斜陽 (角川文庫クラシックス た 1-4)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041099063

感想・レビュー・書評

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  • ■未読

  • これはイイ。様々な主義思想を持った人たちが出てきて、それを貫いて生きていく。<BR>幸せってなんなんですかね。

  • ねえさん、僕は貴族です。

    直治ーーーー!!!

  • 小学生の時分教科書で学んだメロスを除いて太宰作品とのファーストインプレッション。女が憬れる女を描写するのが巧いなーとほうほう唸りながら読んでいました。

  • 05.10/18 05.11/04

  • かず子が格好よかったです。

    直治の遺書の「姉さん。僕は貴族です。」
    に泣きました。

  • これから読みます。

  • 太宰の有名作品だから読んでみたかったんですけど純粋に面白かったなあ。読んでいくうちにどんどん斜陽の世界に惹かれていく。文章が綺麗で、ところどころ物凄く衝撃を受ける文がありました。『人間は恋と革命のために生まれてきたのだ』『私のひと。私の虹。マイ、チャイルド。にくいひと。ずるいひと』

  • 太宰の本をきちんと読んだのは初めてではなかろうか。思っていたよりも暗くなく、安心。女生徒、人間失格など、他も読んでみたい。

  • 姉さん。だめだ。先に行くよ。  (本文より)





    太宰って好きじゃない。この時代の本って好きじゃない。
    ほとんど読んだこともないくせに、そんな風に思っていたけれど、太宰は女性が主人公の話は面白いと思った。(『女生徒』然り)

    直治、彼がとても愛おしく思えた。それは多分、彼の死によるんだろう。

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著者プロフィール

1909年〈明治42年〉6月19日-1948年〈昭和23年〉6月13日)は、日本の小説家。本名は津島 修治。1930年東京大学仏文科に入学、中退。
自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、戦前から戦後にかけて作品を次々に発表した。主な作品に「走れメロス」「お伽草子」「人間失格」がある。没落した華族の女性を主人公にした「斜陽」はベストセラーとなる。典型的な自己破滅型の私小説作家であった。1948年6月13日に愛人であった山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

「2022年 『太宰治大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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