- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041099087
作品紹介・あらすじ
大学落第から入社試験の失敗、鎌倉山での自殺未遂、腹膜炎とパビナール中毒の悪化、芥川賞落選…。生活、文学の壮絶な葛藤のなか、二十六歳で身を刻むように書き著した表題作「もの思う葦」のほか、文壇の老大家、志賀直哉に命を賭して異議を唱えた「如是我聞」まで、自己を凝視し、文学論から人生論、日本人論にまで広がる、類まれなエッセイ、アフォリズム集。
感想・レビュー・書評
-
去年の桜桃忌の日に買った本。
太宰さんのエッセイ集。
こんなことを書いて大丈夫なの!?と思ってしまうくらいストレートな文章。
特に志賀直哉を滅茶苦茶に批判した『如是我聞』は、初めて読みましたが凄かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
配置場所:摂枚文庫本
請求記号:914.6||D
資料ID:95980192 -
柳美里さんの解説に涙。
-
太宰治によるエッセイ集。もう、暗すぎでウケる。しかし、文学論になると熱くなり、悪口には過剰。志賀直哉に悪口を言われて、悪口で応戦しちゃう感じがなんかかわいかった。彼が現代にいて、Twitterしてたら、どんなツイートするのかめっちゃ気になる。
-
太宰治の精神が収録されている作品です。
人生において自分に振りかかったいろいろな
できごとについて述べています。
たとえば、大学落第から入社試験の失敗、
自殺未遂、腹膜炎とパビナール中毒の悪化、
芥川賞落選など・・・
表題作「もの思う葦」のほか
志賀直哉に異議を唱えた「如是我聞」が
収録されています。 -
なかなかおもしろい
-
太宰氏の子供っぽさに、何となく救われる。落ち込んだとき、読みたくなる。
著者プロフィール
太宰治の作品





