西郷どん! 前編 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 76
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041098851

作品紹介・あらすじ

薩摩の貧しい武家の子に生まれた西郷隆盛は、なぜ維新の英雄として慕われるようになったのか。幼い頃から親しんだ盟友・大久保正助との絆、名君・島津斉彬との出会い。激動の青春期を生き生きと描く!

感想・レビュー・書評

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  • 「坂上の雲」を挫折した身としては、歴史小説としてとても読みやすかったです。

    小説として多少史実と異なることもあると思いますが、西郷隆盛がどのように日本の政治に関わってきたのかがわかりました。以前大河ドラマをやっていたので、キャストや歴史の背景情報もネットにふんだんにあり、登場人物を深堀しながら読むのも楽しいと思います。

  • 913

  • 西郷隆盛の生い立ち〜2度目の島流し(沖永良部島)までが描かれている。今まで日本史をあまり知ろうとしなかった事に後悔。
    愛加那との出会い、結婚の話が特に好き笑

    後編が楽しみです。

  • 西郷隆盛について、余り知らない私が、最初にこの本を取った時、「西郷どん!」のフリガナが、「せごどん!」と、なっていて、その鹿児島の訛りに興味が、湧いた。

    西郷隆盛の息子菊次郎が、京都市役所の市長へと赴任して、父の話を語る事ことから、始まる。

    貧乏な下級武士の生まれでありながら、藩主 島津斉彬にゾッコン、ほれ込み忠誠を誓う。
    又、時代の先取りを見つめていた斉彬に、尊敬の念を抱き、自分自身も、勉学で、世界ヘと、目を広げていくのだ。
    篤姫の婚礼道具の調達も、隆盛が、采配して、事なき事に、・・・
    酒も女も縁がなく、生真面目さだけ、そして、手にしなかった妻も、生娘のまま、実家ヘと、・・・・

    自分の家も借金をしてまで、斉彬に心頭している。

    水戸家の学問である水戸学、そして藤田東湖の国家論は、隆盛も、熱狂したが、最新の情報を得て、海防を学ぶにつけ、今、攘夷なるものが、出来るのか?と、・・・
    そんな中、斉彬が、暁天・・・
    隆盛は、殉死するつもりであった。

    幕府を飛び越えて、天皇への密勅を受けた水戸藩は、老中達と相談してしまう。・・・・
    安政の大獄へと、井伊直弼は、尊王攘夷派の反幕府勢力を処罰することへ。
    悲観した隆盛は、月照と二人共に、心中へと、船をこぎ出すけど、生き残ったのは、隆盛だけ。

    そして奄美島へ、飛ばされることになる。
    208ページの奄美で、結ばれた菊次郎の母へ、隆盛が、「初めて、女と愛し愛される」・・・と、語っている。

    先日10月26日、ホテルでの会見で、「私は、眞子さまを愛しています」と、言わしめた方を、この本を読みながら、さすが、アメリカ帰りは違う!と、書かれているように、その通りだと、納得してしまった。

    奄美大島、徳之島、そして、沖永良部へ、流罪へ・・・
    私の記憶では、奄美大島だけで、戻されたと、思っていたのだが、・・・・
    愛加那が、「人というものは、サイコロの様・・・・いくつかサイコロを売ると、何万べんかに一度、信じられないような目が続けて出て来る。」という事は、深い。

    しかし、隆盛の人格であろう。
    どの土地ヘ行っても、人から好かれる好人物に描かれており、これから、後編ヘと続いている。

    早速読まなくては・・・・と、思っている。

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著者プロフィール

一九五四年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。一九八二年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなる。一九八六年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第九十四回直木賞を受賞。一九九五年『白蓮れんれん』で第八回柴田錬三郎賞、一九九八年『みんなの秘密』で第三十二回吉川英治文学賞、二〇一三年『アスクレピオスの愛人』で第二十回島清恋愛文学賞を受賞。『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』など著書多数。『西郷どん!』は二〇一八年のNHK大河ドラマ原作になった。同年紫綬褒章受章。二〇二〇年には週刊文春での連載エッセイが「同一雑誌におけるエッセーの最多掲載回数」としてギネス世界記録に認定。同年第六十八回菊池寛賞受賞。二〇二二年七月に日本大学理事長に就任。

「2022年 『成熟スイッチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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