弁当屋さんのおもてなし しあわせ宅配篇 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 337
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041098660

作品紹介・あらすじ

北海道・札幌。会社を辞めて放心状態の雪緒は、立ち寄った『くま弁』のお弁当に感動して、配達のアルバイトをすることに。様々な事情で宅配を希望するお客様に、料理に込めた想いを届けようと奮闘するが?

感想・レビュー・書評

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  • きんぴらおにぎりが食べたくなる1冊。脳みそに負担なくお気楽にスラスラと読めるのが良い。ただし、お腹が空いているときに読むとお腹が鳴り始める。

    雪緒の120%で人にぶつかっていける純朴さが羨ましい。世の中そんなにうまくはいかないものよ、と腹黒く思ってしまう自分もいるけれど、そもそも雪緒は相手からの見返りを期待しないからそういうことができるのか。やりたいからやる。できることをやる。言ってみればただの弁当配達だけど、お届けしていたのは弁当だけにあらず。

    ほんわか心温まる話が詰まっていました。 

  • ブクログ700冊目。節目の一冊は久しぶりのこちらのシリーズです。

    相変わらずくま弁美味しそう!!!!
    お腹減ります。読んでると。

    今回はセカンドシーズンだけあってユウくん千春ちゃん夫妻は控えめ。雪緒ちゃんメインのお話ですね。

    とはいえ私が大好きな黒川親子が大変そうで、でも最後はちょっとほっとしました。

    これがスタートということで、続編期待していいんだよね??

    またこの暖かい世界観のなかにトリップできるのはとても嬉しいです。続編期待してます。

  • シリーズものなのに全然中だるみがない。
    ずっと読んできたからと惰性で読み続けるなんてことなく、ずっとわくわくした気持ちが失われないのが素晴らしいと思う。

    それにしてもこんなに長いシリーズになるなんて想像していなかったな。

  • シリーズもののようだけど、なんとなく1冊ずつ独立している雰囲気だったので、表紙のおむすびに惹かれて最新刊を読んでみることに。ごはんに癒される話というのは良いものですね。

    訳あって会社を辞めた女性が勤め始めたお弁当屋さん。どんなに嫌みな客に当たろうとも、客の要望に添おうとする姿勢を見習いたい。

    舞台となるお弁当屋さんがいつも同じでヒロインが変わるというわけでもないのでしょうか。こりゃシリーズ最初から読んでみなければ。

    あ、卵焼きを作るときの描写だけは「うっ」と声が出ました。だって私は関西人。砂糖は入れないもんで。

  • まさか、こんな形でシリーズが続くとは思わなかった。
    今回限りなのかもしれないが、くま弁を新たな視点から見られたのは、色々な発見があって面白かった。

    という訳で、主役交代である。
    千春さんとユウさんはサブキャラとなり、主役はこれまでくま弁のことを全く知らなかった女性。
    前の会社でのことを未だに後悔している中、くま弁とあるキャラとの出会いで、自分の居場所を見つけていく感じ。
    (シリーズが長く続くと起きがちな)マンネリ化を防ぎ、シリーズにも、くま弁の在り方にも新たな風を吹き込んでくれたいいキャラだった。
    手書きのお品書き、いいね。
    くま弁とマッチしている。
    彼女もそんな魔法のお弁当にやられた口。
    くま弁でバイトをすることになるが、関係者というよりはまだお客さん的立ち位置で、読者側に近い。
    また新規キャラだから、くま弁の見方も第三者的に見てくれるので、新鮮味があった。
    読者も視点がマンネリ化するから。

    それにしても。彼女の前の会社の上司はやばい。
    詳細を述べるのも閉口するほど救いようのないキャラだが、こいつもくま弁の魔法にやられて、多少丸くなったようでよかった。
    大抵、ああいうキャラは懲りないし、今更性格の矯正は無理だろうから。
    そういうキャラにもくま弁は響く。
    勿論、善人に導くほどの力はないけれども、少なくとも、今もあの会社にいる人たちの助けにはなったと思う。
    なっていてくれと願う。

    雉村さんの件といい、キャラが結構キツい人たちが多く、くま弁のキャラたち以外は割と殺伐としていた印象。
    お蔭でくま弁の外がしんどいしんどい。
    こなくそと思いながら読んで、それでも何だかんだでくま弁が何とかしてくれるのは、本当にありがたかった。
    無論、前述通り、それで全部解決! なご都合主義ではないけれど、きっかけにはなってくれている。
    それで読む側も救われるのである。
    やっぱり、こういう弁当屋さん、地元に欲しいなあ。

    またほぼレギュラーキャラだったある子の問題もエピソードの一つ。
    そんな大変なことになっていようとは。
    でも、主人公の頑張りもあって、その子も新たな一歩を踏み出せたよう。
    また一人、巣立ちを見送った気持ちで、寂しくもあり、晴れ晴れした気持ちでもあり。
    今はただ、その子の決意を見守っていたい。

    新たな体制となったくま弁。
    結婚しても相変わらずな夫婦のその後も気になるし、新たな風となった彼女がどうくま弁を変えて行ってくれるのかも楽しみ。
    という訳で、更なる続きを期待しているのである。

  • シリーズ7作目。
    マンネリ化してきたゆうさんと千春さんとの話から、新たな登場人物が!
    前職を訳あって退職し、くま弁のお弁当に巡り合い、宅配のアルバイトとして働くことになった雪緒。
    最初、なかなか彼女に感情移入できなかったけど、
    第3話は、読んでいてワクワク(⁈)してしまった(笑)
    さあ、続編に期待‼︎

  • おいしいご飯は心を元気にする。
    食べる人を想ったご飯とお届け、いいな。

  • 読んでいるだけで癒される本。千春さんとユウさんのように周りの人との時間を大切にしていきたいと思った。

  • 前作で千春とユウが結ばれたので完結かと思っていた。新作が読めて嬉しい。視点が変わって配達担当の雪緒が主人公に。

  • 前回、最終回みたいな終わりかただなと思っていたら、結婚シーンを飛ばして、数年後のくま弁に(ビブリア古書堂を思い出す)。しばらくは雪緒が主人公なのかな。

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著者プロフィール

北海道出身。第1回角川ビーンズ小説大賞にてデビュー。代表作に「光炎のウィザード」シリーズ、「デ・コスタ家の優雅な獣」シリーズなど多数。

「2021年 『弁当屋さんのおもてなし しあわせ宅配篇2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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