女生徒 (角川文庫)

著者 :
制作 : くまおり 純 
  • KADOKAWA
4.16
  • (170)
  • (119)
  • (83)
  • (11)
  • (1)
本棚登録 : 1743
レビュー : 139
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041099155

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 美しい文章に、惚れました。

  • 女性の感性のような、微妙な変化や心情を親しみやすく書いていて、共感するところが多くあった。とても読みやすい作品だった。女性独特の優しさと悲しさを書いていて、苦しい気分になった。特に、女生徒と皮膚と心が印象深かった。

  • 満点。
    イイ短編。
    表現力や着眼点が凄い。
    そして、面白いし太宰らしい考え。

  • 何度も読みたくなる本当に美しい文章。

    あさ、眼をさますときの気持は、面白い。
    「お父さん」と呼んでみる。
    お父さん、お父さん。夕焼の空は綺麗です。
    それよりも、この空は、美しい。
    「みんなを愛したい」と涙が出そうなくらい思いました。じっと空を見ていると、だんだん空が変ってゆくのです。
    そっと草に、さわってみました。美しく生きたいと思います。
    眠りに落ちるときの気持って、へんなものだ。
    おやすみなさい。私は、王子さまのいないシンデレラ姫。あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?もう、ふたたびお目にかかりません。

  • こうやって鬱々と考え込んでいても、次の瞬間には忘れてしまうものなのに、文章として表現することが可能だったなんてすごい。世界を愛したいと思う。でも汚れたものは嫌悪する。束の間の幸福。そんな矛盾した少女世界。

  • 男が描いた女の心理。素晴らしいと思う。最高に面白い。高校生にはぴったりですね。

  • ダザイはすげーや。

  • こんなきれいな文章をかくんだ!!!太宰は!って思いました

  • 507夜

  • 皮膚と心が最高に素敵。
    自分では、ちゃんとやっているはずなのにどうも後ろ向きな人生を歩んでしまう人をやんわりと優しく包んてくれる。
    現代でもこういう結婚をみんな求めているのでは。

    女の人の生まれ持った悲しみやユーモアがたくさん書かれた本。
    しみる。

全139件中 91 - 100件を表示

著者プロフィール

1909年6月、青森県生れ。学生時代から小説の創作を始める。東大仏文科入学を機に上京。在学中に非合法運動に従事するもやがて転向し、以降、本格的な執筆活動を開始する。1935年に「逆行」が第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。1939年に結婚し、「富嶽百景」や「女生徒」、「走れメロス」などを発表。戦後には『斜陽』がベストセラーとなり、流行作家となる。「人間失格」を発表した1948年の6月に、玉川上水で入水自殺。織田作之助、坂口安吾らと共に「新戯作派」「無頼派」と呼ばれた。

「2019年 『太宰治 女性小説セレクション 誰も知らぬ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

女生徒 (角川文庫)のその他の作品

女生徒 (角川文庫) 文庫 女生徒 (角川文庫) 太宰治
女生徒 (角川文庫) Kindle版 女生徒 (角川文庫) 太宰治

太宰治の作品

ツイートする