人間失格 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 2290
レビュー : 245
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041099124

感想・レビュー・書評

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  • 読み易くてびっくり
    生田斗真表紙の
    旧字体を新字体、旧仮名づかいを新仮名づかいに
    改版されたものでした
    昔挫折したけど、この歳で読了
    太宰治は読まなきゃダメだよね
    読めて良かった
    改めてすごい人生だなと思った

  • 読んでて普通に面白かったな。その辺の小説よりよっぽど一語、一文、一章が練られてて。

    太宰っていうと自殺したこともあって「死」のイメージが強かったし、人間失格っていうタイトルからも死の臭いがするけれど、この小説が描いているのは紛れもなく「生」なんだと思う。
    葉蔵の生き方はもちろん極端なんだけど、その節目節目に少しずつ共感できる部分もあって、他人事とは思えずに読み進めてしまう。巧い。

    それから、桜桃は本当に秀逸だった。「文学」とかいういかめしいものじゃなくて、純粋にお話として面白い。

  • なんかすごく暗いけどダメ人間だけど誰しもにある部分な本。

  • どの辺が名作なのかよくわからん。

    確かに苦悩や葛藤は滲みでていますが、ストーリーとしての面白さはないな〜。

    つまらないので、時間がかかったし、何回も投げ出そうと思いました。

    読解力不足なのかな?

    他人に薦めたくなる本ではないですね。

  • みにつまされる

  •  ほんとにくそだな、この主人公。

     タイトルは知ってるけど読んだことない著名作を読もう運動がひそかに継続中なわけですが、太宰っつったらやっぱこれかなって思って読んでみて、思った以上に主人公がひどくて笑ってしまいました。
     純文学(ってカテゴリに入るのかもわからないし、そもそもそのカテゴリがなんなのかも分からないけど)ってさ、読んだらこう、真面目に思考を展開させなきゃいけないような気がするけど、それって国語の授業のせいだよね、ここの主人公の気持ちを考えなさいとかさ、ここはどういう意味を持つ文章なのか、とかさ。社会的な背景とか作者の生涯とか、そういうのまで視野に入れて読まなきゃいけないような思い込みがある。そんなん考えるのが面倒だから純文とか避けちゃうんだけど、別に授業やってるわけじゃねぇよなって気づいて気楽に読んでみたら、くそだなこいつ、って分かりやすい感想に行きついた。
     なんか、ほんと、たぶんこういうこと言ったら怒られそうな気はするんだけど、えらい勢いで中二病をこじらせましたね、としか言いようがない。びっくりするわ。自分のこと卑下しまくってっけど、結局なんか爆発しそうなほどの自己愛が溢れてる気がすんだよなぁ。
     抜粋。

     神に問う。信頼は罪なりや。

  • 人間合格は人間失格だ

  • 太宰治の自伝的小説らしい。 
    恵まれたお坊ちゃんだった主人公が、最終的に破滅しちゃったお話。

    「人間、失格」という言葉は終盤で主人公が病院に入れられたときに初めて出てくる。けれども、幼少時から他人にあまり共感できず、人に嫌われることが怖くて意識的に道化を演じること自体がすでに人間失格だと描かれていたみたいに感じた。
    それが本当に人間失格だというのなら、多くの人がきっと失格者。

    主人公はとっても良い子だったんだ。
    良い子すぎて、破滅してしまった。


    ついでに、期間限定の梅佳代の写真カバーもとても良かった。

  • 題名通り、主人公が「失格」の烙印を押されるほど自堕落に落ちていく様が書かれている物語。著者の生涯になぞらえて書かれているせいか、やはり心中ということがキーワードになっている。主人公の苦悩や生い立ちをつぶさに追っていると、最終的に世間が悪いような気にもなる不思議な話の終わり方だった。
    主人公というより、著者がどのような思いでこれを描き、実際にどのような気持ちに襲われどう行動したのか。そちらに興味がいってしまった。

  • 生田斗真表紙バージョン所持

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著者プロフィール

1909年6月、青森県生れ。学生時代から小説の創作を始める。東大仏文科入学を機に上京。在学中に非合法運動に従事するもやがて転向し、以降、本格的な執筆活動を開始する。1935年に「逆行」が第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。1939年に結婚し、「富嶽百景」や「女生徒」、「走れメロス」などを発表。戦後には『斜陽』がベストセラーとなり、流行作家となる。「人間失格」を発表した1948年の6月に、玉川上水で入水自殺。織田作之助、坂口安吾らと共に「新戯作派」「無頼派」と呼ばれた。

「2019年 『太宰治 女性小説セレクション 誰も知らぬ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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