刑事にだけはなりたくない 警務課広報係永瀬舞 (角川文庫)

  • KADOKAWA
2.13
  • (0)
  • (0)
  • (7)
  • (4)
  • (5)
本棚登録 : 60
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041097915

作品紹介・あらすじ

出勤途中に捨て猫を発見した赤羽署警務課広報係の永瀬舞は、子猫を放っておくことができず休暇を取って保護することにした。だが翌日、舞は自宅付近のアパートで殺人事件が起きていたことを知る。叔父の副署長に呼び出された舞は、被害者と会っていたことから、捜査に協力を求められるが──。捜査一課の氷室とともに初めての事件現場と聞き取りに向かった舞は、刑事には真似できない、驚くべき捜査の才能を発揮していく。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  初見の作家だが、個人的には近年まれにみる大外れ。タイトルとあらすじに騙された感じ。
     文章自体は読みやすいが、三人称の地の文での『パパ・ママ』表記や『やばい』などの口語を使うなど、大人向けの書籍とは思えない。
     ジャンルとしてはユーモアミステリになるのかもしれないが、悪ふざけとご都合主義が合わさっただけで、ちっとも面白さを感じなかった。
     また主人公をはじめ登場人物のキャラづけがひどい。女性キャラほど顕著で、作者は女性に偏見を持っているのでは? と勘繰りたくなるほど。
     よほどのことがない限り、今後この作者の本を読むことはないだろう。

  • 帯に読後の清涼感て書いてあったけど私には合わなかった。主人公とその友達は中学生のいじめっ子ぽくて他の登場人物も馬鹿ばっかり。誰も好きになれなかった。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

広島県出身、早稲田大学卒。作家、写真家。主な作品に「秘闘秘録 新三郎&魁」シリーズ『ヤマダチの砦』『隠れ谷のカムイ』『オニウドの里』『覇王のギヤマン』『アテルイの遺刀』。その他『首売り丹左』『晴れときどき、乱心』などがある。石本馨名義の写真集は『戦争廃墟』『団地巡礼』『見たことないサボテン・多肉植物』(小田康平著・中谷航太郎撮影)など。英・レアクション出版から刊行された『Photography and Japan(写真と日本)』にも作品が収録された。

「2020年 『刑事にだけはなりたくない 警務課広報係永瀬舞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中谷航太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×