ばくうどの悪夢

  • KADOKAWA (2022年11月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (496ページ) / ISBN・EAN: 9784041098783

作品紹介・あらすじ

「眠れば、死ぬ」
東京から父の地元に引っ越してきて以来、悪夢に悩まされていた「僕」は、現実でもお腹に痣ができていることに気づく。
僕だけでなく、父親の友人の子供たちもみな現実に干渉する悪夢に苦しめられていた。
やがて、そのうちひとりが謎の死を遂げる。
夢に殺されたのか。次に死ぬのは誰か。なぜ、悪夢を見るのか。
理由を探る中でオカルトライターの野崎と真琴からお守りをもらい、僕らの苦悩はいったん静まったかのように思われた。
しかし、今度は不気味な黒ずくめの女に襲われる悪夢を見るようになる。 「比嘉琴子」と名乗るその女は、夢の中で僕を殺そうとしてきて──。

みんなの感想まとめ

夢と現実が交錯する中で、恐怖とミステリーが織りなす物語が展開されます。主人公は、父の故郷で悪夢に悩まされ、周囲の子どもたちも同様の苦しみを抱えています。物語は、グロテスクな描写から始まり、夢の中での戦...

感想・レビュー・書評

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  • 比嘉姉妹シリーズ第6弾!

    「ばくうど」ってネーミングの由来が、「ぼぎわん」に似てるな。
     ブギーマン
       ↓
     ボギーマン
       ↓
     ボギーワン
       ↓
     ぼきわん
    ※このネーミングの変遷は、正しくないかもしれませ〜ん。あくまでもイメージでごさいます〜w
    作者同じやから、こうなる?

    ネーミングは、ともかく、夢の話なんで、「エルム街の悪夢」みたいな。そら怖いやん!

    いきなり、グロい!
    序章がえぐい!
    後の展開に続くとは言え、いきなり、八つ墓バリのスタート!

    夢って不思議と言えば不思議。
    ええ夢もあるもんなぁ〜
    こんな夢見せられたら、現実に戻って来たくない気持ちは分からなくはない。
    でも、自分自身の想像で見る夢は、ええけど、それが見せられてる(魅せられてるかも?)としたら…
    それも、バケモンに!
    操られているとしたら!

    しかし、嫌なバケモンやな。
    寝てる時ぐらい誰にも邪魔されんと楽しみたいやん!現実逃避にしても!
    まぁ、ええ夢ばっかりちゃうけど…
    仕事終わらんし、どうしよう(−_−;)
    的な…

    ストーリーは、夢が現実か、現実が夢か、入れ替わり立ち替わりで、混乱しきり。

    夢の世界に入って、退治する感じは、サイコダイバーシリーズを思い浮かべる。

    最強のお姉ちゃん登場するから、まぁ、何とか退治してくれると思ってたら…

    真琴ちゃん〜!
    早く帰って来て〜(T . T)
    次から、誰が主役すんの?(T . T)

    この作者の作品は、ホラーやけど、ミステリー要素もあってお気に入り!
    グロさもあるし(^-^)v
    この単行本が文庫化されんから、その次に進めないから…
    買ってしまいました〜
    もう、その次も、その次も手元に^^;

    感想書いてたら、遅くなってしまった!
    寝よ!寝よ!
    ええ夢見せてね〜!

    • ultraman719さん
      一休さん

      いいでしょ〜!
      でも、GW明けたら、残業ラッシュですけどね^^;
      一休さん

      いいでしょ〜!
      でも、GW明けたら、残業ラッシュですけどね^^;
      2024/05/04
    • 1Q84O1さん
      働けー!働けー!働けー!
      働けー!働けー!働けー!
      2024/05/04
    • ultraman719さん
      (。-ω-)ノ<ノンビリ♪
      (。-ω-)ノ<ノンビリ♪
      2024/05/04
  • 今作は疲れた〜な一作。゚(゚´Д`゚)゚。
    タイトル通り夢に引きずり込まれて死ぬ
    それは悪夢ではなく自分が望む幸せな世界
    だから現実に戻りたくない
    夢から目覚めたくない
    実際こんなの続いたら怖い!寝るのが怖くなる!

    まず物語の最初から何か違和感が…
    そしておかしいと思ったら…夢⁈
    夢から目覚めた現実世界からのこれも夢⁈⁈
    夢の中で寝てさらに夢⁇
    もう途中から夢か現実か考えるのも疲れる(゚-゚*;)

    ばくうど強いし!
    最強の琴子さえ….

