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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784041096970
作品紹介・あらすじ
下町情緒あふれる東京の谷根千(谷中・根津・千駄木) の路地裏にある、隠れ家的雑貨屋「怪運堂」。明るさだけが取り柄の女子大生・岩篠つみれは、ミステリアスな店主・竹田津優介の秘められた探偵の素質に気付く。部屋中の物が逆さまになった謎などの怪事件を持ち込むと、竹田津は猫をかまったり寄り道ばかりしながらも、鮮やかに真相を解き明かしていく――
謎解きと下町散歩はよく似合う。猫&ユーモアたっぷりの本格ミステリ!
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
日常の中に潜む謎を解き明かす、ユーモアたっぷりのミステリが展開されます。東京の谷根千エリアを舞台に、女子大生のつみれと開運グッズ専門店の店主・竹田津が、さまざまな事件に挑む姿が描かれています。物語は軽...
感想・レビュー・書評
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夏の風物詩、カドカワの夏フェア(※)の小冊子に文庫版が掲載されていて、何となく気になっていたところ、図書館で単行本の方を見つけたので、手に取ってみました。
(※今年は「カドイカさんとひらけば夏休みフェア2024」との事。因みに、集英社の「ナツイチ」、新潮社「新潮文庫の100冊」の小冊子にもお世話になっております~。)
東京の“谷根千(谷中・根津・千駄木)エリア”で起こる様々な謎を、怪しげな開運グッズをを扱う〈怪運堂〉の店主・竹田津と、谷中に住む女子大生・つみれのコンビが解き明かしていく探偵噺、連作四話が収録されております。
サクサク読めちゃうライトミステリ。
ただ、読みやすいのは良いのですが、ノリが昭和すぎて
“この話はめちゃめちゃ前に書かれた作品なのかな・・?”
と、思いそうになった程(汗)。
まぁ、表紙の女の子(多分つみれ)が思いっきりスマホ持っているのでもお分かりのように、まぁまぁ最近に描かれているのですけどね・・。
さて、主人公・つみれの家は谷中でお兄さんが切り盛りする〈鰯の吾郎〉という“鰯料理専門居酒屋”をやっているのですが・・つみれちゃんのフルネームは「岩篠つみれ」そう、“いわしのつみれ→鰯のつみれ”という・・もう、どんだけ鰯?って感じですし、つみれの兄の名前は「岩篠なめ郎」(なめ郎って!)というわけで→“鰯のなめろう”・・えっと、キャラの説明をしているだけなのに、なんか私がスベッているみたいになってきたので、この辺にしときます( ;∀;)。
・・このように、終始ユルさ全開でお送りするので内容も“日常系ミステリ”と思いきや、何気に殺人が絡んでくる話もあり“謎解き”として結構楽しめます。
作品のノリに慣れてくると、“お散歩気分で楽しめるミステリ”って感じで、うん・・・悪くないかも?なんて何気に堪能している私がおりました。
キャラは全員“クセツヨ”なのですが、個人的には谷根千の治安の為に本人なりに頑張っているのに、地元民からの評価が低すぎる斎藤巡査に一票投じたいですね(何の一票?)。
あと、つみれの兄・なめ郎と竹田津の関係性が、お互いの認識に齟齬がありすぎるのも気になるので、二人の背景も知りたいです・・ということで、何だかんだで続編出たら読んじゃいそうです~。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
谷根千で鰯専門店を開く兄の店を手伝う女子大生のつみれちゃんが、地元を舞台に起きる事件を兄の友人?の開運グッズ専門店「怪運堂」の竹田津と解決していくゆるゆるミステリ。登場人物達の会話も何時ものユーモア調でさらさら読める。先輩の足を踏んだつもりがないのに踏んだとされたとか、旅行から帰ると家の中の物が逆さまになっていたとか事件もゆるい日常系と思っていたら殺人事件が起きたり真相はゆるくなかったりとちょっと意外。ただ謎の解決もゆるゆるなのがちょっと。「中途半端な逆さま問題」「風呂場で死んだ男」はまだ気にならなかったかなぁ。
