ホーンテッド・キャンパス 最後の七不思議 (角川ホラー文庫)
- KADOKAWA (2020年7月16日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041096796
作品紹介・あらすじ
近づくクリスマス。こよみとのイヴデートを夢見る森司をよそに、オカルト研究会には今日も相談が。夜の学校に現れる七不思議「ササラ先生」。この先生が真夜中に自宅を訪れ、呼びかけてきたと依頼人は話す。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
櫛木先生の作中の事件は陰惨でドロドロと
生唾ひとつ決して体内に呑み込んではいけ
ない悍ましいものだが、主人公とその彼女
のピュアな恋愛事情が気持ちよくて困る
ドロドロなしの作品が読みたい!(´・ω・`) -
シリーズ第17弾。
3話からなる短編集。
霊の恐怖云々より生きてる人間のゴミっぷりに不快感あり。 -
いやー今回はひときわ胸糞悪い話が多かったなぁ。息子たちが、こんなことに呑み込まれないような人生を歩めることを切に願う
-
やっと!
こよみちゃんと森司が近づいてきましたね。
これから楽しみです。
ホラーもしっかり怖くて満足です。 -
「壁の美人画」
目を開けると間近に見える。
夢の中での出来事が目を覚ましても続いており、異常な距離で見られていたら恐怖しかないよな。
好きだから素直になれない等と幼い頃は言うことがあるが、それを相手が苦痛に感じていたのであれば好意でも間違っている行動と誰かが教えるべきだろう。
「涙壺に雨の降る」
人によって感じる事が違う。
貧困な暮らしは辛いだろうが、自らの不幸ばかりを訴える彼女は母の気持ちを少しでも考えた事があるのだろうか。
自分の知らない間に起きた出来事だったとはいえ、必死に彼女を育てている母親の背中を見ていたはずなのに何も思うことは無かったのだろうか。
「最後の七不思議」
聞いたことのない七不思議。
人の口から伝わった物は、どんどん姿を変えていくせいで本来の物語に辿り着く事が難しいよな。
誰一人とて亡くなるまで声が聞こえようと姿を見ようとした者はいなかったが、もしカーテンを開いたり出向いていたらどうなっていたのだろうか。 -
今回も面白い
どれも人間の弱い心に影響してるようで
草食男子森司君のがんばり、特に最後のこよみちゃんへのことば!
男ですねぇ!
頑張ってって応援したくなるw -
安定のホラーシリーズ。今回は、美人画の掛け軸や学校の怪談など、日本らしいホラーが目立った気がします。二人の恋の進展も安定のスローペースです。とりあえず、リレーの結果が気になります。
著者プロフィール
櫛木理宇の作品