    とりあえずばくうどから逃がれた2人の子供達だけど
    救った真琴は夢の世界でばくうどを封印?したまま眠り姫状態での終了…
    でもシリーズだから復活するはずだけど笑

    ここまで凝った内容だとちょっと疲れます…
    子供が巻き込まれる話はちょっと辛いですね(ノ_<)

    真琴どうやって復活するのか次が楽しみになりますけど次は短編か〜






    • みんみんさん
      これはユッキー君好きかも笑
      これはユッキー君好きかも笑
      2025/08/25
    • bmakiさん
      くまさんならいいのですが。ツキノワグマは怖いです。
      お散歩の時は懐中電灯片手に、瞬殺で倒せるようイメージトレーニングをしておりますm(_ ...
      くまさんならいいのですが。ツキノワグマは怖いです。
      お散歩の時は懐中電灯片手に、瞬殺で倒せるようイメージトレーニングをしておりますm(_ _)m

      目指せ、炭治郎の父ちゃん!
      2025/08/25
    • どんぐりさん
      足がかゆいなと思って目覚めたら
      すねとふくらはぎにたくさんブツブツが、、、、

      夢だったらよかったのに、、、

      多分海水プールのせいです。゚...
      足がかゆいなと思って目覚めたら
      すねとふくらはぎにたくさんブツブツが、、、、

      夢だったらよかったのに、、、

      多分海水プールのせいです。゚(゚´Д`゚)゚。
      2025/08/25
  • 夏はやっぱりホラー!!

    いや、たまたま図書館予約してたのが来ただけですが。

    シリーズの6作目かな。

    ほい。あらすじ。
    【「眠れば、死ぬ」
    東京から父の地元に引っ越してきて以来、悪夢に悩まされていた「僕」は、現実でもお腹に痣ができていることに気づく。
    僕だけでなく、父親の友人の子供たちもみな現実に干渉する悪夢に苦しめられていた。
    やがて、そのうちひとりが謎の死を遂げる。
    夢に殺されたのか。次に死ぬのは誰か。なぜ、悪夢を見るのか。
    理由を探る中でオカルトライターの野崎と真琴からお守りをもらい、僕らの苦悩はいったん静まったかのように思われた。
    しかし、今度は不気味な黒ずくめの女に襲われる悪夢を見るようになる。 「比嘉琴子」と名乗るその女は、夢の中で僕を殺そうとしてきて──。】

    エルム街の悪夢方式です。

    正直言うと、いやいつも正直にしか言わないけど、今回のはつまんなかっ……、合わなかった。特に怖くもなかった。
    いろいろと仕掛けは凝らされてるんだけど、なんていうか、のれない。
    夢の怪異だからかな~。
    ……と、思ったら夢でしたパターンが何度かあって、それが悪い方に自分には作用してしまった感じ。
    例えば、化け物に襲われて腕を食い千切られる。これは痛いし怖い。だけど、はい、夢でした~となる。これが何度かくると次に脚を食われる場面があっても「ああ、またどうせ夢なんだろうな」と、恐怖が緩和されてしまう。
    そんな感じ。
    素直に読めば十分に怖いお話だと思うんだが、自分のようにヒネた人間には「これってひょっとしたら丸ごと全部が夢オチになるんじゃね」みたいにどこかで思ってしまい、そうなると何人犠牲になろうと、どれほど怖ろしい場面が続こうと、「はい、はい。夢だよね。現実に戻って来ても、それもまた夢だよね」と、穿った見方をしてしまう。
    こうなると感情移入もへったくれもない。
    ま、そもそも作り話の小説なので、全ては夢といって間違いではないんだろうけど、夢を題材にしてしまったことで、よりいっそうフィクション感が強くなったというか、耳元で「作り話だよー」と囁かれながら読んでる気分になってしまったので負けです。

    良い子は素直にお話を読んでね。約束だよ!

    それからこのシリーズはいつものこととはいえ、怪異の正体がイマイチはっきりしないのよな~。

    ちょっとこのシリーズ。しばらく間を置こうかな。

    残念!

