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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784041097588
作品紹介・あらすじ
死と向き合うことで、
自分はどう生きるべきかということが
浮かび上がってきます
格差社会と言われる中、誰にでも「平等」に訪れるもの――それは「死」です。
どんなに健康を保とうと努力しても、「死」は万人が受け入れざるを得ない“宿命”なのです。
あなたにとって「死」のイメージとはどんなものでしょうか? やはり怖いものですか?
死ぬ前・死ぬとき・死んだあと――いったいどんなことが起きるのでしょうか?
そもそも死ぬことは不幸なことなのでしょうか?
誰もが迎えることになる「死」についての知識を深めることは、「自分の生き方」について深く考える作業となります。「死」を考えることは「生」を考えること。
三大宗教をはじめ、多くの宗教の現場を取材し、それぞれに向き合ってきたジャーナリスト池上彰氏による「死」の世界の考察。
巻末には、釈徹宗氏との対談も収録。読者の皆さんからの「死」をめぐる質問にお答えします。
みんなの感想まとめ
死についての深い考察が、私たちの生き方に新たな視点を提供します。宗教や文化による死の捉え方の違いを通じて、死は単なる終わりではなく、私たちの存在を見つめ直すきっかけとなります。特に、コロナ禍や震災の影...
感想・レビュー・書評
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医学的な死についてとか、それぞれの宗教の考え、コロナ、東日本大震災時のことなどが書かれている。うーん、解説書だよね。自分のこととして捉えられるかどうかだが。
最後の釈徹宗との対談はまったく心に響かないな。
お迎え現象、臨死体験については気になるところか。だったらその関係の本を読めよ、と言われてしまうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ー メメントモリ 死を忘れるなかれ
死とは、呼吸停止、心拍停止、瞳孔反応消失。宗教によっても捉え方が変わり、向き合い方、葬儀も異なる。カトリックは死を罪とし、神道では穢れのように扱う面も。神道では、死して腐敗したイザナミから逃げたイザナギは海で穢れを払い、その際に清めの塩という考えが根付く。仏教では輪廻。一切皆苦、六道、追善供養。そうした死の価値観から、臨死体験まで幅広く触れるのが本著。コロナ禍や東日本大震災など、死に近づく社会の描写は当時を思い出し感情を揺さぶる。
数年前、身内が亡くなり、不思議な体験をした。そのせいで、時々死の事を考える。ふと、頭では理解不可能な、その世界と繋がっている気がする。本を読み進める動機の一つは、そこから逃れるためでもあり、そこに到達するためでもある。
死の直前に譫妄を見る。タクシー運転手は幽霊を乗せる。不思議なのは脳かも知れないし、信仰かも知れない。 -
日本の三大死因のうちの1つに老衰がある。
人間はいつしか「自分も80歳くらいまでは生きるんだろうな」と 漠然と考えながら生きている。
そこから逆算して人生のライフプランを立て、老後2000万円問題 や年金の心配をする。
しかしコロナや地震が脅威をふるい「いつ死んでもおかしくない状況」を肌で感じることが多くなった昨今。
若いからといって死から目を背けるのではなく、死について積極的に考え、「今を大切に生きよう」 という心持ちが大切。
曖昧模糊としていた自分の死生観が、本書のおかげで少しだけ見渡しの良いものになった気がする。 -
いつもの池上さんとはちょっと違うテイスト。
コロナと震災の手記は思わず涙した。 -
引き続き死についての本を探して読んでいる。それはより良く生きることにつながると信じているため。
最初は簡単な内容で物足りなく思っていたが、後半に行くにつれ学び、自分で考えることが多く出てきて良い本であった。
最初の「そもそも死とは」のところは、池上彰さんらしく万人に分かりやすく描かれているが、私には物足りない、あまり得るもの無いかなと思って読む進が、コロナウイルス感染死んだ方の妻が残した記録は衝撃的だった。普通に元気に働いていた人が、徐々に病魔に蝕まれて、急に亡くなってしまう様。怖さを感じる。
また東日本大震災の後、タクシーの方が幽霊を乗せた話が多く残っている話はあり得るよなと思う。
早くなくなった方は、「神から愛されたから」という考え方。 -
死に関して、科学的、宗教的、文化的な視点でそれぞれ解説された本。
内容としては分かりやすく、読みやすい。
池上彰氏のテレビで耳馴染みのある語り口で書かれている。
もう少し本質的に死について迫る内容を期待していたため⭐︎3つ -
「死」について、科学や宗教などいろいろな視点から考えます。
面白かったのは、地球上に38億年前生命が誕生、
単細胞から多細胞へ進化し、24億年の旅を経て
アポトーシスが生まれたこと。
細胞の自発的な死=アポトーシスを観察すると、
細胞が死んでいくとき、自らの生命の素である
DNAをきちんと切断していることがわかりました。
このアポトーシスに異常が起きるとどうなるか。
