人間失格・桜桃 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 95
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041099070

感想・レビュー・書評

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  • ★★☆☆☆

  • 若いころから年に一度は読む名作。「自分には、あざむき合っていながら、清く明るく朗らかに生きている、あるいは生き得る自信を持っているみたいな人間が難解なのです。」という臆病で甘えん坊な部分にかつては共感したものだが、時は流れ正月から日経一面にAIが取り上げられる時代。AIは難解な人間とコミュニケーションをとれるようになるだろうか?と妙な心配が。 あるいは太宰は既にAI的であったのか? 

  • 2作品セット。
    どちらも青空文庫で読めます。
    個人的に初太宰。

    ■人間失格
    古典(?)にしては読みやすかったけども内容が全編に渡って陰鬱。
    著者本人の経験を元に構成されていると知って一層複雑な気分に。

    ■桜桃
    こちらもなんとも言えない思いにさせられる。
    子を持つ親なら尚更なんだろうなぁ。

  • ずっと読んでみたかったけれど、悪い方向へ感化されてしまいそうで、手が出せなかった。魅惑の本。ゆっくりと読めてじっくりとかみしめて読めて、本を読みたいという気持ちがふつふつと沸いてきました。生きたいと思う強さを、少し見える形が表現している、そんな本でした。

  • 主人公は、とっても人間くさいと思った。
    けど、最後のあの収容所に入ったところで、この本のタイトルの意味を理解した気がしました。

    主人公と似たような気持ちを抱くこともあるし、なんというか、太宰の作品で初めて見た作品で、表紙につられてのこのこ見てたものの、思わず読み耽ってしまった作品でした。

  • 080818(m 081022)
    090922(s 091021)

  • 言わずと知れた一番有名かつ最も読まれている太宰作品。太宰治論の奥野健男氏は「太宰治の全作品が消えても、『人間失格』だけは人々にながく繰返し読まれ、感動を与え続ける、文学を超えた魂の告白と言えよう」とまで評しています。

    アフォリズムを作り出す天才だと言われる太宰治。中でも『人間失格』の中の言葉は際立って名文揃いです。主人公である葉蔵の破滅へのリアルな道筋は、読んでいて寒気がするほど。人と人との繋がり、社会との繋がりなどの意味を改めて考えさせられます。

  • あんまりすきじゃない。私小説なのに私小説じゃないみたいなことをいいはっている。
    なんでー?
    それから、挿入詩は良い。

  • 言葉がない(;_;)

  • 太宰、良い。あとがきでマダムが言ってるよう葉ちゃんって傍にいる人にはとてもいいこだったんだろうなあ。悪いとかじゃなくてただ悲しい人だった。もっと自分を信じる基盤みたいなのがあったらね。

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著者プロフィール

1909年6月、青森県生れ。学生時代から小説の創作を始める。東大仏文科入学を機に上京。在学中に非合法運動に従事するもやがて転向し、以降、本格的な執筆活動を開始する。1935年に「逆行」が第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。1939年に結婚し、「富嶽百景」や「女生徒」、「走れメロス」などを発表。戦後には『斜陽』がベストセラーとなり、流行作家となる。「人間失格」を発表した1948年の6月に、玉川上水で入水自殺。織田作之助、坂口安吾らと共に「新戯作派」「無頼派」と呼ばれた。

「2019年 『太宰治 女性小説セレクション 誰も知らぬ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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