- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041098660
作品紹介・あらすじ
北海道・札幌。会社を辞めて放心状態の雪緒は、立ち寄った『くま弁』のお弁当に感動して、配達のアルバイトをすることに。様々な事情で宅配を希望するお客様に、料理に込めた想いを届けようと奮闘するが?
感想・レビュー・書評
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きんぴらおにぎりが食べたくなる1冊。脳みそに負担なくお気楽にスラスラと読めるのが良い。ただし、お腹が空いているときに読むとお腹が鳴り始める。
雪緒の120%で人にぶつかっていける純朴さが羨ましい。世の中そんなにうまくはいかないものよ、と腹黒く思ってしまう自分もいるけれど、そもそも雪緒は相手からの見返りを期待しないからそういうことができるのか。やりたいからやる。できることをやる。言ってみればただの弁当配達だけど、お届けしていたのは弁当だけにあらず。
ほんわか心温まる話が詰まっていました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズものなのに全然中だるみがない。
ずっと読んできたからと惰性で読み続けるなんてことなく、ずっとわくわくした気持ちが失われないのが素晴らしいと思う。
それにしてもこんなに長いシリーズになるなんて想像していなかったな。 -
シリーズもののようだけど、なんとなく1冊ずつ独立している雰囲気だったので、表紙のおむすびに惹かれて最新刊を読んでみることに。ごはんに癒される話というのは良いものですね。
訳あって会社を辞めた女性が勤め始めたお弁当屋さん。どんなに嫌みな客に当たろうとも、客の要望に添おうとする姿勢を見習いたい。
舞台となるお弁当屋さんがいつも同じでヒロインが変わるというわけでもないのでしょうか。こりゃシリーズ最初から読んでみなければ。
あ、卵焼きを作るときの描写だけは「うっ」と声が出ました。だって私は関西人。砂糖は入れないもんで。 -
面白かった!
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できることがある、やれることがある。
雉村さんのエピソードの、
雪緒のセリフが印象的だった。
前向きになれる言葉がたくさんあふれていて、
読んでいて幸せな気持ちになれる、
大好きなシリーズです。
著者プロフィール
喜多みどりの作品






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