青森ねぶた殺人事件 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2020年5月22日発売)
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感想 : 3
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  • 本 ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041095751

作品紹介・あらすじ

青森県警が逮捕した容疑者に、十津川警部は疑問を持つ。本当に彼が殺したのだろうか……。公判の審理が難航しているとき、第三の殺人事件がねぶた祭りの夜に起こった! すべてを操る犯人に十津川が迫る!

感想・レビュー・書評

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  • 「だって、片岡社長と、沢田圭介さんじゃあ、月とスッポンだもの。片岡社長のほうは、彼女に、何でも買ってあげられるけど、沢田圭介さんのほうは、何にも、できないでしょう?  これじゃあ、相手に、ならないじゃないの。男って、そんな相手には、ヤキモチなんて、焼かないものよ」  と、秋子は、いった。  なるほど、そういうものかと、十津川は、妙に感心してしまった。このクラブでは、普通の常識は、通用しないらしい。

  • 十津川警部ではなく、新人の弁護士を動かすというやり方にしたようだが、それによって現実の弁護士や裁判との乖離が酷くなるばかりで(小説なので必ずしも現実どおりでなくてもよいとはいえ、さすがに違和感が勝ってしまう)、それならば普通に警察を動かした方がよかったように思う。どんでん返しを作るためとはいえ、警察の捜査も殺人を扱うとは思えない雑さ。ねぶたの描写もイマイチで、全体的に悪い意味での最近の作品という感じ。

  • 展開がわかりやすいので、読み飽きるかもしれません
    青森が好きならお勧めかな!?

    もう少し捻った話を次は期待します

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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