- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041098769
作品紹介・あらすじ
――命がけの推理劇がはじまる――
人里離れた山荘での晩餐会。招待客たちが超高級時計を巡る奇妙なゲームに興じる最中、
山荘の主、女性作家の森怜子が書斎で変死を遂げた。それをきっかけに開幕したのは命を賭けた推理ゲーム!
巻き込まれた防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)の榎本と弁護士の純子は、時間の壁に守られた完全密室の謎に挑むが......(「ミステリークロック」)。
表題作ほか計2編収録。『コロッサスの鉤爪』と2冊で贈る、防犯探偵・榎本シリーズ第4弾。
本書は、単行本『ミステリークロック』収録の4篇のうち、「ゆるやかな自殺」「ミステリークロック」の2篇を分冊して文庫化したものです。
他の「鏡の国の殺人」「コロッサスの鉤爪」は、同時に発売された『コロッサスの鉤爪』に収録されています。
感想・レビュー・書評
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久々の防犯探偵シリーズ!
凄いトリック!
…やけど、凝りすぎて…
分からん…
じっ〜〜〜くり考えんと…
当然、作者も意識して、図やら、時間割みたいな図を出してきてる…
しかし…
難しい…
でも、密室系の集大成のような凝り方は凄い!
凄さはわかるんやけど…
凄さだけで、トリックが…
電車とかで、途切れ途切れでは、こらしんどいな…
青砥さんも同じ気持ちなんか、コメディ化してるやん。
もう少し、2人の掛け合いも見たいな…
さて!もう一回、休みにでも、じっくりと読むか(^◇^;)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
'22年7月19日、Amazon audibleにて。貴志祐介さんの著作、初体験です。
有名な作家さん、ということはもちろん知っていましたし、映画化された作品は、多分殆ど観てますが…小説を、読んだ事はありませんでした。
いやあ、凄い!と思いました。とくに、表題作が。トリックが複雑過ぎて、もうわけがわからん!しかし、練りに練ったトリック、ということは、よく分かりました。もう、ゲップ(失礼!)しかでません(@_@)
4作中、僕は「ゆるやかな自殺」が、一番好みでした。他の三作と比べて、一番「優しい(?)」トリックだったな、と…。綾子(この字でいいのかな?)は登場しませんが、先ずはこの作品で、感心しました。
読み始めてから知りましたが、シリーズ作品みたいですね。知らずにこれから聴いてしまいました。最初の作品も、聴いてみます。
いやぁ、面白かった!-
まーちゃんさん、こんにちは(*^^*)むふふ、貴志さん読んで(聴いて)しまわれたのですね、嬉しいです。
トリックに脱帽して思わずゲップが出...まーちゃんさん、こんにちは(*^^*)むふふ、貴志さん読んで(聴いて)しまわれたのですね、嬉しいです。
トリックに脱帽して思わずゲップが出てしまう気持ちわかります...わかりますぞぉぉ
笑かせていただきました(*^^*)素敵なレビューありがとうございます♪2022/07/19 -
>111108さん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。
もう、呆れるほどに、凄い!と思いました。僕なんか、「あんたさぁ、バッカじ...>111108さん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。
もう、呆れるほどに、凄い!と思いました。僕なんか、「あんたさぁ、バッカじゃね〜の!」と、作者さんに、言いたいほどです(゜o゜;ハハハ!
いいねを!いつも、ありがとうございます。2022/07/19 -
>NORAxxさん、こんにちは。いつもいいね!を、ありがとうございます。
笑ってやってくださいಥ‿ಥ
表題作のトリック、解決編を読みながら...>NORAxxさん、こんにちは。いつもいいね!を、ありがとうございます。
笑ってやってくださいಥ‿ಥ
表題作のトリック、解決編を読みながら…途中で…諦めました。作中の純子さんと、同じ気持ちです。「なんか、解んないけど、スゲェ〜な!」って╮(╯_╰)╭ハハハ!2022/07/19
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シリーズ物のため買った一冊。
時計を使ったミステリーだった。
2つの話が収録されていた。
表題作ミステリーロックは自分の理解力がないせいかあまり理解出来なかった。
トリックが複雑すぎてよくわからない。
途中図解があって理解できた部分もあるが、文章だけだったら全く理解できなかった。
トリックも実際にそんな事できるの?と疑問に思う。
理論的に筋は通るが実際にはそんなうまくいかないと感じてしまいトリックに興味がなくなっていく
結果的に弾の入ってない銃だったが、その銃で脅されたのに皆さん怒りを感じてないのも気になる
いろいろ納得いかない事が多く興味がなくなってきた。
なんだかんだでシリーズ物だったからこれまで読んでいたが、かんかもういいやと感じた小説でした。
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ミステリ
かかった時間 2時間弱
先日読んだ「コロッサスの鉤爪」とセットの短編集。とくに表題作はきっと「本格ミステリ」なのだろう。犯人とトリックの種類がうすうすわかっている状態で、しかし決定打のないまま話が進行するが、最終的には探偵役の榎本が謎を解く、というものだ。トリックは精密だし、ストーリーも良いが、「ポンコツ助手」の女性の出てくる意味がわからず、その部分は読んでいて苦痛。
個人的には1話目のヤクザの話くらいの軽さのものも好きだ。 -
綿密に練り上げられたトリックが綿密過ぎて入ってこなかった。犯人はこの人でこういう行動が怪しいな、とすべて予測できるがゆえに驚きのトリックが欲しいところが、ややこし過ぎて「ふーん」で読み進めてしまった。この綿密さが好きな人は好きなのかな。
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ドラマ化もされていた防犯探偵シリーズの中短編集その1。一つは雑誌掲載時に読んでいたのか既読だったし、ドラマでも見た話だった。表題作は二転三転するのが楽しいのだが、トリックが複雑すぎて図解を見ても理解できた気がしないという難点あり。面白さの面では文句なし。
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※4篇収録の単行本を読みましたが、文庫版しか見当たらなかったのでこちらに感想を書いています。文庫版は2篇収録なのですね。
ハヤカワミステリマガジンで評価が高かったので、内容を知らずに読んだところ・・
以前大野智さん主演でドラマ化された「鍵のかかった部屋」の榎本さんシリーズの短・中編集だった。
表題の作品はトリックが私には難しすぎて読むのが少ししんどかった。よくこんなこと思いつくなぁと感心。
その次の「コロッサスの鉤爪」が分かりやすくて面白かった。
弁護士の青砥さんはドラマと違ってなかなかのポンコツ振りだが、ミステリーを深く考察せずに読み進める私としては青砥目線で真相を知ることができて楽しめた。 -
トリックが難しくて、文章ではピンと来なかったのが残念。あと、無駄に登場人物が多いような気もしました。
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「コロッサスの鉤爪」と分冊で出版された防犯探偵・榎本怪シリーズ第4弾。本書は中編の表題作と短編の「ゆるやかな自殺」を収録。
表題作は、トリックの構図は割とわかりやすいものの、登場する様々な時計をイメージするのはなかなか大変。時計好きの方ならイメージしやすいのかもしれないが、そうではない方は苦労するように思う。そのため、構図はわかるが、解決部分を読んでも「?」となるかもしれない。ミステリーで犯人もわかっているのに複数回読まないと理解できない(ついつい読んでしまう)、ミステリーの悪魔が宿っているといってもいい作品。 -
トリックは面白いのに、ポンコツ助手の存在が不快で読んでいて辛い。定期的に自分のことを美貌だなんだと自負したり女であることを強調する表現がストーリーに関係がなくて笑いの取れない無駄な要素だと思った。
著者プロフィール
貴志祐介の作品





