本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041097540
作品紹介・あらすじ
定食屋を営んでいた亡き祖父の影響で料理好きな大学生・結希の許に、ある日突然、人の言葉を話す狸が現れる。神獣だというその狸は「ある人」のために祖父から受け継いだ「だし巻」を作って欲しいと懇願する。しぶしぶ狸に着いて高級ホテルへ向かうと、そこで待っていたのは有名ピアニストの円城泉水。とある事情でピアノが弾けなくなった彼に復活するきっかけを与えるため、思い出の祖父の味を食べさせてほしいという。なりゆきで彼の食事係を担うことになった結希だが…!?
感想・レビュー・書評
-
おもしろかった。ただ、セレブと庶民の金銭感覚の違いとか、世界で活躍するピアニストと大学生の立場の違いとか、この二人にはまだまだ困難が待ってそうだとは思う。あとケンシンは結局なんだったの……?
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
料理好きな大学生の結希と、有名ピアニストの泉水。接点のない2人だけど、狸に導かれて出会うのが、何だか楽しい。みんなでワイワイ、結希の料理を食べているのも。周りの人から詮索されるのが嫌になった泉水には、自分のことを調べようともしない結希が新鮮で、嬉しかったのかも。と思える。結希にとっては、今まで想像もしたことがなかった生活だろうけど、それでもずっと変わらずご飯を作っていくんだろうな。と想像できた。
-
★3.8
全5件中 1 - 5件を表示