岡本太郎の眼 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 40
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041095812

作品紹介・あらすじ

 半世紀の時空を超えて、太郎の言葉はぼくたちの胸にまっすぐ届きます。むしろ先の見えない不安な時代だからこそ、ズシッと響くのかもしれません。そして読み進むうちに、いつのまにか自信が湧いてきて、誇らかな気持ちになる。不思議な感覚です。 
 やっと時代が太郎に追いついた。そう言う人もいるけれど、ぼくの見方は少しちがいます。追いつく対象ならやがて追い抜かれるはずだけれど、けっしてそうはならないと考えているからです。
再生を果たした太陽の塔が50年のときを超えてぼくたちを挑発するのは、太郎が未来を先取りしていたからではありません。太郎は生涯をとおして「人間とはなにか」「芸術とはなにか」を考えつづけただけです。
人間の本質は千年や二千年では変わりません。太陽の塔がいつまでも古くならないのは、きわめて高度な普遍性を備えているから。おなじように太郎の言葉も古くなりようがないのです。
平野暁臣(文庫版「おわりに」より)
 世界のパラダイムが大きく変換する混迷の時代の今こそ、読みたい岡本太郎の言葉の数々。それらは生きることの真の意味を教えてくれ、迷ったとき、困ったとき、ブレそうになったときに、自分の芯を思い出させてくる。文庫化にあたり再編集した最新版。書籍未収録原稿も収録した充実の人生論。

感想・レビュー・書評

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  • 「人間とは何か」「芸術とは何か」岡本太郎の言葉は時代を経ても普遍的なメッセージがある。

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著者プロフィール

1911年生まれ。29年に渡仏し、抽象芸術運動に参加。パリ大学で哲学、社会学、民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。40年に帰国し、戦後、前衛芸術運動を展開。50年代からは日本文化を独自の視点からとらえなおす論考を精力的に発表したほか、『日本再発見』(角川ソフィア文庫)、『沖縄文化論』(中公文庫)などの紀行を著した。70年、大阪万博で《太陽の塔》を制作。さまざまなメディアで発言を続け、「芸術は爆発だ!」などの名言を残した。1996年没。その存在は現在も若者たちを触発し続けている。

「2020年 『岡本太郎の眼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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