心霊探偵八雲 Short Stories (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.67
  • (14)
  • (33)
  • (33)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 462
感想 : 27
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041098806

作品紹介・あらすじ

赤い左眼を持ち、死者の魂を見ることができる斉藤八雲。晴香との出会いを八雲視点で描いた「あの日の君」ほか、読めばもっと八雲シリーズを好きになるファン必携のショートストーリー集が待望の書籍化!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 八雲シリーズを今まで読んだことがなく、シリーズの途中から読みましたが、理解でき、すぐ解決し、次に行く感じで読みやすかったです。

  • 「Short Stories」というサブタイトル通り、電子書籍含む様々な媒体に掲載されたものに書き下ろしを含んだ13の短編が収録された1冊。
    本編のどの段階にいてもさらっと読めるお話ばかりなので、本編のハードさに疲れたときに読んでみてもいいかもしれません。
    まだシリーズを読み始めたばかりで、八雲の世界観に慣れていない方にもオススメです。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    ただし今回☆2としたのは、本編くらいの密度の濃い長編ミステリーに慣れた身としては、逆にお話がライトすぎて物足りなかったのでした(苦笑)
    また13本中4本が、晴香が厄介事を持ち込む→解決すれば報酬が出る→八雲が事件に関わる、というパターンで、だんだん八雲が金の亡者に見えなくもない展開に…(汗)

    って、いやいやもちろん、金の亡者・八雲じゃない話もあります!
    刑事・後藤が主人公の話や、八雲が中学生の頃の話(←これは本編を7巻くらいまで読んでいると、真相が推測できてしまうお話でした)、八雲の他の作品の登場人物が出てくるもの…などなども、入っています。
    そして「Another Files いつわりの樹」の番外編ショート、「約束の樹」は、いつわりの樹のネタばらしはなかったのでご安心を…

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    ただ、本編完結編を読み終えたあとの2人の様子も入っているのかな??と勝手に期待していた分、☆が減ってしまったのでした、、、
    八雲と晴香のツンデレラブラブな話も読みたいんです〜!どうかよろしくお願いします!!

  • 13編の短編集
    いつもと違ってサクッと解決する謎や過去、そして日常の話
    安心して読めました

    他のシリーズのキャラも所々に登場しててそこも楽しかったです

    「あの日のきみ」は八雲サイドの出会いの場面でそんな事思ってたのねとなりました

  • 本編とは異なるホラーテイストを抜いた登場人物たちの日常を書いたショートストーリー集。わくわく感は無いけれど、人物を構成する日常を、清涼感を持って読める。
    後日譚や裏事情的な面もあり、楽しくまたあっという間に読み終えた。また本編を読み返したくなる作品。

  • ショートストーリーなので、サクサク読みきりました。
    けど、やっぱり短編では物足りない。

  • 八雲シリーズがどんなストーリー展開するのかという紹介的な1冊に思いました。サクと読める手軽さがいい。

  • 八雲の短編集。
    心霊要素の話しは少ない。全編を読んでいる者にとっては物足りない。

  • 隣のサークルの様子に想像をたくましくする
    〈ミステリー研究会〉半田くんの話や
    中学時代の八雲が関わる『真夜中の図書館』は
    他人目線で書かれた八雲が楽しめました。

    他にも短いながら幽霊がらみの事件がいくつかと
    著者の別シリーズキャラが
    友情出演っぽく姿をあらわす『邂逅』など
     ↑これ、またそっちのシリーズ読んでから
      読み直してみよう
    オフィシャルサイトや販促小冊子などに
    書きためられていた物語をまとめた
    ご褒美本のような一冊でした。

  • 短編集だったのでサラッと読めた。
    夏祭りの猫面ってダレ?
    後藤さん??
    他の話に繋がってるのかな?
    よくわからなかった。

  • 短編
    八雲と晴香の会話にほっこりする。

全27件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

神永学の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×