弁当屋さんのおもてなし しあわせ宅配篇 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 670
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041098660

作品紹介・あらすじ

北海道・札幌。会社を辞めて放心状態の雪緒は、立ち寄った『くま弁』のお弁当に感動して、配達のアルバイトをすることに。様々な事情で宅配を希望するお客様に、料理に込めた想いを届けようと奮闘するが?

感想・レビュー・書評

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  • ☆4

    新シリーズ第1弾

    前作までの主人公・千春がユウと夫婦になり、「くま弁」で新たに配達のアルバイトとして働くことになった雪緒が新シリーズの主人公に。

    前作までのシリーズに登場した「くま弁」の常連客は変わらず新シリーズでも登場してくれるので、前作からお話がそのまま続いているような安心感がありました❁⃘*.゚

    今後の展開を楽しみに、引き続き新シリーズも読み進めていきたいと思います!

  • 宅配担当でバイトを始めた雪緒が主人公。
    千春とユウ夫婦の影が薄くなって甘さ控えめになった気がするが、そこがなかなかよい!

    きんぴらのおにぎりを食べてみたい。
    あぁお腹減った。

  • きんぴらおにぎりが食べたくなる1冊。脳みそに負担なくお気楽にスラスラと読めるのが良い。ただし、お腹が空いているときに読むとお腹が鳴り始める。

    雪緒の120%で人にぶつかっていける純朴さが羨ましい。世の中そんなにうまくはいかないものよ、と腹黒く思ってしまう自分もいるけれど、そもそも雪緒は相手からの見返りを期待しないからそういうことができるのか。やりたいからやる。できることをやる。言ってみればただの弁当配達だけど、お届けしていたのは弁当だけにあらず。

    ほんわか心温まる話が詰まっていました。 

  • くま弁に新しいキャラクターが登場!
    前職にお弁当を届けた話
    嫌いなタイプの男の人が出てきました
    ユウさんと千春さんの人柄が、雪緒さんのような素敵なお品書きを作れる人を呼ぶんだな!と思いました

  • くま弁シリーズ⑦ (宅配篇①)
     冬至の夜のりょうおもい南瓜
     豚汁、石狩鍋、三平汁
     二十二時のきんぴらおにぎりエトセトラ
     父と娘の玉子焼き

    くま弁があるのは変わらないけど、主人公が千春ちゃんから
    運転大好きな雪緖ちゃんに変わったー!!
    くま弁がデリバリーもできるようにするために、
    アルバイトを雇おうとしており、
    そこに、たまたま職場をやめたばかりの雪緖が遭遇。
    雪緖ちゃんが主人公なんだけど、
    個人的には黒川さんの娘の茜ちゃんが
    物語を引っ張ってくれてる感じがして好きだったー。

    きんぴらおにぎりの話は、雪緖ちゃんの元職場の
    同僚である鷹森がパワハラ、セクハラのパレードで
    読んでて、めっちゃイライラしたー!!
    きっとこの人は、また出てくるんだろうなー笑

  • 新シリーズ、面白かったな?!ユウくんと小鹿さんは無事落ち着いたのにまだシリーズは続くからどういうこと?と思ったらそういうことか!面白かったわ。いつも思うけどみんな若いのにしっかりしてんな…

  • 新しい主人公の雪緒。エンジニアとして働いていた会社をちょっとした事件と勢いで辞めてしまった所からスタートしています。ユウや千春が切り盛りしているくま弁をきっかけに彼女も少しずつ変化してる様子が印象的です。茜ちゃんの芸能活動の事だったり、配達先のお客様だったり、かつての同僚。そして、雪緒の家族の事…まだまだ展開が楽しくなりそうです。茜ちゃんの話は、かなり涙が出そうでした。1巻から読んでいたので、彼女の努力の賜物だったり、苦悩だったり…ありありと伝わってきます。

  • 新しくくま弁に加わった配達担当の雪緒が主人公の新シリーズ。

    ユウさんの出番が少なくて淋しいけど、くま弁の温かな雰囲気、美味しそうなお弁当は相変わらず魅力的で、雪緒もいいキャラでほっこりする。

    しかし、茜ちゃんの芸能活動どうなるのかな。

  • シリーズものだとは知らずにこれから読んじゃった・・・ショック。
    登場人物たちが誰も彼も嘘くさくて、頭の中で全くリアルにイメージ出来なかったのは前作を知らなかったからなのかも。

    しかし出てくるご飯はどれも美味しそうで、読んでたのが深夜と言うのもあってかずっとお腹鳴ってました。

    かぼちゃのぜんざい、近い未来に振る舞ってあげようと思います。

    きんぴらおにぎり、食べたこと無いどころか見かけた事も無いけど絶対美味しいですね。北海道にはよくあるのでしょうか?
    特にそういう訳でも無いのだとしたら、ピンポイントにきんぴらおにぎりを毎度要求する鷹森バカ面倒ですね。

  • できることがある、やれることがある。
    雉村さんのエピソードの、
    雪緒のセリフが印象的だった。
    前向きになれる言葉がたくさんあふれていて、
    読んでいて幸せな気持ちになれる、
    大好きなシリーズです。

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著者プロフィール

北海道出身。第1回角川ビーンズ小説大賞にてデビュー。代表作に「光炎のウィザード」シリーズ、「デ・コスタ家の優雅な獣」シリーズなど多数。

「2023年 『弁当屋さんのおもてなし 新米夫婦と羽ばたくお子様ランチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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