天使の牙 下 新装版 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.92
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本棚登録 : 122
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041097823

作品紹介・あらすじ

犯罪組織「クライン」の独裁者・君国の愛人はつみの身体と、女性刑事明日香の精神を持つ「アスカ」。決死の囮を演じる彼女に対し、組織は警察内部の通報者を使い、次々と殺戮の罠を仕掛けてくる。アスカを守るのは、明日香の元恋人・仁王こと古芳ただひとり。だが、古芳ははつみの体に宿るのが明日香であることを知らない。一方、アスカは古芳が組織の内通者である疑いを捨てきれない。不協和音が生じた二人にさらなる刺客が……。
感動と興奮を呼ぶエンターテインメントの真髄。

感想・レビュー・書評

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  • kindleにて再読了
    大沢作品の好きなとこは女性主人公が
    かっこいいんだよな

  • めっちゃくちゃ面白かった!!大好きな格闘シーンもたくさんある中で、最後はきちんと締めくくる。スカッとした。

    続編は結構分厚いらしいけど、そんなの知らん。絶対読むぞ、待ってなさい。

  • 切ないシーンもあったけど最後は期待通りでよかった。

  • 犯罪組織「クライン」の独裁者・君国の愛人はつみの身体と、女性刑事明日香の精神を持つ「アスカ」。決死の囮を演じる彼女に対し、組織は警察内部の通報者を使い、次々と殺戮の罠を仕掛けてくる。アスカを守るのは、明日香の元恋人・仁王こと古芳ただひとり。だが、古芳ははつみの体に宿るのが明日香であることを知らない。一方、アスカは古芳が組織の内通者である疑いを捨てきれない。不協和音が生じた二人にさらなる刺客が……。
    感動と興奮を呼ぶエンターテインメントの真髄。

    疾走感のある物語の展開で読み抜ける楽しみがあった。アクション映画の小説版という感じだった。

  • 20年以上前のハードボイルド
    2時間ドラマの脚本のような作品であった
    設定も陳腐で内容もひどい
    読むのがつらかった

  • おもしろかった!最後は一気に読み進めた。
    ありえない話だけれども読んでしまう。戦闘シーンは文章でなんとなく想像しながら読んだ!最後はどうなるのかなと思ったけどいい最後だった!あとがきを読んで続きがあることを知って読もうと思います。

  • 2021/12/16 128読了

  • 大沢氏の本はしおりはさんだところが後半になるのがわかると、あー終わっちゃうーってなる。

    コロナ年の新装版、読み終わって余韻に浸りつつ解説読んで、続編あること知ってよっしゃ!ってなる。

    旅に出れないコロナ2年目、ステイホームしつつ自宅で本の世界へトリップ!

  • 母から借りた本

    上巻で犯罪組織の独裁者、君国の愛人はつみを保護する任務についた明日香ははつみと共に襲撃される
    はつみは脳を、明日香は身体を激しく損傷し、はつみの身体に明日香の脳が移植される
    明日香は瀕死の重体から目覚め、その事実を知る
    明日香は囮となり、元恋人と巨大な犯罪組織に立ち向かう

    設定はファンタジーですよねー
    目覚めたらビックリするほど美しい女性に生まれ変わってるなんて!
    現実にそんなこと起きたら喜んでる場合じゃないんでしょうが
    明日香の元恋人、仁王ははつみの身体に明日香の脳が宿っていることを知らないので、見た目は自分の恋人の仇だけど、中身は恋人という厄介な状態に…
    設定はファンタジーだけど、さすが大沢在昌さんだけあり、しっかりハードボイルドです

    17年前に映画化されてますね
    明日香の元恋人、無口で屈強な大男を大沢たかおさんが演じてるんですね
    ちょっとイメージじゃないけど…
    それにしても、大沢たかおさんは最近ではキングダムの王騎役が記憶に新しいですが、屈強な大男役を演じること多いんですね

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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