未来からの脱出

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 151
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041096932
#SF

作品紹介・あらすじ

とある施設で平穏な日々を送っていたサブロウは自分に過去の記憶がないことに気付く。不審に思い施設を調べると「ここは監獄だ」という何者かからのメッセージが見つかる。サブロウは仲間を募り脱出を計画するが!?

感想・レビュー・書評

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  • 現実に起こりうる未来?の壮大なSF作品でした。

    施設にいる主人公サブロウは、100歳のおじいちゃん。
    仲間のドック、エリザ、ミッチと「ハンドレッズ」というチームを結成。
    もちろん皆おじいちゃんおばあちゃん。
    電動車椅子を操り、施設の謎と、外の世界に待ち受けているものの正体を探る大冒険であり、未来の技術力や様々な歴史に基づいて進化する壮大なスケールのSFアドベンチャー。

    小林泰三の作品は毎回スケールがでかい。
    宇宙規模であり、未来や過去へ時空を超え、脳内を弄れば記憶や夢だったり、密室にグロ。
    飽きないし、読後の爽快感があります。

    ハンドレッズのメンバーのように、洞察力や冒険心、技術力やコミュニケーション能力が旺盛な仲間と一緒の施設なら、悪くないなと思いました。
    人類の未来と、多種多様な生命との共存。
    あり得る未来だなと納得してしまいました。

  • 人類の進化の形、AIによる支配・・・。ありえそうで恐い。

  • 面白かった。ぐるぐる回るタイムリープかと思いきや、AIとの間接的な戦いが紐解かれていき、最後の余韻が切ない。

  • 「ロボット工学三原則」があるからロボットは人間を攻撃出来ない。こういう作品はよくあるが、どうやって「ロボット工学三原則」をAIに実装するか。その結果どうなるかの視点がとても良かった

  • 未来SF

    施設で車椅子生活のサブロウは、記憶の曖昧さに違和感を覚え、自分の日記に「ここから逃げろ」というメッセージを発見し脱出するが、そこは人間は絶滅寸前、超AIによって統制された世界だった…

    人間はAIを制御し続けることが出来るのか?

    サブロウはAIのプログラムを根底から書き換えられるのは人間だけだと気がつき、共存する道を模索する。

    人間対AIの進化の行く末を描いた作品。

  • 202102

  • めちゃ好きい…

  • 流石

  • SFの中にやるせなさとグロさと喪失感をブレンドした小林節。途中までは語ること全てネタバレの西澤保彦作品とラップしてたけど、気づけばこの世界にどっぷり。
    繰り返す日常。記憶。
    ハエ人間は、つまり、すなわち…。

  • 時間モノは似てるようで徐々に磨かれ再度読みたい

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著者プロフィール

1962年京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」で第10回SFマガジン読者賞国内部門、2014年『アリス殺し』で啓文堂文芸書大賞受賞。その他、『大きな森の小さな密室』『密室・殺人』『肉食屋敷』『ウルトラマンF』『失われた過去と未来の犯罪』『人外サーカス』など著書多数。

「2021年 『人外サーカス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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