女生徒 (角川文庫)

著者 :
制作 : くまおり 純 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1743
レビュー : 139
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041099155

感想・レビュー・書評

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  • こんなにキラキラしていて、こんなに少女らしく、ころころと感情が変わっていくさまを、文章を、男の人が書いたことが本当にすごいと思う。

  • 途中で断念

  • その目で見た美しい光景を、
    眼球はとらえておけるということ.
    嘘ではなくて本当に、
    そうなのかもしれない

  • 「太宰治の辞書」を読んだら、「女生徒」に興味を抱かずにはいられない。というわけで早速。

    太宰って、こんなに面白かったかしら。とんとんとリズムのよい話し言葉は、独白のようであり、訴えかけるようでもあり。一途でいじらしくて、狂おしくて哀しい女の胸の内。いかにも女らしく思う一方で、男性の描いた女だなとも思う。決して理想像ではない。部分的には、シンクロしてしまう。誰にも知られたくない、秘密を暴かれたような心地もする。とはいえ虚構もある。

    面白さではやっぱり「女生徒」が一番か。朝は意地悪、にすごく共感する。目覚めるときの感覚は、確かにこんな感じ。しょげちゃった、なんて言い方も可愛い。私は王子様のいないシンデレラーーは、ぐさりとくる。
    「雪の夜の話」は、子供の頃に読んだ。印象的で、覚えている(太宰だということは、覚えていなかった…)。とても好きな短編。

  • 貨幣と饗応夫人が特に印象に残りました。

  • 色とりどりな女達にまつわるお話し群。アイタタ…な女にいい加減にしろ!とうんざりしたり、いつかの自分とどこか被る女にまたイタタ…。
    女生徒、葉桜と魔笛、皮膚と心、おさん、饗応夫人、など。

  • 一貫した女でした。私より女女しく、男性から見た女のようでもあります。年齢や時代が違っても、これは変わらないのかしらと思います。病や狂人のようになっていくのは、人間のおかしさで、喜劇なところです。堕ちていく女は美しいと、どうして感じるのでしょうか。
    私はどうしてなのか女女しい女が苦手です。登場してくる女達にも惹かれにくいので、頑張って読んでいました。女に生まれてよかったとは思います。女々しいところが良くもあり悪くもあるのです。大好きで大嫌いな自分と向き合ったようでした。

  • 読書部課題図書その24

  • 百円札を擬人化させたような「貨幣」が印象的。
    或る意味時代の先をいっていたのかもしれない。

    解説の「男が女の文体で~」のくだりは興味深い。

    所々に見られる当時の女性に対する目が、
    現代と大きく違っていることを実感させられる。
    二十八でおばさんって、ねぇ。

  • 女性は強いと言うが、決して強くはない。

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著者プロフィール

1909年6月、青森県生れ。学生時代から小説の創作を始める。東大仏文科入学を機に上京。在学中に非合法運動に従事するもやがて転向し、以降、本格的な執筆活動を開始する。1935年に「逆行」が第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。1939年に結婚し、「富嶽百景」や「女生徒」、「走れメロス」などを発表。戦後には『斜陽』がベストセラーとなり、流行作家となる。「人間失格」を発表した1948年の6月に、玉川上水で入水自殺。織田作之助、坂口安吾らと共に「新戯作派」「無頼派」と呼ばれた。

「2019年 『太宰治 女性小説セレクション 誰も知らぬ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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