鼠、十手を預かる

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 69
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041095836

作品紹介・あらすじ

気ままな甘酒屋から目明かしに転身!?うっかり十手を預かったばかりに、迷子捜しに夫婦喧嘩の仲裁と、慣れない御役目に大忙し。 大泥棒・鼠小僧次郎吉が今宵も江戸を駆け巡る。人気シリーズ、第12弾!

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりの鼠シリーズ。
    泥棒のシーンがほとんどなくなって残念だが、気風の良さが気持ちいい。

  • 赤川次郎さんの本は実にいい!特に鼠シリーズは肩が凝らず爽やかで愉快で悪人を懲らしめる。夢中で一気読みしてまう!次を楽しみに待ってます。

  • 十手を預かってしまったために、厄介な仕事を引き受けるとは…。大変だったなぁ。

  • 先日、精神疾患の本を読んで、今までのニューズでも出て来るような事件が、描かれていたりして、気分が、暗くなった。
    そんな時は、赤川次郎氏の本!
    と、思い、鼠シリーズのこの本を読み出した。
    泥棒に、警察官手帳を渡すのと同様な意味合いなのだが、読んでいて、楽しくなる。
    忍者のくノ一にもなれそうな お国の情報通には、爽快さを感じる。

    6話からなるのだが、どれをとっても、小袖の剣の腕の強さやお国の逞しさが、気分をスッキリさせる。

    最後の「鼠、恋心を運ぶ」に登場するお里も、誰もが、とても好きになる要素たっぷりの性格にしてあり、自分の利よりも、実家を思い、そして、自由に生きる女性にしてあることが、とても、良かった。
    一気に読んでしまった。

  • 昼は甘酒屋、夜は天下の大泥棒。赤川次郎が贈る人情時代劇シリーズ第12弾

    気ままな甘酒屋から目明かしに転身!?うっかり十手を預かったばかりに、迷子捜しに夫婦喧嘩の仲裁と、慣れない御役目に大忙し。 大泥棒・鼠小僧次郎吉が今宵も江戸を駆け巡る。人気シリーズ、第12弾!

    令和3年6月12日~14日

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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