比翼は万里を翔る 金椛国春秋 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 201
感想 : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041096826

作品紹介・あらすじ

敵国との一時休戦を機に、遊圭はついに延び延びになっていた明々との結婚式を――のはずが遊圭に縁談が持ち込まれ破局の危機!? さらに皇帝陽元による親征が始まり……。最後まで目が離せない圧巻の物語!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ完結。
    星家と陶家がそんなところでも繋がっていたなんて。
    最初の出来事を思い出して、ようやくここまでたどり着いたんだなあと感慨に浸った。

  • 読了感スッキリ爽やか。まあ、なんというか、最後を見届けた感だけはものすごくある。
    最後はちょっとあっさりすぎではあるが、超ベタにハッピーエンドというのは良い。
    何書いてもネタバレ罪になりそうなので、内容は書けない

  • 大団円!

    やはり物語はこうでなくてはね(^^)

    外伝、楽しみにしております。

  • 最終巻。最終巻!?
    読み始めたのが遅かったので、最後まで間を置かずに追いかけられたのは良かったが、完結なのがちょっと淋しい。そして最後は女装はなかった(笑)。

    書影を見た時にこれは結婚式の場面だよね? 花嫁衣装着ているのは明々よね!? とヤキモキしたが、前巻で危惧した横槍が入ってしまい明々との結婚が暗礁に乗り上げることに。
    相手が沙洋王なんて大物すぎる。これは普通に結婚していたとしても横槍が入っていたことだろう。
    なので明々が蔡家の養女になったのは良かった。箔も付くし身分も家格もとやかく言われることはなくなる。
    前巻の状況のままでは無理だっただろうが、明々も月香も周芳も想いが叶って良かった。
    意外な形にはなったが、遊圭と玄月は表と裏から皇帝を支える柱となるだろう。

    朔露との闘いは一段落といったところか。
    最終巻でとうとう姿を現した大可汗の迫力と存在感は素晴らしかった。
    グルジもジンも普通に接していれば無骨で優しい人間なのだろう。(ジンに関しては別の意味で気の毒だが)
    だが戦争である以上、そしてグルジにとって遊圭が絶対の敵となってしまった以上二度と穏やかな対面はないのだ。

    陽元も頼もしい皇帝らしくなったと思う。
    三代目の足元が固まれば、治世も王朝も長く続くのではないだろうか。
    口に出していたとはいえ玲玉との私的な空間でのことだったから、本当に月香の子を手放すとは思わなかった。
    今生の別れのつもりだったのかもしれないが、玄月の子となるのであれば将来は官僚になるのではないだろうか。

    最後に幼い遊圭を兵に売り渡した薬屋が出てきたのには苦々しい思いがする。
    彼女も生き延びるためには仕方がなかったのだろうし、遊圭の両親にしても一縷の望みをかけただけで生き延びられるとは思っていなかったのかもしれない。
    あるいは病弱な息子に穏やかな最期を送って欲しかっただけなのかも。
    だからといって遊圭が彼女を許す必要はない。
    この薬屋は今後陶家と星家から恩と恨み、どちらを多く得たのか怯えながら生きていけばいいと思う。

    恒久の平和ではないし、まだまだきな臭い時世ではあるだろうが、収まるところに収まったので良かった。
    外伝もあるようなのでそちらも楽しみにしたい。

  • なんかまだ続きができそうな終わりではあるが、一旦、戦も目処がつき、みんながつつがなく結ばれて終わり。

    もう一波乱あっても良さげではあったが、というか波乱が波乱に見えないんだよなぁ、なんだろう、このあっさり感。

    2021.3.30
    42

  • 大団円,なのだが,骨子のテーマである医学分野における男尊女卑が崩れ,シリーズ後半は冗長だった.なんだか人気作品を終わらせまいと引き伸ばされた過去の漫画たちのように.願わくは,物語の骨子をぶらさず綺麗に完結する物語を描いて下さらんことを.

  • 比翼、とタイトルにあるからにはさぞかし、と思ったら、最後の最後まで簡単にはいかない二人だった……。でも、ちゃんと結ばれてよかったよ! まだ一波乱くらいありそうだけど。
    本編は、とあとがきにあったから、もしかすると短編集くらい出るのかしら。

  • 息つく間もない急展開に次ぐ急展開!
    臥竜は~、からのスパイ展開にハラハラしっぱなしで、一気に読んでしまった。
    登場人物がのびのびと広野を動き回って、最後は思いの外ハッピーエンドで本当によかった。
    敵にも親しみを持って終われる戦ものってなかなかないのでは。

  • 完結巻であるのは帯にも周知されてたのだが、4分の3を過ぎて残り少なくなったところで「これ終わるのか?」と不安になった。シリーズの前半を思うとやはり駆け足だった印象は拭えない。
    最終的にみんな義姉妹義兄弟に落ち着くための祝言の横槍だったと思うがもう少し何かあっても良かったような、もう少し最終巻のページ数があっても良かったのではという感想になった。
    始まりの場所が終わりの場所という帰結は見事だったけれど、明々が後にお世話になった人が遊圭を売った人と知ったときも気になるし、割とモヤモヤして終わった。
    暗号文や今までの遊圭の経験が活かされた展開は面白かった。ただ最後の星公子伝という文字を見たときに、星公子伝にしては玄月の割合が多かったし、最後は星公子で終わってなくて、人物伝にこだわらなくて良かったのではと最後の文字を見て思った。

  • ラストに向けてかなり駆け足で、少し物足りなかった。

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著者プロフィール

(しのはら・ゆうき)
島根県松江市出身。神田外語学院卒業。ニュージーランド在住。2013年「天涯の果て 波濤の彼方をゆく翼」で第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞。同作を改題・改稿した『天涯の楽土』で小説家デビュー。中華ファンタジー「金椛国春秋」シリーズ(全10巻)が人気を博す。著書には他に「親王殿下のパティシエール」シリーズ『マッサゲタイの戦女王』『狩猟家族』などがある。

「2021年 『霊獣紀 獲麟の書(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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