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谷根千の雰囲気がとてもゆったりしていていいです。
著者らしくゆるい感じで全編が書かれてます。
最後まで明かされない、兄と竹田津さんの関係が気になりました。 -
軽い感じでサラッと読めます。
殺人事件の謎解きもありますが、文章が軽いので、あまり深刻な気持ちになれませんでした。ギャグも多く、私には、合わない作家さんかなぁと思いました。ちょっと残念。 -
'22年5月24日、読了。Amazon audibleにて。東川篤哉さん、初です。
audibleで聴くには、丁度いい軽さ(失礼!)と感じました。そこそこ、面白かったです。でも…紙の「本」で読もうとは、あまり思わないかな。
最近、やはりaudibleで聴いた知念実希人さんの「天久鷹央シリーズ」と、何が違うのかな?と自分でも思います。同じような「ライト&ポップ」さがあるのに…こちらは、ちょっと「軽薄」に思えてしまいます。
僕には、登場人物、特に探偵役のキャラに、魅力を感じられない、ということみたいです。(ファンの方、ごめんなさい)
有名な、「謎解きは〜」なら、印象が変わったのかな?チャレンジしてみようか…。 -
安定の東川篤哉。
東川篤哉好きには面白く読めるが、ミステリーにギャグが絡むのに抵抗がある人にはダメだろうなぁ。
つみれが最後は立派に美人女子大生探偵に成長していて、良かったです。 -
THE東川篤哉さん軽いタッチのミステリ
私は好きですね〜
名探偵はいません。少し頭の切れる人と女子大学生コンビです。
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主人公の女性が個性的ですね。
この作者の作品はみんなそうですね。
探偵と主人公のお兄さんの関係が気になりますね。 -
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★では、ぶらぶら歩いていくとしようか。(p.99)
女子大生つみれと、怪運堂主人の武田津優介が谷根千を散歩しながら謎を解く。呑気な雰囲気とは裏腹に殺人事件もあります。
■簡単なメモ
【一行目】それは黄金週間もとっくに過ぎた五月中旬の、とある金曜日。
【足を踏まれた男】足を踏まれてないのに痛がったイケメンと石材店で墓石も盗まずに逃げた泥棒。
【中途半端な逆さま問題】帰ったら家中のものが逆さまにされており何も盗まれていなかったというとある有名探偵小説に似たシチュエーション。ただしとても中途半端な逆さま。
【風呂場で死んだ男】店に忘れていった名刺入れを届けに行くとその男はスケキヨのように死んでいた。
【夏のコソ泥にご用心】友人のアパートに行ったつみれたちは今泥棒が逃げて行ったばかりと知らされる。
【浅田石材】泥棒に入られたが何も盗まれなかった石材店。
【足立瑞穂/あだち・みずほ】滝口久枝の孫。つみれの友人。二十歳の女子大生(二浪)。D大ではない。ショートボブ、前髪パッツンの童顔。悪戯をしたら「やーいやーい、ひっかかったー」と顔を出すタイプ。
【板山純二/いたやま・じゅんじ】ファッションセンスのよくないD大生。
【岩篠家】つみれ二十歳。その兄なめ郎。亡くなった父は吾郎。居酒屋「鰯の吾郎」を経営している。
【怪運堂/かいうんどう】開運グッズを扱う店。店主はなめ郞の古い友人。名前を繰り返していると運動会になる。扉を開けたらいきなり成人男性ほどの巨体を誇る招き猫が二体いる。
【家族旅行】《我が家がいちばんという事実を思い起こすための確認作業》p.78
【きみつ堂】人が来ないので機密の話をするのに向いているかき氷屋さん。
【桐原茜/きりはら・あかね】谷岡珈琲店で働いている妖艶で薄幸そうな美女。
【倉橋稜/くらはし・りょう】D大学シーズンスポーツ同好会の王子様と言うべきイケメン。高村沙織の同好会での先輩。
