ミステリークロック (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.15
  • (4)
  • (15)
  • (30)
  • (10)
  • (2)
本棚登録 : 326
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041098769

作品紹介・あらすじ

――命がけの推理劇がはじまる――

人里離れた山荘での晩餐会。招待客たちが超高級時計を巡る奇妙なゲームに興じる最中、
山荘の主、女性作家の森怜子が書斎で変死を遂げた。それをきっかけに開幕したのは命を賭けた推理ゲーム! 
巻き込まれた防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)の榎本と弁護士の純子は、時間の壁に守られた完全密室の謎に挑むが......(「ミステリークロック」)。
表題作ほか計2編収録。『コロッサスの鉤爪』と2冊で贈る、防犯探偵・榎本シリーズ第4弾。

本書は、単行本『ミステリークロック』収録の4篇のうち、「ゆるやかな自殺」「ミステリークロック」の2篇を分冊して文庫化したものです。
他の「鏡の国の殺人」「コロッサスの鉤爪」は、同時に発売された『コロッサスの鉤爪』に収録されています。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ドラマ化もされていた防犯探偵シリーズの中短編集その1。一つは雑誌掲載時に読んでいたのか既読だったし、ドラマでも見た話だった。表題作は二転三転するのが楽しいのだが、トリックが複雑すぎて図解を見ても理解できた気がしないという難点あり。面白さの面では文句なし。

  • 綿密に練り上げられたトリックが綿密過ぎて入ってこなかった。犯人はこの人でこういう行動が怪しいな、とすべて予測できるがゆえに驚きのトリックが欲しいところが、ややこし過ぎて「ふーん」で読み進めてしまった。この綿密さが好きな人は好きなのかな。

  • 犯人捜しのあたりは、なんか読み進められなかったけど、榎本の謎解きが始まったら、グイグイ引き込まれた。
    まあ、図解で説明されても、理解できないけど。
    電波時計を狂わすなんて、考える方も解き明かす方もすごい。

  • とんちんかんな順子の推理と、それにあきれる榎本のコンビが大好き。
    コメディ色満載の文章とはいえ、ミステリーのトリックはあきれるくらいすごい。
    表題作のミステリークロックなんて、時間の表記が太字だし
    絶対時計を使ったミステリーだってわかっているのに、
    あまりにも精工で精密なトリックにお手上げ。
    コメディとシリアスの塩梅がすごい。犯人の動機とか、人を人とも思わないトリックとか、そういった残酷さに冷水をぶっかけられたような余韻に浸る。

  • ちょっと前にテレビで再放送を観たので、懐かしくて買ってみた。
    1作目は映像化されてたやつ。
    ミステリークロックは、なかなか難解。

  • 「ゆるやかな自殺」
    「ミステリークロック」

    防犯探偵・榎本シリーズ第4弾『ミステリークロック』を分冊化したもの。
    本書は、短編「ゆるやかな自殺」と中編「ミステリークロック」の組み合わせだ。
    「ゆるやかな自殺」はすでに映像化されており、トリックのイメージはしやすいが、本書で読んでもそれなりに分かりやすい。
    一方「ミステリークロック」は骨のあるロジックなのだが、文章で読むのは苦しい。
    よく読めば理解できるのだろうが、一読で理解するのは難しい。
    ぜひ映像化してもらいたい。

  • 防犯探偵シリーズ第四弾その1
    元は長編だった作品をあえて文庫二冊に分冊した作品。

    短編物と、中編物のお話が二つ収録されています。
    短編の方は榎本のみが登場し、問題提起から解決までがとても早い!
    榎本史上最速解決だった事件でした。

    そして中編。
    む、難しい…
    解決編で図形を用意してくれているのですが、理解する為に何度か読み返しつつ、図形と睨めっこしつつ読み進めた感じですね。
    知能犯vs頭脳明晰な探偵の図で、そもそもこんなややこしいトリックを考え付く貴志先生が凄い…

    総ページ数は少ないですが、内容的に読み応えたっぷりな一冊でした。

  • 「ゆるやか~」は前菜。表題作は種明かしまではガンガンページが進んだがトリック理解に時間が掛かり手が止まった。パイの層のような複雑難解緻密なトリックを堪能せよ!

  • 映像化を先に見てしまったため失敗。。。反省しました。
    表題作は、なんとも貴志先生らしい場面回しは素晴らしかったが「複雑な迷路が描けたよ!」って感じでゴールも答えも見えてるけど、面倒過ぎて理解しないまま進めてしまったし、それで支障が無かったし、、、
    そして青砥はなぜ居る(要る)んだ!?っていうね。

  • トリックに全くついていけず。。。嫌な感じのおじいちゃん作家以下の脳みそですみません。

    2021.4.12
    51

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2020年 『コロッサスの鉤爪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

貴志祐介の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
今村 昌弘
今村 昌弘
有効な右矢印 無効な右矢印

ミステリークロック (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×