    • ultraman719さん
      好みは、人それぞれなんで、良いのでは?
      それより、平山夢明さんの方に向かって欲しいなぁw
      好みは、人それぞれなんで、良いのでは?
      それより、平山夢明さんの方に向かって欲しいなぁw
      2024/08/13
    • 土瓶さん
      1Qさん。
      ★2はちょっと合わない程度です。
      ワガママなんで。
      ワガママボディーなんで!!
      (# ゚Д゚)ワガママボディーッテナンヤネ...
      1Qさん。
      ★2はちょっと合わない程度です。
      ワガママなんで。
      ワガママボディーなんで!!
      (# ゚Д゚)ワガママボディーッテナンヤネーン!
      (# ゚Д゚)ナンヤネーン!!
      (# ゚Д゚)ナンデヤネーン!!!
      (# ゚Д゚)ワシカンサイジンチガウネーン(笑)
      2024/08/13
    • 1Q84O1さん
      土瓶師匠

      世間はそうとうは見てくれません!
      ★2は半分以下なので"低"評価と見なされます!
      で、低評価とワガママボディーを持ち合わせた者こ...
      土瓶師匠

      世間はそうとうは見てくれません!
      ★2は半分以下なので"低"評価と見なされます!
      で、低評価とワガママボディーを持ち合わせた者こそ土瓶師匠なのです( ー`дー´)キリッ
      2024/08/13
  • 比嘉姉妹シリーズ長編新刊。冒頭の理不尽な理由による大量殺人がえげつない。売れっ子作家の父親の故郷である関西の田舎に引っ越してきたけどマイルドヤンキー世界に慣れない「僕」。そんな中父親の友人の子ども達が自分と同じ様な悪夢に苦しんでいるのを知り、協力して立ち向かおうとするが…。比嘉姉妹が活躍するどころか足を引っ張っていると思っていたら第二部が始まりそういう事かと。ある意味最強の夢を見せるばくうどとの対決よりは現実の世間の暴走、そして手のひら返しの方が怖い。今回比嘉姉妹それぞれの弱さが胸に染みる。そして対決の結果!次作で解決するよね、ね。

  • 帰ってきた澤村ホラー。

    冒頭から、不快描写のラッシュ。不安なフラグ、屈託まみれの登場人物、違和感のある章末展開。

    正直なところ、「ずうのめ人形」以降、長編作品の乱れがある気がしていた(「ししりばの家」での「ししりば」の供養が雑だったり)が、それすらも伏線と思わせるような、復活作品と銘打ちたいほど、素晴らしい作品だった。

  • 僕にだまされ 劉にだまされ
    特に前半の殺人シーンは
    かなりのグロさでした
    妊婦の方は読まないほうが
    よいかも・・・
    幸せな悪夢を見つつ死ぬか
    悪夢を見つつ辛い現実を生きるか
    あれ 夢の中のほうが幸せ
    と思うんですが
    なぜか現実に戻りたくなる気持ち
    なんとなく 分かる気もします

  • 迷い惑わされ、慄き、祈る一冊。

    見たくないのに見る夢。
    コントロールが利かない夢。

    そこを効かせ、恐怖へと仕立て上げた絶品ホラー。

    序盤から残虐極まりない、それこそ夢であってほしいと思う幕開け。

    容赦ない描写でもページを捲る手は止まらない、止めさせないのはさすがだ。

    一体、この恐怖の夢の森の出口はどこなのか…今、何が夢で何が現なのか、足元危ういまま終始迷い惑わされ連れ回された感、それに伴う慄き、驚き、ドキドキ感が絶妙。
    と同時に沸き起こる祈り。

    弱さも強さも含めての比嘉姉妹が好き。 

    そしてもちろん続編への祈りがやまない。

  • 久々の比嘉姉妹シリーズです。かなりショッキングな事件から始まるのですが、読み進んでいくと、そうそうこの感じと脳に染みてきました。長編でしたが、えっ?という展開もあり、あっという間で楽しめました。次巻が気になります~

  • 今年一発目の小説!
    いやー期待を裏切らずめちゃくちゃ面白かった。
    やっぱり澤村伊智はホラーを描かせたら間違いない
    しかも比嘉姉妹のシリーズだからより面白い!

    今回は夢の中に現れる怪異…
    夢の中、自分ではどうにもコントロールできない領域だからこそ、めちゃくちゃ怖い

    エルム街の悪夢のフレディやジョジョのデス13レベルの最強最悪の怪異

    最強の退魔師のお姉ちゃん琴子さんも大苦戦
    このシリーズ、ぼぎわんやなどらきなど
    強くて怖い怪異がたくさん出てきたけど今回がたぶん最強で最恐だと思います。

    ぼぎわんみたいに映画化して欲しいけど内容的に無理かな…
    前半の内容と後半の内容でガラリと変わる構成的にもとても面白かったです。

    辛い現実より極楽な夢を選ぶのか

    澤村伊智ファンは是非、読んだことのない方も
    最高のホラーエンタメなので絶対に楽しめると思います!

