高校事変 VIII (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 330
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041098745

作品紹介・あらすじ

生徒や教職員が気持ちを新たにする始業式の日、犯罪史上最凶のテロリストを父に持つ優莉結衣が迎えたのは、心躍る新学期ではなかった。田代ファミリーが総力を結集し、酸鼻極まるサバイバルゲームを挑んでくる。突如行方をくらました男子生徒の謎、担任教師となった伊賀原の暗躍……。午前零時、“結衣狩り”が始まるかに思えたが、事態は思わぬ方向に転がりだす。武蔵小杉高校事変以来、最大規模の頂上決戦。その結末は?

感想・レビュー・書評

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  • 僕がこよなく愛する史上最強最凶最恐の美しき女子高生・優莉結衣ちゃんが活躍する本シリーズももう8巻目。
    今回は、結衣にいままで煮え湯を飲まされまくった田代ファミリーがなりふり構わず結衣を殺しにかかってくる。

      優莉結衣を殺せば最大12億円超えの賞金

    このニュースが日本中に振り撒かれ、日本中から半グレ連中が集まり、結衣を殺そうと奮闘するのだが・・・。

    なるほど、血で血を洗う殺戮が繰り返されるのかと思いきや、ストーリーは田代ファミリーの思惑道理には進まず、意外な方向へ進んでいく。

    いや、第8巻も面白い。

    過去に登場したキャラクターが再登場し、結衣の敵になったり、味方になったりと大混乱(笑)。

    第4巻で結衣があえて殺さなかった韓国人不良グループの美少女刺客・ヨンジュがここで再登場してきました。
    いつ出てくるか楽しみだったんだよね~。
    期待どおりの活躍をしてくれます。
    さらに本シリーズお約束である、中三なのに凄腕という結衣の妹、優莉凛香も、お姉ちゃんの結衣につかず離れずで、この姉妹のやり取りは楽しい。

    という訳で、本巻ではかなり結衣の兄弟姉妹の消息が分かってきます。
    一番、わからないのは長男だな~。結衣と同じポテンシャルを持っているとか怖すぎるだろ(笑)。

    今後、いつか登場するんだろうけど、敵になるか、味方になるのか。楽しみすぎますね。

  • 高校事変シリーズの8作目。幼い頃から父親に戦闘マシーンとして育てられた主人公の結衣と、宿敵田代親子との半グレや警察を巻き込んだ死闘が描かれる。本作は今まで以上に結衣とその兄妹との絆に重点を置いて描かれていて、その点は良かったが、田代親子との闘争にはそろそろ飽きてきたのも否めない。

  • 優莉結衣に再三苦杯を舐めさせられてきた田代ファミリー。彼女を抹殺せんとその首に懸賞金をかけ、欲に目の眩んだ半グレ集団他様々な賞金稼ぎが殺到。
    さらに、直接の戦闘では埒が明かないとみた田代ファミリーは、遂に大量殺りく兵器で片を付けようとする。核兵器=原爆という最終手段。
    戦闘はスケールアップするばかり!
    一方、武蔵小杉高校事変以来の彼女の行動を立件できない警視庁は、検察審査会に申し立てを行う。しかも特別公開手続きで結衣本人の出席を要請。
    起訴となると、結衣は逮捕?
    様々な戦闘場面では危機を脱してきたが、警視庁相手にどう切り抜けるのか、ますます目が離せない。
    田代勇次のファンミーティング会場での戦いで、凛香や篤史たちと兄弟の絆が芽生えた結衣。
    勇次との次の戦いが、いよいよ最終決戦となるのか?

  • 今までで1番すんなり読めた。感情描写が比較的抑えられていたのが良かったように思う。とりあえず第1部完というとこかな。次回作から市村凛編か?田代勇次がどう出てくるかも注目。

  • 今回もハラハラさせる展開で大ボスも登場、豪華。でも過去のキャストや兄弟の名前が頻繁に出てきて、前作から間が空いているだけに理解に苦しんだ。本筋に関係ないなら出さなくてもいいのでは?

  • 2020年8月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ8作目。優利結衣に懸賞金がかけられ、田代ファミリーの猛追がかかる。原爆まで持ち出して、あっさり不発にするあたりは、お笑いのようで、少し残念。ドタバタ気味の展開でしたが、結衣が無事でホッとしました。

  • 主人公は女子高生で17才という年齢に守られている最近2人目を殺してから殺害に歯止めが利かなくなった殺人鬼「優莉結衣」がラスボス田代一家の掛けた「12億円の賞金」を巡り、名乗りを上げた一同が餃子店に集結ww(おかしいんですけど)

    ヨンジュって誰~、記憶が・・・4巻情けを掛けた韓国人の刺客が友情出演・・・
    この回は「優莉結衣ファミリー」ができて18歳以降の困難を乗り越えるベースができた(個人の感想です!)
    実のファミリー篤志・凛香・弘子・智沙子・(詠美)、そして結衣の兄・・・最強長男か、最終巻に無敵の戦いをしつつ逆転負け(予言)

    作者には新しい戦いの舞台が言えている気がする

  • 結衣vs優利兄弟を想像していたけど、全然違った。
    まさか核兵器を出してくるとは、、
    いつも通りのスピーディーな展開だったので、驚きや呆れもあったけど楽しく読めた。

    ラストは兄弟とちょっとだけ和解できた感じもあって微笑ましい。
    しかし、市村凛の逃走を間にぶっ込んで来たので今後どうなることやら。
    高校卒業がとても気になる。

  •  昨今の目まぐるしくかわる時事を取り入れつつのストーリー展開と執筆のスピードには舌を巻く。
     因縁の対決も佳境かと思っていたら新たな強敵がスタンバイをはじめたようで……。いったいどこまで続くのかと、読んでいるだけなこちらが息切れしそう。

  • 相変わらず『いま』を切り取ったかの様な現実社会とのシンクロが作品に不思議なリアリティを与えている。
    とは言え、工夫を凝らしてはいるものの物語的にはややマンネリ感が…というのは前作までの話で、
    今作では敵役の攻撃が大胆というか周到というか、まさかまさかのアレの投入! で、私も体温2、3度上がって(コロナではなく)手に汗握る展開に!

    そして最終局面! 次は何を仕掛けて来るのやらという訳で次巻に期待大。

    その時には作中でも首相が変わってるのかな…(笑)。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2021年 『千里眼 ノン=クオリアの終焉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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