【ごめんください】つみれ《どんな他人の家でも挨拶しながら入れば不法侵入にはならない。そんな独自理論を信じつつ》p.32
【吾郎/ごろう】つみれの兄が経営している谷中にある居酒屋。創業したのは父親の吾郎さん。昼間から呑みたいおっちゃん(たまに女子大生)たちのために昼間から開いている。本名は「鰯の吾郎」で鰯料理メインなのだがその理由は父の名字が岩篠でフルネームだと「いわしのごろう」だったから。つみれも手伝いをしている。
【斉藤/さいとう】警官。正義感にあふれているがどこか軽々しい。「吾郎」にもときどき客として訪れる。
【サントス】ドアにカウベルがついている純喫茶。店長は芹沢涼子。
【シーズンスポーツ同好会】季節ごとに異なるスポーツを楽しむ。春は高原でテニス、夏はビーチで海水浴、秋は温泉地で卓球、冬は雪山でスキー。
【清水亜紀子/しみず・あきこ】滝口久枝のご近所さん。専業主婦。
【ジュリアちゃん】大 -
とんちラブコメ。1ページでどれだけボケることができるのかに挑戦しているとしか思えないラノベ。
「いわしのつみれ」は良い名前。
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久しぶりの東川篤哉。
そうだった、そうだった。
軽快に読み進めていける良い意味の軽さ。
ふざけたキャラクターのネーミングが良い。谷根千は個人的に思い入れのある食べ歩きスポットなので、勝手に思いを馳せながら読み進めていた。
ブランクの間におなじみのシリーズの新刊が出ていたので、要チェック。 -
軽いノリが楽しい。竹田津がなめ郎に会ったときのリアクションが予想と違ったから、ますます過去が気になる。
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連作短編4編
鰯の(岩篠)つみれとは変わったネーミング.兄が友達だという怪運堂という怪しいお守りを売る店主竹田津の推理力のおかげで次々起こる事件を解決する女子大生探偵つみれ.物語はともかくとして兄と竹田津の過去の関係が一番気になった. -
読みやすいが、そんなオチなの?ってやつがいくつか。でも、東川さんらしくて好きです。
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東川篤哉さんの作品はもしかしたら、私はあまり好きではないのかもしれない、と気づいてしまった。
他の作品もいくつか読んだことあるけど、どうもこのノリとか雰囲気が自分に合わないんだよなぁ。
谷根千あたりの雰囲気好きなんです。好きだからこそ、わざわざ谷根千を舞台にした理由は何なんだろうと思ってしまった。
そんなにその土地や町並みの雰囲気を感じられる訳でもなくて、別にわざわざタイトルに入れるほどの設定なのか?と思ってしまった。
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このかたの本は、いまいち合わなくて、あんまり読みたいとは思わないんだけど、読まず嫌いを克服するために、手に取ったわけですが。
純粋につみれのキャラが嫌。
兄さんも気持ち悪い。
この2人が際立って気持ち悪くて嫌なんだけど、全キャラが全体的に好きではない。
謎解きは悪くないんだけどね。
こういう鬱陶しいキャラ付けしないで、普通に書けばいいのに。
会話の鬱陶しい部分は、ほぼ読み飛ばした。 -
相変わらず面白いなあ。殺人事件も、日常の謎みたいなストーリーになる。それがいい。
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シリーズは変われど、いつもの軽妙な会話と堅実な謎解きで盤石の面白さ。特に今回は女子大生が主人公なので若めのセリフ回しが楽しめます。読み応えのある本に疲れたときにちょうどいいですね。ただ、続編が読みたい過去のシリーズもいっぱいあるので何とかしてほしい。
著者プロフィール
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