谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 289
感想 : 31
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041096970

作品紹介・あらすじ

下町情緒あふれる東京の谷根千(谷中・根津・千駄木) の路地裏にある、隠れ家的雑貨屋「怪運堂」。明るさだけが取り柄の女子大生・岩篠つみれは、ミステリアスな店主・竹田津優介の秘められた探偵の素質に気付く。部屋中の物が逆さまになった謎などの怪事件を持ち込むと、竹田津は猫をかまったり寄り道ばかりしながらも、鮮やかに真相を解き明かしていく――
謎解きと下町散歩はよく似合う。猫&ユーモアたっぷりの本格ミステリ!

感想・レビュー・書評

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  • 谷根千で鰯専門店を開く兄の店を手伝う女子大生のつみれちゃんが、地元を舞台に起きる事件を兄の友人?の開運グッズ専門店「怪運堂」の竹田津と解決していくゆるゆるミステリ。登場人物達の会話も何時ものユーモア調でさらさら読める。先輩の足を踏んだつもりがないのに踏んだとされたとか、旅行から帰ると家の中の物が逆さまになっていたとか事件もゆるい日常系と思っていたら殺人事件が起きたり真相はゆるくなかったりとちょっと意外。ただ謎の解決もゆるゆるなのがちょっと。「中途半端な逆さま問題」「風呂場で死んだ男」はまだ気にならなかったかなぁ。

  • 谷根千の雰囲気がとてもゆったりしていていいです。
    著者らしくゆるい感じで全編が書かれてます。
    最後まで明かされない、兄と竹田津さんの関係が気になりました。

  • '22年5月24日、読了。Amazon audibleにて。東川篤哉さん、初です。

    audibleで聴くには、丁度いい軽さ(失礼!)と感じました。そこそこ、面白かったです。でも…紙の「本」で読もうとは、あまり思わないかな。
    最近、やはりaudibleで聴いた知念実希人さんの「天久鷹央シリーズ」と、何が違うのかな?と自分でも思います。同じような「ライト&ポップ」さがあるのに…こちらは、ちょっと「軽薄」に思えてしまいます。
    僕には、登場人物、特に探偵役のキャラに、魅力を感じられない、ということみたいです。(ファンの方、ごめんなさい)

    有名な、「謎解きは〜」なら、印象が変わったのかな?チャレンジしてみようか…。

  • 谷根千が舞台ということで手に取った本。
    谷中に暮らし、界隈の大学に通う大学生の女の子が主人公のミステリーという共通点から、小説『谷中びんづめカフェ』のような感じかなぁと漠然と思いながら読んでみたところ、違った。こちらは、谷中びんづめカフェの方にはない、殺人や窃盗(未遂)などの事件が頻発しており、かなり物騒なのだ。物語はゆったり進んいく感じなのに、大分治安が悪く驚いた笑。それでも、読み易く、谷中銀座や人気のかき氷屋さんなど、実在する場所も登場し、楽しめた。

  • 東川篤哉さんの作品はもしかしたら、私はあまり好きではないのかもしれない、と気づいてしまった。
    他の作品もいくつか読んだことあるけど、どうもこのノリとか雰囲気が自分に合わないんだよなぁ。

    谷根千あたりの雰囲気好きなんです。好きだからこそ、わざわざ谷根千を舞台にした理由は何なんだろうと思ってしまった。
    そんなにその土地や町並みの雰囲気を感じられる訳でもなくて、別にわざわざタイトルに入れるほどの設定なのか?と思ってしまった。

  • このかたの本は、いまいち合わなくて、あんまり読みたいとは思わないんだけど、読まず嫌いを克服するために、手に取ったわけですが。

    純粋につみれのキャラが嫌。
    兄さんも気持ち悪い。
    この2人が際立って気持ち悪くて嫌なんだけど、全キャラが全体的に好きではない。

    謎解きは悪くないんだけどね。
    こういう鬱陶しいキャラ付けしないで、普通に書けばいいのに。
    会話の鬱陶しい部分は、ほぼ読み飛ばした。

  • 主人公の女性が個性的ですね。
    この作者の作品はみんなそうですね。
    探偵と主人公のお兄さんの関係が気になりますね。

  • 久しぶりの東川篤哉。
    そうだった、そうだった。
    軽快に読み進めていける良い意味の軽さ。
    ふざけたキャラクターのネーミングが良い。谷根千は個人的に思い入れのある食べ歩きスポットなので、勝手に思いを馳せながら読み進めていた。
    ブランクの間におなじみのシリーズの新刊が出ていたので、要チェック。

  • 軽いノリが楽しい。竹田津がなめ郎に会ったときのリアクションが予想と違ったから、ますます過去が気になる。

  • 連作短編4編
    鰯の(岩篠)つみれとは変わったネーミング.兄が友達だという怪運堂という怪しいお守りを売る店主竹田津の推理力のおかげで次々起こる事件を解決する女子大生探偵つみれ.物語はともかくとして兄と竹田津の過去の関係が一番気になった.

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著者プロフィール

1968年、広島県生まれ。岡山大学法学部卒。2002年『密室の鍵貸します』で長編小説デビュー。2011年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞を受賞し、ミリオンセラーに。著書に「平塚おんな探偵の事件簿」シリーズの『ライオンの棲む街』『ライオンの歌が聞こえる』『ライオンは仔猫に夢中』(以上、祥伝社文庫)など多数。

「2022年 『伊勢佐木町探偵ブルース』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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