拝み屋怪談 幽魂の蔵 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 71
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041096062

作品紹介・あらすじ

不穏な漆黒に支配された闇の中、私は心の中で孤独な怪談語りを始めた――。古い母屋を改築した歪な蔵に現れるという“得体の知れないお化け”。お祓いと原因究明を依頼された拝み屋である著者は、「蔵の怪」をおびき寄せるため、自らが体験し見聞きした怪しい話の数々をたどることにした。刻一刻と時間が経過する中、やがて怪異の体験者にはある共通点があることに気づく。ドラマ化もされた人気怪談実話シリーズ、真の完結!

感想・レビュー・書評

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  • 初めてで、いきなりシリーズ完結を読んでしまったせいか、短編の方は実話怪談としては荒唐無稽すぎ、オチに物足りなさを感じてしまった。
    シリーズを通して読むとまた違うのかも。

  • "カカ様"から少し時は流れ、体調を見ながら拝み屋を続ける郷内さんの元に故人のほのかさんが度々姿を現す。またもや"母"絡みの何かかと思ったけどそんなことはなく、ただただ死後も家族を想う母の愛に触れることができる話でした。今までの母の癖が強すぎた...。この巻は蔵の中で怪異がおこるのをひたすら待つ郷内さんが頭の中で1人怪談会をおこなっている。病み上がりなのに大丈夫なのかと心配になってしまう。結局、魔祓いをすると背中が痛むののきっかけって加奈江に刺されたせいなのか、カカ様復活のために同業を妨害するのに使われた呪いなのか、単純に膵臓の病気のせいなのか...何にせよ体を大事にしてほしいですね

  • 古い母屋を改装したという、大きすぎる蔵。そこでは怪奇現象が起こっていた。依頼を受けた主人公は蔵を怪異を引き起こすため、夜間一人で怪談を語り始める。蔵の謎とは? 私が一番不思議だったのは結末。「母様の家」では夫婦共に発病し、奥様は実家で療養中ということだったが、こちらでは2018年時点で奥様はお元気そうで夫婦一緒に住んでいる。「めでたしめでたし」で終わらせるために、著者の理想を託した御伽噺的な結末という意味での「真の完結」なのだろうか?

  •  さまざまな写真を用いたコラージュのような作品。
     そうか、これで完結なのか。
     次はどんなシリーズになるのか気になる。

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著者プロフィール

1979年、宮城県生まれ。郷里で拝み屋を営む。2013年、「調伏」「お不動さん」の2作で第5回『幽』怪談実話コンテスト大賞を受賞。「拝み屋シリーズ」として、『拝み屋郷内 怪談始末』『拝み屋郷内 花嫁の家』『拝み屋怪談 逆さ稲荷』『拝み屋怪談 禁忌を書く』がある。共著に『渚にて あの日からの〈みちのく怪談〉』。2018年8月、〈拝み屋怪談〉シリーズが映像化される。他に「拝み屋念珠怪談」シリーズがある。

「2022年 『拝み屋怪談 花嫁の家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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