- 角川グループパブリッシング (1950年8月15日発売)
本棚登録 : 487人
感想 : 49件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784041099063
感想・レビュー・書評
-
太宰の作品は読んでいて気持ち悪くなるというか,全然明るい気持ちになれない.
斜陽は,落ちぶれた貴族の話で,時代背景的にも社会主義革命の色が見て取れる.
全体的に登場人物たちに活気がなく,生活も荒れ果てている.でも,これは太宰の作品だからなのではなくて,戦後長らく日本人は希望を持てていなかったのかもしれないとも思う.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恋、と書いたら、あと、書けなくなった。
-
祖父の本棚から拝借して読んでみた。直治の夕顔日誌や遺書はなかなか共感できた。
-
最後まで読まないともったいない本。
-
恋と革命 強い
-
これはとてつもなく暗い作品です。
零落した貴族というのも悲しさが漂いますし
母親が弱り、あっけなく死に行く様も暗いと来ています。
主人公もとかく悲しい目に遭っています。
そう、離婚という。
そして行き着いた先は傷つく恋…
全部に陰鬱が漂います。
この作品は死の1年前に書かれたそうで。
きっとこの時期から彼の死の渇望は
あったのだとおもいます。 -
太宰に少し苦手意識を持っていた私が、すんなりと読めた作品。この本のおかげで、ほかの作品も読んでみようという気になった。
-
-
初、太宰作品でした。
文章がすごく丁寧で、するするっと読めて、出てくる人物を想像するのが楽しかったです。
心の描写もすごく丁寧で、さすがだなと思いました。
また繰り返し読んで、理解を深めていきたいと思うような本です。 -
今まで何度読んだだろうか。
こうしておそらく一年に一度は読んでいるんじゃないだろうか。
こういう文学に関しては、評価はちょっとできませんね。 -
近代文学に苦手意識があったんですが、これを読んで拍子抜けしました。
読みやすいし面白い!
思わず吹き出すこともあるくらい楽しくてびっくりしました。
太宰治には鬱々としたイメージを持ってたので余計驚きでした。
面白い小説です。 -
遂に挑戦した『斜陽』
文章の書き方が本当に少女らしくて
太宰は才能豊かだと実感しました。 -
私は、あなたの赤ちゃんを生みたいのです。
これ、一度言ってみたい! -
淡々とした中に、なんかいろんな蛇が隠れているような話。
スガちゃんはやっぱりそうだったのか。 -
読んだのと表紙が違うがおそらくこれであっていると思う。
ヨイトマケ、とは土方で地ならしをする仕事の事のようだ。
「斜陽族」という言葉を生むほどのブームが起きたという事が現代を生きる私には俄に信じがたい。
しかし考えさせる節々がありおもしろかった。
財産を食いつぶしていく没落貴族。
滅びの美学。
お嬢さまだった私の祖母ら、本書が刊行された頃、かず子に近い年齢であったはずだ。若い頃の逸話を聞く事はあったが戦後どのように思いながら生きたんだろうとふと思った。そういう人たちにとって斜陽の受け取り方は私とは異なるであろうことに興味がわく。 -
没落する生活と、胸の中の革命。
子宮を持っている女は強いです。
直治の文章が痛切です。
著者プロフィール
太宰治の作品