    • sinsekaiさん
      是非是非!
      教団の子の五億倍面白いですから….笑
      是非是非!
      教団の子の五億倍面白いですから….笑
      2023/05/09
    • puttyhamaさん
      お~五億倍!(笑)
      お~五億倍!(笑)
      2023/05/11
    • puttyhamaさん
      かなり遅くなりましたが…
      オススメしていただいた「ばくうどの悪夢」読みました~

      五億倍おもしろかったです!!

      前半からの後半へ...
      かなり遅くなりましたが…
      オススメしていただいた「ばくうどの悪夢」読みました~

      五億倍おもしろかったです!!

      前半からの後半へ~のひっくり返し方
      え?これってどっち?夢?現実?
      読み返すほどおもしろい!
      やられた~!

      最高でした!!
      おすすめしてもらってよかったです~
      ありがとうございます!
      2024/04/12
  • 大きく分けて前半と後半に分けられる構成。前半だけでは謎が多いけど、後半を読んで少しずつ違和感に気付いていく。結局病院での大量殺人の動機というか目的があまりわからなかった。怖さより不気味で胸糞の悪い場面も多い。寝ているのか寝ていないのか真実が見えなくなりそうになる。

  • 図書館。好きな作家の好きなシリーズ。
    すごく胸糞悪いし、すごく自分の嫌な所を見つめ直すことになるけれど、すごく面白い作品だった。そして続きが気になる。

  • 比嘉姉妹シリーズ。東川西市T台に歪んだ憎しみを募らせた男が総合病院の産科病棟で大量殺戮を繰り広げる衝撃的な場面から幕を開ける。事件で妻子を失った樋口を慰めるため、定期的に集まる学生時代の友人たち「片桐軍団」とその子供たち。以降はリーダーである片桐の息子「僕」の視点で悪夢が現実に干渉してくる恐怖の日々が描かれる。親への恨みで自分たちの命が狙われているのか。軍団の一員野崎と妻の真琴の協力で「僕」は「ばくうど」の悪夢から逃れる方法を模索するーー

    えっと、総体的にはとても面白かった。中盤、全てが解決したように見えてからの世界がひっくり返る展開は澤村作品らしく、それまで感じていた小さな違和感が見事に回収されるカタルシスもちゃんとある。琴子さんが「僕」の命を執拗に狙うカラクリも腑に落ちる。そこからまさに本当の戦いが始まるわけなんだけど、個人的には何故か失速してしまった。

    (以下かなりネタバレに触れます)

    ここから先は上手く説明出来る気がしなくて、誰にも理解してもらえない前提で書くけど(笑)、澤村さんはこの作品をフレディ・クルーガーに捧げている。フレディはホラー映画『エルム街の悪夢』で夢を介して襲ってくる殺人鬼。夢で殺されると現実でも死んでしまう。本作の「ばくうど」もたしかに同じように夢に現れて魂を喰らう化け物なんだけど、見せてくるのは悪夢ではなく、本人が望む世界なのだ。つまり自分に都合の良い、心地いい世界。琴子さんが現実では死んでしまった弟妹たちと一緒に暮らしていたり、それこそ片桐は現実では得ることがなかった物書きの仕事、妻子、友人たちに尊敬される世界。この設定もたしかに虚しく、恐ろしいことではあるが、いかんせん恐怖が感じられなくて。いや、三人で夢に入って化け物退治するのはまさに『エルム街の悪夢3』を彷彿とさせるのだけど、だからこその期待したような恐怖描写が欲しかったというか。現実かと思っていたら悪夢に変わる前半部(片桐の世界)の描写とかが私は怖いというか、好きだと思ったのだ。だから主役が劉くんにスイッチしてしまった現実パートからは、どう解決するのかは気になりつつも、ページをめくる手は失速してしまった。

    あと完全に退治しきれてない状態で終わっているのもあると思う。こんなにボリューム割いたのに、なぜここで終わるのかなぁ。だったらもう少し書いてちゃんと終わらせてくれても良くない?
    そう思ってしまうのは毎回面白いものを読ませてくれる澤村さんへの期待度を高くし過ぎた私だけですかね(笑)。どっちにしろ次の長編も楽しみにしてます。

  • 夢がテーマであることを無茶苦茶利用していて、中盤の大展開でどう読んだら良いのか示してくれる。映像化してもうまく活かされそうな話だなと思った。途中で切ない描写もあり、シリーズファンとしては、嬉しくも悲しくもある。シリーズではあるものの比嘉姉妹はそれほど前面には出ず、これまでの作品とはまた雰囲気が違う一面があり、それでいて次作が気になる。

  • 非常に複雑なつくりの話。
    前半後半で分かれていて、考えながら読まないと何が何だかわからなくなる笑
    夢か現実か…怖かった。

  • ★3.5
    前半まで★4
    作中作、夢の中の夢の様相を呈し、何が"現実"かわからなくなる。
    人物紹介もさもありなん。
    後半からは謎もなく冗長。
    子供達ががんばった!