たとえば「がん」は「本来死んでいく細胞が死ななくなり、どんどん増えていく」病気。
だから治療には、細胞にアポトーシスを思い出させる薬が必要になるそうです。
一方、肝炎、エイズ、アルツハイマーは、アポトーシスが「進みすぎる」、つまり細胞がものすごいスピードで死んでいくため、アポトーシスを抑制し、うまく働くように促す薬が必要です。
アポトーシスがあることで、寿命というものがあり
「遺伝的荷重」による種の絶滅を防いでいるのです。
それともうひとつ、安楽死についての釈徹宗さんのお話は「なるほど」と思うものでした。
長年のALSの友人がいるので、「その生を否定したくない」から「積極的安楽死(薬物投与で死に至らしめる)」を肯定しない。
(「消極的安楽死」なら、現場で行われています。
延命治療せず、痛みを緩和するだけのケアなど) -
未だ訪れていない「死」を知りたくて・・
第1章 そもそも「死」って何だろう
第2章 人はなぜ死ぬのだろうか
第3章 宗教でこんなに違う「死生観」
第4章「死ぬとき」に起こること
第5章「突然の別れ」と向き合う
第6章「死」をめぐる質問にお答えします
TV番組で著者の解説を聞いているように感じながら読み進めます。 -
アポトーシスを知り、なぜ生物は死ぬ必要があるのか理解した。
死ぬのは怖いが、寿命があり生に限りがあることで、自分はどのように生きていきたいのか深く考えることにつながり、生を全うできるのだと思う。
つい忘れがちだが、当たり前の日常がどれほどありがたいものか、ふとしたときに思い出したい。 -
死生観というより死でのお別れや臨死体験など、死への対し方を池上解説風に。わかりやすかったけど、若干物足りなかったかも。
81冊目読了。
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医学生物学・社会学・心理学・宗教といった様々な論点から「死」を丹念に追っていく良書。
『死体は語る』『エンジェルフライト』『救急救命センターからの手紙』『遺体と火葬のほんとうの話』など、死生観にまつわるものは色々と読んできたが、この本も「死」を考察する上で必要なことが書かれている。
特に、新型コロナウイルスで亡くなった方のご家族が書かれた日記は強く胸を打つ。咳が出始めてから火葬までわずか1ヶ月の間に家族が亡くなってしまったというご家族の話だが、大事なのは、このことは罹患したら誰の身にも起こりうる、ということではなかろうか。
「生きること」とその先にある「死という現象」に興味がある人におすすめできる一冊。 -
前半の宗教に関する話は池上さんの本で何度か読んだけど、後半の東日本大地震後やコロナの取材の話や、「あいまいな喪失」の話は響くものがあった。別れは残った人にとってすごく大切な時間であり、それを奪われた震災被害者、コロナ患者の家族がどれだけ今なお辛いか、少しわかった。
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死を考えると、やはり宗教のテーマは外せない。臨床体験などに踏み込んでいるところが面白かった
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死と向き合うことで、自分はどう生きるべきかということが浮かび上がってきます格差社会と言われる中、誰にでも「平等」に訪れるもの――それは「死」です。
どんなに健康を保とうと努力しても、「死」は万人が受け入れざるを得ない“宿命”なのです。あなたにとって「死」のイメージとはどんなものでしょうか? やはり怖いものですか?
死ぬ前・死ぬとき・死んだあと――いったいどんなことが起きるのでしょうか? そもそも死ぬことは不幸なことなのでしょうか?誰もが迎えることになる「死」についての知識を深めることは、「自分の生き方」について深く考える作業となります。「死」を考えることは「生」を考えること。三大宗教をはじめ、多くの宗教の現場を取材し、それぞれに向き合ってきたジャーナリスト池上彰氏による「死」の世界の考察。 -
自分が死ぬことよりも、大切な人の喪失が何より恐ろしい。
ただそれだけ。 -
2021京都外大図書館プロジェクト Library Explore Mission(L.E.M.)学生選書
京都外大図書館所蔵情報
資料ID:649403、請求記号:114.2||Ike -
より歳を重ねていくにつれ、死というものが身近になっていくと実感するこの頃。そんな時に本書と出会い、読んでみました。
死について科学、宗教、医学的知見を踏まえながら世界の事情も絡めつつ分かりやすく解説してくれるのは流石と言ったところ。
所謂「お迎え現象」については否定的な意見は多いものの、体験者のリアルな声を聴いていると、本当にあるかもしれないと思った。
またコロナ禍に置いて「曖昧な別れ」が頻発しており、愛する者の最期を看取れないことがこんなにも辛く、悲しい事だと改めて思い知らされた。
有限だからこそ人生に意味を見つける。死を穢らわしいものだと思わず、人生の素晴らしい幕切れだと考えて明日を生きていこうと思いました。
著者プロフィール
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