私立シードゥス学院 小さな紳士の名推理 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041098714

作品紹介・あらすじ

選ばれし小紳士達が集う全寮制の寄宿学校・私立シードゥス学院。厳粛なゴシック建築の佇まいの、美しい学舎だ。
13歳から17歳までの生徒が、≪赤寮≫≪黄寮≫≪青寮≫≪緑寮≫≪特別寮≫の5つの寮に分かれ寝食を共にしている。
≪青寮≫1年生の仲良しトリオ、獅子王・弓削・日辻は、時に他寮の生徒や上級生、新米寮監の天堂らと衝突しながらも、穏やかで優雅な生活を送っていた。

ある日、宿舎で教師の殺人未遂事件が起こる! 
事件の解決に向け立ち上がる寮長ら上級生達。しかし2年生の証言により、突如、獅子王に疑いがかけられ――?
「何人たりとも、学院の平和を乱す者は許さない」
優雅な寄宿学校ミステリ、開幕!

イラスト/ごもさわ

感想・レビュー・書評

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  • 最初はん?ってなってしまった、、、
    (自分の理解力の無さ、、、)
    でも読み進めていくうちに、物語の中に入ってしまう。
    最後にはまさかあの人が、、、

  • 英国パブリックスクールチックな設定、もう無条件に楽しい。キャラの良さが光っていて、各々の生い立ちとかそもそもこの独特のルールで成り立つ学院は何なのかとか、気になること山のようにあるから続いてほしい。獅子王が好きです。

  • 高里さんらしい、煌びやかな文章が心地良い。

  • 美唄市立図書館 中村ちひろ 2022-2.4掲載

  • かなり特殊な寮生活。この作者ならではの独特で迂遠な書き口で、日常系の謎が繰り広げられます。

  • 素敵な、若々しい寄宿学校ミステリーでした。
    建物や部屋の描写が細かく、優雅な雰囲気を感じながら読むことができました。
    また、越境生を「ウォード」と読むなど、ルビもお洒落でした。

  • 前作のうち執シリーズのように
    謎を解く感じ。気になる点があるので
    もしかしたら続くのかな?って思ってる。

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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