- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041098448
作品紹介・あらすじ
竜の討伐に失敗した結果、ケガをしたまま放置され、仲間に捨てられてしまった白魔法使いのアマリア。――もう死ぬのかな。覚悟を決めたその時、なぜか竜は人間の子ども姿になって甘えてきた!? 村に戻ったアマリアは、ユーゴと名づけた竜の正体を隠し、二人で親子として大好きな紅茶を嗜むスローライフを満喫することに。すると、アマリアの本当の才能が開花して……?
「ママが淹れたお茶、おいしい!」
大切な人のために最高の一杯を。最強家族と癒しの紅茶生活!
感想・レビュー・書評
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冒険者の仲間から見捨てられたアマリア。諦めたところで、討伐しようとしていた竜に助けられ、人間の子供の姿になったユーゴと一緒に生活を始めることになる。「仲間」のことは許せるはずがないけれど、そんなことよりユーゴとの生活や、白魔法使いとして感謝される生活を楽しんでいるアマリアは見ていて楽しくなった。レオナルドとも再会して、3人で一緒に過ごすところは、幸せな家族にしか見えないし。過去の出来事や、アマリアの力をめぐって危険な目に合うこともあったけれど、レオナルドとユーゴが精一杯アマリアを守ろうとする。そんなお互いを大切にできる関係を築けている3人をもっと見ていたくなった。
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帯のストーリーキーワードでほのぼのってあったけど、そこまでほのぼのじゃない。出てくる敵?がなかなかゲスいし。特に黒魔法師のヤツがキモい。あと勇者と王女の末路の差も突っ込みたい。まあ些事なのかな?攫われる経緯も少し突っ込み所があるし…。もっとほのぼのシーンと後日談があれば良かったんだが。