僕の目に映るきみと謎は (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 97
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041096901

作品紹介・あらすじ

S高校で起きた連続自殺事件には、親友を殺すという呪いの人形が関係しているらしい。僕と幼馴染の祀奇恋子は、5W1Hを駆使した除霊推理に挑むが……。『誰も死なないミステリーを君に』井上悠宇最新作!

感想・レビュー・書評

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  • 主に呪いに関するオカルト話なんですが、オカルトにもロジックがあるという考え方が面白い。それでも理解の及ばない世界を否定するわけではなく、オカルトとミステリーがちゃんと同居してる。

  •  この物語で一番好きな文は
    「向こう側で、シュークリームが三つ必要だったのだろう。」
    という文。
    きっと、誤解をといた3人がシュークリームを食べているのだろう。 思い出のカフェのシュークリームを...
      (もしかしたら違うかも…)
    でもそういう考えができるのも視えない世界(オカルトという名の〝謎“)ならではかもしれない。

  • 面白かったな~。
    この作品の前にもオカルト関係の探偵ものを読んでたので
    (まぁあちらは厳密にいうと違う)
    なんかジャンル似たもの読んでしまったなと思ったけれど、
    全然違った。
    星4にしているけど、4.5くらいでいいかもしれない。
    いや、4.8くらいか?(じゃあ5でいいだろというツッコミ)

    呪いとか悪霊とかがモロに出てくる本物(?)のオカルトもの。
    オカルトを「謎」
    その正体を暴くことを「推理」と呼び、
    それを暴く霊能者のことを「探偵」としている。
    言われてみればそうなんだけど、なるほど、これは新しい視点。

    霊能者である高校生恋子と幼馴染の真守の二人で
    怪異と向き合い、正体を突き止めていくというので
    前半はサクサクっと進み、あ、これ連作短編なんだと思ってたら
    まさかの展開。
    しかもそれが自分たちとも繋がっていくという流れはスムーズだった。

    星5つを文句なくつけられないのは、
    呪いの発動条件その他諸々が複雑に絡み合って
    若干何が何だかわからない状態になっていたから。
    整理するために読み終わったあと紙に書きだそうと思ったけど、
    やっぱり何が何だかわからなくてやめた。
    頭の中では、一応理解できたと思うんだけど。

    呪いを媒体にしたら好きなように人が殺せて、
    証拠も残らないし、罪にも裁かれないし、やりたい放題だな…
    恐ろしい完全犯罪になるんじゃと思ったら、やってた奴いたよ。
    高校生相手に、完全に舐め腐ってたね。
    その油断を容赦なく利用していった彼の選択は間違っていない。
    (ああいうのは人を呪わば…にならないのかと気になったけど)

    たぶんだけどこれは続編があると期待しています。
    まだ解明できていない謎(恋子の扉)もあるし。
    あと一番気になっているのは琳鈴麗の存在。
    「貸しにしとく」と言いながら協力だけしてくれるいい人だけど
    絶対それだけじゃない感じがスゴイ。
    真守がさっさと借りを返すのか、はたまたフォアグラになるのか。
    私は見届けなければならない。

  • 霊や呪いが存在する世界で、謎→オカルトを推理し解き明かすことで除霊を行う探偵が登場する。
    これまでも魔女が実在する世界の「やさしい魔女の救い方」や、「誰も死なないミステリーを君に」等、新鮮な視点でのミステリーが面白かったので読んでみた。正直なかなか辛いかなー、いろんな意味で、と言うのが感想でした。
    結構怖かったしなあ。

  • 向こうの世界が見える学生が、呪い殺されたと思われる事件に挑む。
    まぁ、こうなると何でもありになりそうだけど、ミステリとしての謎解きは面白い。

  • 何重にも積み重なった謎を解いていく感じがとても面白かったー。読みながらなんども、え?ん?ん?と前に戻り、なるほど、と納得してまた疑問にぶつかって。彼と恋子の関係も、お互いにしかできない役割も私の好み…こういうオカルトはあまり読まなかったけど、もっと読みたくなったな。一冊でぎゅうっと話が詰め込まれてて楽しかった。またふたり(とリンリン)のオカルト探偵姿を見たいなぁ。

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著者プロフィール

第16回スニーカー大賞にて優秀賞を受賞し、デビュー。

「2017年 『夜桜荘交幽帳 さよならのための七日間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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