  • 比嘉姉妹シリーズ。

    まさに悪夢。夢なのか現実なのか入り組んでいて悪酔いしそうになる。冒頭の大量殺戮犯の歪んだ自意識はもちろん気持ちが悪い。しかし、それを持ち上げたりこき下ろしたりする、ネットの第三者たちや被害者の周囲の人たちの意識のほうがもっと不快だ。

  • 前半部分から、いきなり結構グロいです。
    たぶん、嫌な人は嫌だと思う表現があります。なので、頭からガツンときました。
    田舎特有の面倒な人間関係の話かと思ったら、そこはさらっと流され、すぐにホラー展開へ。
    読んでいくと、あれ?夢オチ?それともまだ夢なのか?と少し混乱。
    そして、これは誰の夢なんだ?となって、ますます混乱。
    後半部分は謎解き要素があり、解決するのかどうなのかが気になりすぎて、早く片付いてほしい!と思って読み進めました。
    最後はすっきりとはしなかったけど、なるほどと思う結末でした。

  • まさかの展開の連続。 残酷な化け物だけど、幸せな夢がみたいとは、誰もが望んでいるのかもしれない。

  • 待望の“比嘉姉妹”シリーズ最新作
    「エルム街の悪夢」の現代版、眠ったら死ぬホラー
    起きても恐怖で心臓がバクバクする悪夢よりもいつまでも浸っていたい良夢を見るのがいいけど、果たして夢の中のまま死んでしまっても良いのか?
    そんな夢ホラー

    現代版「エルム街の悪夢」は「インセプション」も加わり、夢の中の夢や誰の夢か、はたまた現実か…何処なのかが曖昧になっていく
    物語の前半は怪しい殺人鬼の序章から一転、しあわせな家族が悪夢に襲われる物語になっていく
    野崎夫婦も出てくるけど、なんか違和感だらけ
    と思っていたら、やっぱそういうことか…

    琴子姉ちゃんの夢の中が、もの悲しい
    ジャケの怪しさも好き
    これも映画化希望!

  • 産科病棟で起こった凄惨な大量殺人が影を落とす田舎町で集まった、「片桐軍団」と名乗っていたかつての友人たち。彼らの子供たちが謎の悪夢に苦しめられ、やがては命を落とす事態に発展した。軍団の一員であった野崎は妻の真琴とともに事態の収拾に当たろうとするものの、そこには思いがけない作為があった。今回も読んでいて非常に楽しい、比嘉姉妹シリーズのホラーです。
    夢の中でどれほど怖い思いをしようとも、目が覚めれば安心できるものですが。それが現実にまで侵蝕して死に至るものになるというのはとても恐ろしい話。その一方で極楽の夢に誘われてそのまま目が覚めない、というのも恐ろしいのですが、しかしそれに抵抗することができるのかというと……その方が突き詰めてみればより恐ろしいことなのかもしれません。どこまでが夢でどこからが現実なのか、自分が眠っているのか目覚めているのかわからないその感覚もまた堪えられないほどに不気味です。
    シリーズファンからすると驚愕の展開に振り回されっぱなしでした。野崎が、真琴が、琴子がまさかそんなことにっ! ちょっと待てこれどうなってんの!? そして比嘉家の姉弟が勢ぞろいする様子が楽しいような、悲しいような。琴子の意外な姿が見られたことも印象的でした。

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著者プロフィール

1979年、大阪府生まれ。東京都在住。幼少時より怪談/ホラー作品に慣れ親しみ、岡本綺堂を敬愛する。2015年に「ぼぎわんが、来る」(受賞時のタイトルは「ぼぎわん」)で第22回ホラー小説大賞<大賞>を受賞しデビュー。2019年、「学校は死の匂い」(角川ホラー文庫『などらきの首』所収)で、第72回日本推理作家協会賞【短編部門】受賞。他の著作に『ずうのめ人形』『などらきの首』『ひとんち』『予言の島』などがある。巧妙な語り口と物語構成が高く評価されており、新たなホラーブームを巻き起こす旗手として期待されている。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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