイマイチ(*´д`*)
      雷、降ってきたし。
      海苔巻き二つ食べられた。
      ドキュメント、わたしは面白くなかった。展開が少ない。
      雨夜の星たち、借りているのに読めない。
      2021/07/14
    • ポプラ並木さん
      ゆうママさん、こんばんは。まだ会議中です。雷は収まったかな?食欲も出てきたようでよかったです。果物は食べやすいし水分も摂れるので良いですよ。...
      ゆうママさん、こんばんは。まだ会議中です。雷は収まったかな?食欲も出てきたようでよかったです。果物は食べやすいし水分も摂れるので良いですよ。イヤミスの黒湊が自分は大好物。自分にも合っていないかも~早く治るといいですね。頑張れ~
      2021/07/14
  • 『ブロードキャスト』に引き続き、青海学院放送部のみんなのその後を知ることが出来て良かったです。
    コンテスト本番がこういう展開になるとは予想外でしたし、ラストの終わり方はとても嬉しいものでした。
    さらに続きがあったらいいのに。最高学年になった圭佑達を見てみたいです。^_^

  • ブロードキャストの続編となっている。

    中学時代に陸上部で夢を追い求めていたが、事故に遭い高校では放送部に入った町田君を軸に展開していく。
    放送部で新たな自分を見つけたようにもみえるのだがどうしても陸上部のことが気になっているようだと感じてしまう。

    全体的に部活動を絡めた内容ではあり、思春期の感情の表現は湊さんならでは…と思うのだがちょっと物足りなさを感じた。

  • 湊かなえ作品ということで期待いっぱいで読んだものの、
    淡々とゆっくりした展開が続き、面白くないなと何度も止めようとした。

    途中(やっとという感じが否定できない)、喫煙事件が起きていよいよ!と期待したが、それもやはり淡々と過ぎてしまった。

    ところで高校生、放送部員というのはあんなに物を考えているの?
    白井部長なんて、高校生というより、人生一周経験して2回目の高校生やってますみたいな、老齢の香りすら漂っているよ。

  • ブロードキャストの続編。前半はディベートシーンが続き、放送部としての活動が語られます。後半になると起承転結の転、事件がおきます。その事件をきっかけにそれぞれの抱える事情や、主人公の苦悩を乗り越えた先に見えた新たな目標など、人は人に出会って変わっていけるのだとあらためて思わせてくれるストーリーでした。いまのコロナの時代の理不尽な日々の描写も、きっと良い方に変わっていけると思わせてくれるものでした。

  • 高校生達が主役で、読者も同世代を想定した仕上がり。以前読んだ「オルタネイト」を思い出させた。
    たまたま大学駅伝、中学駅伝を最近読んだが、今回は高校駅伝が少し絡んでいたが、それほどガッツリと駅伝にヒューチャーした作品ではなかった。

  • わからない。喫煙事件を起こした人の動機も微妙。そして、その事件を詰問するシーンでの放送部員の反応もハテナ?更に、何故に主人公迄もが反省しているのか、その心の動きが全く理解できない。
    報道する側としての視点を偏ったものにしてはならないというのは分かるけど、その話と、喫煙事件の冤罪をつくる行為は、同列に扱ってはならない、扱えるものではないのに、同列に扱われている。
    全くもって登場人物達の心の動きを理解できない。

    人間、分からないこと、理解出来ないことはあるのだという絶望感。どうしても気持ちが悪い。
    そうした気持ち悪さが引っかかって星4つ

  • 自分は、全く自分に関わりの無いジャンルの話でも普通はスッと入って行ける方だと思っている。
    ましてやそれが湊かなえさんの作品ならスルスルスルッと入り込めるだろうと。
    ところが、どうも本作は読みにくくて読みにくくて仕方なかった。
    図書館の本なので延滞しないように、ということもあり、飛ばし読みをしてしまったくらい。


    終章には現在の日本の状況を追加してあるけれど、わざとどこにも「何」と原因を書いていない。
    今の読者にはわかるけれど、今後数十年経ってから読む読者には「何のことやらさっぱりわからない」となるだろうなと思ったのだが、逆にそういう世の中になっていることを願う。

  • 頭の中で、自分の高校生活をドローンで見てみました。
    楽しかったこともたくさんあったけど
    どれも刹那的で
    無駄な時間がとても多かった。

    でもそのおかげで今、時間を大事にしている自分がいるから、
    無駄な時間は決して無駄ではなかったのだと
    だいたいそこに行きつきます。

    ミステリー部分は湊かなえさんの本領発揮でした。
    自分の脳トレのために、これからも
    ミステリーを読もうと思いました。

  • ❇︎
    ブロードキャストの第二作目。

    第一章 ドローン
    第二章 プロット
    第三章 トークバック
    第四章 CUEシート
    第五章 デジタイズ
    第六章 リアクションショット
    第七章 スタンバイ
    終章  

    高一の僕(町田圭祐)、正也、久米さんと
    高二の白井部長、蒼先輩、黒田先輩、翠先輩は
    三年生の引退した後、新生放送部メンバーで
    今年の大会出場を目指して意見を出し合い、
    制作を始める。

    事故に会い陸上部で走れなくなった圭祐は、
    胸にわだかまりを抱きつつも、放送部の部員との
    交流戦を通して少しずつ前を向きはじめます。

    完全に割り切れないモヤモヤした思い、でも
    新しいものを楽しいと受け入れ始める変化。

    登場人物は高校生なのに、驚くほど他者への
    思いやりの人の気持ちを慮る想像力に溢れて
    いて素敵だなと感じます。
    なので、彼ら彼女らの成長は楽しみであり、
    素直さを眩しく感じます。

    思いやり欠けた考えや行動をしてしまった後は
    反省し、真っ直ぐ前を向こうと再スタートを
    切る姿は逞しく、バネのように伸び上がる様子は
    瑞々しくて応援したくなります。

    弱くてもいい、間違ってもいい、立ち止まっても
    構わない、くじけずもう一度歩き出す若者たちに
    エールを送りたくなる小説。

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著者プロフィール

1973年、広島県生れ。2007年「聖職者」で小説推理新人賞を受賞(『告白』に収録)。著作に「望郷、海の星」(日本推理作家協会賞短編部門)、『ユートピア』(山本賞)、『贖罪』(エドガー賞候補)等。

「2022年 『こぽこぽ、珈琲 おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

湊かなえの作品

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